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『銃夢』を読もうキャンペーン

自分の初恋は幼稚園時代で、相手は(定番の)保母さんとドロンジョ様でした(後に、のび太と同じ声優さんと知って驚愕する)。そのまま二次元キャラまっしぐら!──かと思いきや、アニメは『トムとジェリー』くらいしか見なかったし、マンガキャラにハマる事もありませんでした。

『銃夢』に出会ったのは、週間少年ジャンプ誌上の広告ページ。当時はマンガ雑誌の『ビジネスジャンプ』の存在すら知りませんでしたが、「ふわふわ黒髪」で「ぱっちりお目々」そして何といっても「タコのクチ」のガリィが睨んでいる絵を見て、一目惚れしました。

マンガキャラに一目惚れしたのは初めてで、ちょうどコミック 1 巻の発売間近だったので、すぐに買いました。まったく中身を知らずに買ったのですが、英断でしたね。

『銃夢』とは

銃夢』(ガンム、GUNNM)は、木城ゆきとSF漫画作品である。集英社の雑誌「ビジネスジャンプ」で1990年から1995年にかけて連載され、単行本は全9巻が発売された。

銃夢 - Wikipedia

主人公・ガリィが強い!

『銃夢』という作品を支える大きな柱が、主人公のガリィ。ガリィが、とにかく強い!

女性の脳(生身)と、女性の身体を模した機械の身体を持つサイボーグ──というと、SF マンガでは非常にアリガチ。女性でありながら、男よりも強い──というのも非常にアリガチなのですが、たとえば攻殻機動隊の素子(もとこ)とガリィの「強さ」はちょっと異なります。

ガリィは、知的・哲学的でありながら、非常に感情的。頭で理解するより、身体が先に動く感じ。まるで獣のような描写が多いのが特徴です。

そのため、「強い女性のマンガキャラ」によくあるような、「母性」はあまり感じません。「優しさ」はあっても、「甘さ」がないので、特にそう感じます。

たとえば、宿敵(と言っておこう)のディスティ・ノヴァ教授に対して、

ノヴァ 人には誰にでも 見えない翼がある

私がたったひとつ この世界に望む事があるとしたら

全ての人が自分の翼で飛ぶ事だ!

『銃夢』 9 巻 p.193

──と感動的なセリフを言っていますが、少し前に、

命乞いでもしろ !!

でも 助けてやんない

『銃夢』 9 巻 p.13

──と銃を突きつけながら威嚇しています。それが、ガリィ・クオリティ。だが、それがいい!

大昔の『コミッカーズ』に載っていた、水玉螢之丞先生の「ベリー・ベスト・オブ SF キャラクター」から引用すると、

ウェディング・ドレス姿にゃしびれたなあ、ガリィ。

このコをしのぐサイボーグキャラって もー出ないかも。

『コミッカーズ』 「特集 SF のチカラ」 1995 年秋号

──オリジナル版の連載終了から 12 年。いまだにこの言葉が通用する、突出したキャラクタです。

まだ完結していない続編、『銃夢(Gunnm)Last Order』での活躍にも期待しています(じつは主人公交代の危機が──)。

ということでガリィのことしか書いてないですが、じゅうぶん『銃夢』の紹介になっているかと。とにかく、じっくりと読んで欲しい作品です。

ref.:

INDEX"ゆきとぴあ" 作者・木城ゆきと氏の公式サイト

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