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今日は休みだ。何をしよう? そうだ、たまっていたジャンプの感想を書こう。

──俺の休日って orz

ということで、『HUNTER×HUNTER』 No.248「6-5」 (週刊少年ジャンプ2005年34号)からNo.255「6-12」 (週刊少年ジャンプ2005年46号)の感想を書きました。

HUNTER×HUNTER No.248「6-5」 感想(週刊少年ジャンプ2005年34号)

ジャンプの34号というと、『太蔵 もて王サーガ(大 亜門)』新連載の週!! という、とんでもなく昔のお話ですね。サクサク行きます。

ヂートゥが新能力発現、という回。モラウがその能力の欠点を指摘して挑発し、ヂートゥが挑発に乗った時点で負けが決定──というのは解るのですが、その後、ツメでモラウを攻撃すれば勝てたような。まぁ、ヂートゥは本気でモラウを殺す気はなかったんでしょう。ヂートゥはモラウを「強敵(と書いて“とも”)」として見ている、ということで。

レオルの能力「謝債発行機(レンタルポッド)」の解説。クロロの能力と似ていますが「恩を売った相手から一時的に借りるだけ」というのが可愛らしい。なんとなく、レオルもヂートゥも、蟻(キメラアント)になる前は子供だったように感じます。ガキ大将というか。

王とアカズの挿話は、作者の才能の豊かさを感じさせます。「何故斯様な者から 論理の究極とでも表現すべき美しい棋譜が泉の如く生み出されるのだ……!?」などというセリフが出てくる辺り、特に。王とアカズ編がどのように決着が付くか、楽しみです。

HUNTER×HUNTER No.249「6-6」 感想(週刊少年ジャンプ2005年36・37号)

欲も畏(おそれ)も無いと申すか」なアカズ。王に「負けたら左腕をもらう」と言われ、悩んだあげく「命」を賭けると言い出します。その後、王が取った行動は……。狂っている、といえば狂っているのですが、実際の戦闘以外の「勝負」にでも、勝利することに己の存在価値があると考える、王らしい行動です。よく見ると、切り取った左腕の根本には布が巻き付けられています。あくまでも左腕は、自分の無礼な発現に対する詫びのためで、酔狂でやっているわけではない、ということを表しているのが見事。

さて、この王の行動が、モラウ・ノヴ側の好機となる──という展開に。レオル達も絡んできて、いよいよ、大きく物語が動き出します。

HUNTER×HUNTER No.250「6-7」 感想(週刊少年ジャンプ2005年38号)

記念すべき、250回達成。──が、この週は特に何もありませんでした。

ネフェルピトーの能力が発現。でも、真っ黒でどんなものかははっきりと分かりませんでした。王の治療を行う間、ピトーの“円”が使えない、それに乗じてノヴが潜入──と、スリルある展開に。ノヴの頭の中で作戦がシミュレーションされ、「慎重に……それでも速く……!!」ノヴが王宮を目指します。なんてことはないシーンですが、すごく緊張感が出ているのがすごい。

ここで新キャラクタ、ビゼフ長官が登場。気が弱そうに見えて、かなりの悪党のようです。「肉の件 リスト送ります」と、送られてきたリストを見て舌なめずりをする──というシーンは、ビゼフも食人をするのか──と見えますが……。ビゼフが選んだ「美人」はパームだった!! という、かなり面白!!な展開に。だいぶ、“あのパーム”からは印象が遠いので、もう少し後でパームと判る、という展開でも面白かったかも。

HUNTER×HUNTER No.251「6-8」 感想(週刊少年ジャンプ2005年39号)

「ノヴが王宮に忍びこんで、二階への階段付近まで進んだ」と、一言で説明できる回。登場人物も「ノヴと蟻(キメラアント)一匹」で、ほとんど下書き状態。マンガ家志望者やごく普通のマンガファンからすれば「ふざけんな!!」な回。──しかし、長年H×Hを読んできた者としては「素晴らしい!!」と絶賛する話でした。

まず、登場から今まで、徹底的に「ノヴはつねに冷静沈着」であることを描いてきました。今回も、突然現れた敵に対し、一瞬の思考で「最短距離からの最大攻撃」を仕掛け、始末します。誰にも見られず、気付かれず、目的に向かって冷静に行動する、というのがよく表現されています。──しかし、王たちに近づくにつれ、次第に息が荒くなり、冷や汗があふれてくる。そのあげく「無理だ」と心の中で叫びます。──ハンター協会会長・ネテロが選んだ人物で、当然ハンター協会の中でもトップに近い実力者・ノヴが、オーラを感じただけで「これ以上 進めない……!!」と断言する。──これだけで、いかに王たちが強敵か、というのが分かる。実際に手合わせをして「……こいつ、強い!!」とか「何!! 戦闘力○○万だと!!」なんてことをしなくても、相手の強さを感じさせることで、「お互いに実力者だけど、その差は歴然」であることを表現しているわけです。

ところで、ノヴが披露した新技は「異空間への入り口である“輪”(帯?)を出現させて、“閉じる”ことによって、輪の中だけを異空間に飛ばす」能力だと思いますが、これって最強の能力では? メレオロンの「神の共犯者」でノヴを見えなくして、上記の能力を発動すれば、王といえど、一撃で倒せそうな。なるほど、だからノヴは……。

HUNTER×HUNTER No.252「6-9」 感想(週刊少年ジャンプ2005年41号)

