ご自愛ください

パソコンパーツのグレードアップは自分の体に触れるところから、という話をよく聞きます。

たとえば──、CPU の速度が、仮に 2 倍になったとしても、体感速度はあまり変わらない。それくらいのお金をかけるなら、目や腕、耳を労り(いたわり)ましょう、ということですね。

足腰のために、イスを見直すのも良いでしょう。

イームズから『ELECOM CCH-M005ABK』へ乗り換え : 亜細亜ノ蛾

最近、自分の耳のために、ヘッドホンアンプを購入しました。自室でパソコンを使っている時は、ほぼ必ずヘッドホンで音楽を聴いているからです。

Victor HP-FX66-A インナーイヤー(カナル型)ヘッドホン : 亜細亜ノ蛾

ただせっかく、低価格で高音質なヘッドホンを買ったのに、「サウンドカードはオンボード」で「アンプは 10 年前に買ったもの」という──。そりゃヤザワも「もったいない」と言うわー。

audio-technica AT-HA20

例によって例のごとく、「Amazon で評価が高かった」という理由で、「audio-technica ヘッドホンアンプ AT-HA20」を買いました。

アンプ固有のクセがない、素直な音を出すと評判の機種ですが、「ノイズがひどい」という声もチラホラ。個体差も大きいようですが、はたして、asiamoth さん(オレ)の買った物は──。

ノイズについて

じつは、ぶっちゃけヤフオクで落札しました(笑)。「なんで、サウンドカードより先に、アンプをグレードアップするんだ?」という疑問も、ここで氷解ですね。

それはそれとして、けっこう使い込んだように見える AT-HA20 くんに電源を投入、ドキドキしながらヘッドホンを差すと──。

──「サー」というノイズ、いわゆるホワイトノイズが! ギャー !! 外れを引いたか !?

と、小一時間ほど調べた結果、下記のような状態であることが分かりました。

  • ヘッドホンアンプは「AT-HA20」・ヘッドホンは「HP-FX66-A」
  • パソコンからのサウンド(RCA)ケーブルを外した状態でも──
  • 電源を投入した直後から「サー」ノイズが聞こえる
  • ボリュームを絞っても、フルに回しても、ノイズの量はほぼ変化なし

入力信号なしで発生するノイズで、ボリュームの操作で変化がない、ということは電源が原因? それとも、本体の問題かな……。

ただ、音自体は非常にツヤがあって、いままでのアンプでは感じ取れなかった音も聞こえます。サウンドカードとヘッドホンを替えると、もっと良くなりそう。

これより上のヘッドホンアンプ、となると、もう「金に糸目を付けない」という領域になりますね。お出かけの際は、お気を付けて──。

感度の問題?

Amazon のレビューなどによると、「ボリュームを 10 時の方向に回すまでは無音、2 時の位置ではノイズがひどい」という声が多いです。ただ、「10 時くらいの位置で聞くので、問題ない」という人がほとんど。

このアンプ、ボリュームは 7 時くらいの位置で始まっています。自分の環境だと、7:30 くらいの音量が適量で、9 時だと「耳が崩壊」します。

── 10 時で聴くなんて、おまいらの耳、■ンボ?(一部、不適切な表現がありました)(タ行は全部当てはまるね)

そこで気が付いたのは──、どうも、HP-FX66 は「感度が良い」ために、ホワイトノイズも拾いやすいそうです。出力する機器が力不足でも聞こえるように、インピーダンスが低い、ということですかね。

インピーダンス - Wikipedia

そのせいで、せっかく、非常に広範囲の音域が伸びやかに鳴っている──のに、静かになるとノイズでガッカリ……。まぁ、ロックやヘビメタをがんがん鳴らしていれば、まったく気にならないのでしょうが……。

アテニュエータ

いろいろと情報を探したところ、ヘッドホンというかイヤホンは、ホワイトノイズが付きものらしく、対処が難しいようです。

アテニュエータ(アッテネータ)を使うと良い、という意見もありました。ようするに、感度が良すぎるのが原因なら、入力信号のレベルを下げる、ということですね。

ref.: アッテネータ - Wikipedia

ただ──、このジャンルは自作が大半で、かろうじて見つかった物も、簡単に買えなさそう(三重県には正規ディーラがない)。

M-AUDIO - MicroTrack 10dB Pad - MicroTrack 24/96用パッシブ10dBアテニュエータ M-AUDIO - MicroTrack 10dB Pad - MicroTrack 24/96用パッシブ10dBアテニュエータ

あとは、ちょっと違うような気がしますが、「SHURE レベルコントローラ PA235」みたいに、ボリュームをコントロールする物とか。

というか──、普通に考えて「入力信号を減らす」なら、その分はアンプのボリュームを上げるわけで、同じことになりそうな気が……。

AC アダプタ

そのほか、AC アダプタがノイズの発信源として怪しそう。AC アダプタも、凝り出すと自作の世界に足を突っ込むことになります。

AC アダプタと言えば、「秋月電子通商」が安くて高品質、と有名です。分解して改造するのもやりやすいとか──。

あと、ノイズ対策がされた AC アダプタというと、無線の機器用がありますね。ただ、こちらは完全にマニアの世界で、すぐに万単位の金額になるので、注意が必要です。

まとめ

半日かけてノイズ対策を考えましたが──。こうして記事を書いている時も、AT-HA20 をとおしてヘッドホンで音楽を聴いていると、だんだんとノイズが気にならなくなってきます。

けっきょく、オーディオの世界では、「気にならない」に勝る薬はない、という気もします(笑)。「解像度が増した、気がする」というケーブルが、何万円もしたりする世界ですからね……。

それはそれとして、ヘッドホンを替える、というのも検討中です。超有名な、「KOSS The Plug」の改造も面白そうですね。

KOSS The Plug に SONY MDR-EX70/51/71 のイヤーピースを移植する

ああ、こうやってハマっていくのか……。


追記: 後日、この問題を解決しました!

AT-HA20(ヘッドホンアンプ)のノイズ問題を解決! | 亜細亜ノ蛾

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