亜細亜ノ蛾 - Weblog

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August 26, 2007

『ツイステッド』の女刑事に反感?

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『ツイステッド』

TWISTEDTWISTED 公式サイト

ツイステッド - allcinema

『ツイステッド』は、主人公の設定が現代的なミステリィで、97 分間と短くまとまっているのも好印象の映画です。

ストーリィ

主人公のジェシカ(アシュレイ・ジャッド)は、サンフランシスコ市警の殺人課に昇格したばかり。昇格を祝うパーティの帰り道、(いつものように)バーに男を漁りに行き、一晩限りの関係を結ぶ。やがて彼女と関係を持った男が次々と撲殺屍体として発見され、第一容疑者としてジェシカが疑われる。

主人公を演じたアシュレイが、いわゆる「尻軽女」に見えないのがポイントで、いったいどういう過去があってこのような性癖を持ったのか、と興味を持ちました。これ、「いかにも」な女優が演じていたらマイナスだったでしょうね。

嫌悪感を抱く人はいるだろうけど、設定が現代的で良かったです。これなら「安易なラブシーンやめようクラブ」会員の自分も満足。

アンディ・ガルシアとサミュエル・L・ジャクソン

『コンフィデンス』では、ぬめっとした粘着質な FBI 捜査官を演じたアンディ・ガルシア。

『コンフィデンス』 やっぱり騙されるラスト : 亜細亜ノ蛾 - Weblog

本作では、主人公のパートナとして、ハンサムな刑事を演じました。とても、同じ人物が演じているとは思えない、男前っぷりです。

サミュエル・L・ジャクソンは主人公の上司で、育ての親のような存在。

この存在感たっぷりの二人の男が、窮地に立たされる主人公を助けます。映画に重みを加える、素晴らしい演技が見所です。

サンフランシスコ

舞台となるサンフランシスコの夜は、霧がかかっていてロンドンのよう。

サンフランシスコ - Wikipedia

DVD に収録されているメイキングで、監督はこの映画をフィルム・ノワールとして撮ったそうです。霧の街がその雰囲気にピッタリ、とのこと。

フィルム・ノワール - Wikipedia

多くのフィルム・ノワールには、男を堕落させる「ファム・ファタール」(運命の女、危険な女)が登場するのですが、それが主人公で、しかも刑事というのが珍しいでしょうね。

ラスト

ラストは、なかなかのどんでん返しが待っています。

ミステリィファンなら、この事件の真相は途中で気付くはず。

しかし、犯人の動機がなかなか面白かった。

決して共感や同意はできないし、「アタマオカシイ」ことを言っているけれど、犯人の中では筋が通っている、というのがわかる。

自分が気に入った映画はいつもそうですが、「このあと」のことを思うと、いろいろ考えさせられます。自分だったらどう生きるかな、と──。

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