亜細亜ノ蛾 - Weblog

[SiteSearch Google]

April 29, 2007

『寄生獣』を読もうキャンペーン

[ad]

寄生獣を読もう

寄生獣 - Wikipedia

「ゴールデンウィークに何する?」の答えが今だに決まっていない人、寝て過ごすの一点買いの人は、ぜひマンガを読みましょう!──というキャンペーンの第一弾記事。

今回のオススメマンガは『寄生獣』。

未読の方も、昔に読んでそろそろディテールを忘れた人も、いま読んでいる人も、『寄生獣』を読みましょう!(ん?)

読みたくない人は下記のリンクから買うだけにして(©土屋 賢二)、とにかく手元に置いて欲しい作品です。

「絵が苦手」?

『寄生獣』といえばありがちな感想は「絵が苦手」。たしかにグロテスクな表現が頻繁に出てきますが、だからといって読まないのはもったいない。

ちょうど、『ジョジョの奇妙な冒険』も同じ理由で敬遠している人には、『太臓──』のセリフをどうぞ。

「うーん ジョジョは絵が苦手でちゃんと読んだことなくて……」

「大丈夫!作者(大 亜門)も最初そうだったから でも一度ちゃんと読むと そんな自分を反省したくなるくらい面白いよ!」

『太臓もて王サーガ』 第 85 章

そういえば、ジョジョに出てくる血の表現は、寄生獣と似ています。同じく血生臭い描写が多い『バガボンド』や『シグルイ』で見る「こってりとした血」と比べると、寄生獣は乾いている感じ。なんというか、死んでいる人は本当に「屍体」という「物体」になる感覚。

──まぁ、だからといって、絵の好みはなかなか変わるものじゃないですけどね。

ヒロインはこのコ

さて、本作品のヒロインは、いうまでもなく加奈です(異論は認めない)。えっと、いわゆる「ヤンキー」、あるいはこの作品が書かれた時代でいうと「スケバン」。

──なんだけど、根は純情!「白馬に乗った王子様にお姫様だっこ」されるのを(文字通り)夢見る乙女!

そう、ギャップ萌えですよ。登場人物の中でも群を抜いて明るく社交的で、面倒見が良さそう。メインヒロインと主人公の仲を心配しつつも「あわよくば」を狙うオンナのしたたかさ!

──正直、実際に「加奈そのままのコ」と現実世界で知り合ったとして、うっかり惚れられたりしたら、それはそれで苦労しそう。今の自分では釣り合わないだろうし。しかし、それをいったら綾波もハルヒもミサミサも一緒じゃん!ということで、野暮な物言いはこの辺で……。

ひとりで戦う主人公

『寄生獣』は、どこで切っても「切ない」顔をした金太郎飴のような作品(チープな比喩)です。

とくに主人公・新一(シンイチ)が、ほとんど一人で闘うところが切ない。相棒のミギー以外にはほとんど味方が出てきません。ミギーはミギーで、新一の味方であっても、人類の味方ではないですからね……。

さらに、新一が闘った末に得られたものはなんだったのか、を考えると遣り切れない思いがします。「心に穴を開けた人物」とか……。

ミギーと出会ったことで新一が得たものは、決して無かったわけではないのですが、失ったものがあまりにも大きすぎます。

そのあたりを噛みしめて読むと、有名すぎる下記のセリフに胸を締め付けられる思いがします(未読の人は「え、なにが?」)。

「ミギー、防御たのむ」

風呂敷を畳む

「敵」の力を借りて戦う主人公といえば、『デビルマン』や『エヴァ』などが思い浮かびます。次第に敵の力に取り込まれるところや、最後の方で「はたして敵だったのか」と疑問が出てくるのも同じ。

『寄生獣』も『デビルマン』や『エヴァ』同様、ラストは「人類全体」に話が広がるのか?風呂敷を広げすぎて畳むことができなくなるのか──?

そんな心配は無用で、作者の岩明 均氏は「ちゃんと物語を終わらせることができる作家」なので、最後まで安心して読むことができます。

メインテーマ

──『寄生獣』って、なんだったんだろう……?読み終わったあと、ボンヤリと考えます。

じつは作中で「寄生獣」という言葉は一回しか出てきません。あるキャラクタが「寄生獣」を語るシーンが出てきます。そのシーンが出るまで、読者は自分なりに「寄生獣」という言葉を解釈しているはずなのですが──。それは自分の解釈と合っていましたか?

「寄生獣」のシーンと、最終話のこの会話(?)のシーンが、メインテーマに深く結びついていることは間違いありません。あとは、自分で『寄生獣』とはなんだったのか、考えるのがいいでしょうね。

「ある日 道で出会って知り合いになった生き物が ふと見ると死んでいた そんなときなんで悲しくなるんだろう」

「そりゃ人間がヒマな動物だからさ だがな それこそが人間の最大の取り柄なんだ 心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい !!」

Google Adsense

コメント

コメントを投稿

"『寄生獣』を読もうキャンペーン" にコメントを投稿することができます(別ウィンドウが開きます)。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

"『寄生獣』を読もうキャンペーン"へのトラックバックはまだありません。

過去の記事

カテゴリィ一覧
  1. Movable Type
  2. その他
    1. アイデア
  3. ウェブ
    1. Weblog
    2. Webデザイン
    3. ちょっとイイ話
    4. へぇー(トリビア・雑学)
    5. オモロ
      1. オモロテキスト
      2. オモロニュース
      3. オモロ動画
      4. オモロ画像
    6. ニュース
  4. コンピュータ・エレクトロニクス
    1. PC
      1. Firefox
  5. マンガ・アニメ・ゲーム
    1. アニメ
      1. 新世紀エヴァンゲリオン
    2. オタク
    3. ゲーム
    4. マンガ
      1. 週刊少年ジャンプ
        1. DEATH NOTE
        2. HUNTER×HUNTER
        3. SKET DANCE
        4. バクマン。
  6. 本・音楽・映画・TV
    1. TV・芸能
    2. 映画
  7. 食・健康・生活
    1. ファッション
    2. 食べ物