ノヴ、離脱。王たちのオーラを「観ただけで 精神(こころ)が折れてしまった……!!」ノヴ。その前の「ここまで来れば 安全……!!」と腰を下ろすノヴ、その次のページをめくるのが怖かった。ユピーあたりが背後に立っていて、ノヴの上半身を一口で──なんて描写がありそうで。まぁ、ノヴは王宮への入り口のために、作者に「生かされた」のでしょう。ノヴをここまで追いつめた、王たちのオーラ、いったいどんなものなんでしょうか……? しかし、彼らのすぐ側にいるアカズ、なんで平気なんでしょうね? 案外、王が“周”でアカズにオーラから守るようにしているとか。

パームへの指令も壮絶。「一番大事なのは絶対に成功することじゃなく 失敗した時 捕まった時に 速やかに死ぬこと……!!」──これは、ノヴからの指令でしょうか。人類全体のための指令、ではあるのでしょうが、パームとしては「ノヴのために」任務に就いているのでしょう。報われると、いいなぁ。

また、パームの能力の説明がありました。しかし、これだけでは「パームがゴン・キルアの指導者としてビスケを連れてきた」のは何故か、がまだ分かりません。パームには、まだ隠された能力があるのでしょうか。

HUNTER×HUNTER No.253「6-10」 感想(週刊少年ジャンプ2005年42号)

レオル対モラウ。モラウの「漢の闘(おことのいくさ)」というセリフが、モラウらしくて面白かったです。「趣味の合う奴」とは戦いづらいというのも、いいですね。おそらく、完全に何もかも割り切って仕事として任務に就いていると思われるノヴと対照的で、いいコンビだと思いました。

レオルが発動した能力が、自分の友達の能力であることに気がついたモラウ。その瞬間、すごい勢いで怒り出す、というのもモラウらしい。──というか、この作者は「そのキャラらしくないこと」は全くと言っていいほど描きませんが。読者は「レオルは能力を一時的に借りているだけ」であることを知っていますが、モラウからしてみれば、友達を殺して能力を奪った、と思ったのでしょう。

モラウはレオルの能力に対して、肺活量で勝負。まさか、これが伏線になろうとは──。

HUNTER×HUNTER No.254「6-11」 感想(週刊少年ジャンプ2005年45号)

漢(おとこ)らしく、レオルの能力について気がついたことを話すモラウ。お互いに波に乗りながら話をする、という、何ともおかしな場面。

さて、レオルがモラウの友達・グラチャンから奪った能力によって、室内海水浴場と化した教会内。モラウはどう反撃するのか? ──その解答が「空気中に普通に存在する猛毒」を利用するという、スターオーシャンに出てきたのと同じような展開に。──うーん、教会内って、そんなに密閉されているのかなーとか、そんなに呼吸すると体内で活性酸素が大量に発生するだろうから老化しますよ、とか、そもそも自分も大量に二酸化炭素を吸い込むことになるのでは、とか、色々不満が残りました。「煙を猛毒に変える能力」を持っていた、ということでよかったのに。

パームがビゼフから逃げ出し、ひとりで王宮内部へ……。なんとか、無事に帰ってきて欲しいです。──そもそも、パームは「どれが王か」知っているのかな?

HUNTER×HUNTER No.255「6-12」 感想(週刊少年ジャンプ2005年46号)

巻頭カラー&表紙を飾った回。「No.255なのに“祝! 連載250回”?」「タイトルが“6-12”てw」「うわー、殴り書きにコピック、みたいなカラー」とか、色々思うところはありますが、おめでたいですね。

タコ「タコっていうな!!」

イカルゴがキルアを運んでいった先は、「裏の人間専門の闇病院」だったという、当たり前な結論でした。ここでレオリオが出てくるのは、確かにおかしいですよね。というか、キルアと話していたナース、……人間?(失礼)

イカルゴの知人でモグリの医者──というのがレオリオでも面白いと思った。よく考えたら、人間だったときの知人かもしれない。レオリオのことだから、姿が変わろうが、知人友人は大事にしそうだ。

神の共犯者とは──原稿を落とす仲間のことではない : 亜細亜ノ蛾

キルアとイカルゴは、ゴンたちの元へ。こういう、少年らしいというか少年マンガらしい描写も忘れないところが、本当に作者の才能を感じさせます。

転じて、廃人のようになったノヴ。髪の毛が真っ白になっているのは、単に塗り忘れ──ということではなさそうですが、立ち直る日は来るのでしょうか? この任務が終わったら、パームと幸せに過ごして欲しいです。

王が、アカズの身体を気づかうのを見て、「この女…… 危険だ……!」と心中穏やかではないシャウ。アカズに死亡フラグが立ったか? どのみち、王が勝つようなことがあれば、アカズは殺されてしまうはず、なのに、ここでシャウが危険視する、ということは──。シャウがアカズを始末しようとして、逆に王にシャウが消される──という展開があるかもしれません。パームがどうやってこの場に来るか、というのも併せて、緊張した状態が続きますね。

一気に書き上げてみて

ふー、さすがに少し疲れましたね。毎週毎週、一話の感想がこれくらいの方が、長く続けられそうです。自分から「感想」と書いているのに、いつの間にか「解説」になって、無駄に長くなることが多かったで、これからはもうすこし軽く書いていきます。──と、自分にコミットメント。

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