亜細亜ノ蛾 - Weblog

[SiteSearch Google]

May 25, 2007

判型と価格と「棚」に左右される本の売り上げ

[ad]

判型と価格と棚

猫好き科学作家の竹内薫さんが、面白いエッセイを書いています。

薫日記: 事程左様

作家の転機になる作品の話から始まって、本の売れ行きに関する話が興味深い。

本というのは、不思議なもので、「脳のからくり」にしても、単行本のときはほとんど話題にもならなかったのに、文庫になったら、何度も重版がかかって驚かされた。

事程左様(ことほどさよう)に、判型と価格と「棚」により、売れ行きが左右される業種なのだ。

薫日記: 事程左様

ああ、これはなんとなく判りますね。たとえば、『 Life Hacks PRESS』という本は、ビジネスや自己啓発のコーナに置くべきだと思いますが、地元の書店で探しても見つからなかった。根気強く探すと、コンピュータ関連の「まるごと!」シリーズの中に紛れていた、という事がありました。出版社が技術評論社だし、「WEB+DB PRESS」と同じ判型なので、判らなくもないですが……。

文庫本が好き

小説の場合、自分が読みたい本を探すのは、文庫本のコーナです。森博嗣さんのマネ、というわけではないですが、ハードカヴァは避けています。──だって、寝ころびながら読むのに向いてないし。枕元に置いておくのにも、邪魔ですからね。

世間的には、文芸書といえばハードカヴァ、なんでしょうかね? 「文庫化されるのは 3 年後」という「出版業界の常識」も、知っている人は少なさそう。そういえば、講談社ノベルスなどの「ソフトなカヴァ」も文庫化されるのが、ちょっとだけ疑問に感じます。失礼ながら、「講談社ノベルスは、売れていない作品も全部文庫化されるのか」などと考えたり。

まず文庫

どちらかというと、文庫を先に出して売れたものだけハードカヴァ化、の方が効率が良くて良さそうな気がする。コミックの「完全版」「豪華版」みたいなイメージ。文庫化と同じく 3 年後にハードカヴァ化するとしたら、売れ行きの調査も十分だろうし。

自分の場合、文庫化が決まっている小説なら、文庫になってから買う事が多いです。同じような事を考えている人は、多いんじゃないかな。まぁ、出版業界の体制が変わるとは思いませんが、「まず文庫」が常識になるといいなぁ。

──あ、いま思いついたけど、ライトノベルという(自分にとって未知の)業界が「まず文庫」なのかも。「ハードカヴァのライトノベル」ってあまり見ないし。これからの小説業界はライトのベルが支える、かも(『ハルヒ』周辺の流行りを見ると、そんな感じがするなぁ)。

Google Adsense

コメント

コメントを投稿

"判型と価格と「棚」に左右される本の売り上げ" にコメントを投稿することができます(別ウィンドウが開きます)。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

"判型と価格と「棚」に左右される本の売り上げ"へのトラックバックはまだありません。

過去の記事

カテゴリィ一覧
  1. Movable Type
  2. その他
    1. アイデア
  3. ウェブ
    1. Weblog
    2. Webデザイン
    3. ちょっとイイ話
    4. へぇー(トリビア・雑学)
    5. オモロ
      1. オモロテキスト
      2. オモロニュース
      3. オモロ動画
      4. オモロ画像
    6. ニュース
  4. コンピュータ・エレクトロニクス
    1. PC
      1. Firefox
  5. マンガ・アニメ・ゲーム
    1. アニメ
      1. 新世紀エヴァンゲリオン
    2. オタク
    3. ゲーム
    4. マンガ
      1. 週刊少年ジャンプ
        1. DEATH NOTE
        2. HUNTER×HUNTER
        3. SKET DANCE
        4. バクマン。
  6. 本・音楽・映画・TV
    1. TV・芸能
    2. 映画
  7. 食・健康・生活
    1. ファッション
    2. 食べ物