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『25 時』

25 時 公式サイト

25時 - Wikipedia

麻薬の売人・モンティ(エドワード・ノートン)が、刑務所に入れられるまでの 25 時間を描いた映画です。

彼は 7 年も服役することになるのですが、なにしろ、主人公を演じるのは「グッドルッキングガイ」のエドワード・ノートン。刑務所でどんな仕打ちを受けるか、誰の目にも明らか……(え、わからない? ──「カマトト」って知ってる?)。

そんな地獄へ旅立つ前に、旧友と恋人、そして父親と過ごした時間を、丁寧に描写しています。

自分が同じ状況だったら──と考えると、重いですね……。

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by G-Tools , 2007/08/20

スパイク・リー的

136 分と長い割には、始めのほうに意味不明なシーンが多いです。「911」の爪あとを映すところは意味があっていいのですが、「──え、今の何?」みたいなシーンも多いです。

とくにスパイク・リー監督らしい場面は、急に主人公が、

「オレは怒りのニューヨーカ」

みたいな独白を始めるあたりは、ちょっと苦笑。エミネムの PV が始まったのかと。

妄想なのか現実なのかわからないまま、ニューヨークに住む移民たちに、言葉の暴力をぶつけます。

本当に、「批判」ではなく、単なる「不平」や「不満」、要するに悪口だったりするので、

「うーん、こういうのが、世間では『社会派』と呼ばれるのか……」

と思ってしまう。

さらに、独白の中で、親友たちや恋人までののしっているので、これが主人公の本心なのか、と思うとちょっと興ざめですね。

シロート考えでは、この映画は 90 分位にまとめられそうだけど、そうすると最後の感動も薄いかな……。

心に残るシーン

冒頭の犬との出会いのシーンは、主人公の「いい面」をうまく出しています。自分も動物好きだけど、はたして主人公と同じ行動が取れたかどうか……。

あとは、主人公と恋人(ロザリオ・ドーソン)が出逢うシーン。

自分は、まったくロザリオに気付きませんでした。なにしろその時の格好が──。一応、自分と同じびっくりを味わえるかもしれないので、これ以上は伏せておこうかな。

ラストが切ない

ラストは、しんみりとしていい感じです。

主人公の父親が、車の中で最初に話す言葉に注目。

まったく悪気がない、親心からの優しい言葉なのに、主人公にとっては残酷な意味が含まれています。その時の主人公の心境を考えると、何とも切ない。

その後のモノローグもいいですね。ここで父親の語りを持っているのは、にくい演出です。

さて、もちろん映画は終わったらそれまでですが、この後を想像することもできます。主人公の周りの人間はこの後、どう生きるのか。主人公の事をどう思っているのか──。

ところで、原作はミステリィで、ラストも異なるようです。どのような話になっているか、見たくなりましたね。

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