亜細亜ノ蛾 - Weblog

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April 20, 2009

バクマン。 #34-1 「追う者と追われる者」 喜ぶ者と不満な者

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『バクマン。』 34 ページ 「追う者と追われる者」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 21 号)

Drop Tear (by lenifuzhead) (by lenifuzhead)

今回の『バクマン。』は巻頭カラーである。連載(わずか)34 回にして、何回目のカラーだろうか……。相変わらず、美しい色合いだ。

──と思っていたら、何という顔をしているんだ! サイコーもシュージンも(最近はマスコットキャラと化している)見吉も、「面白顔芸大会」で優勝できる(なにそれ?)。

それはそうだよな。だって──。

タイトルページの見開きイラストは、蒼樹紅がカワイすぎる。美しい。心なしか、一部分が「増量キャンペーン中」みたいになっているが、これは自分の目と心が ゆがんでいるのか(きっとそうだ)。

第一印象では、この蒼樹は、キム・ヒョンテが描きそうなカラーリングと表情に見えた。自分の好きな絵柄だ。

Hyung-taekim.org: a comprehensive fan gallery for Korea's renowned artist Hyung-tae Kim.

そして、キム・ヒョンテといえば、この記事だろう。

キム・ヒョンテ氏のデッサンは素人レベル - ARTIFACT@ハテナ系

──id:kanose さんは、本当に一流の釣り師だよなぁ……(入れ食い入れ食い)。

「釣り」といえば──。感動の最終回を迎えた(!)『魔人探偵脳噛ネウロ』には、桂木弥子の好物が書いてある。今回は、ぶっちゃけ口に入ればだいたい好きとのこと。女の子の口に入るもの、というと──「うまい棒」とか?(抑えて抑えて)。

結果が全てっスよーーー

編集部からの電話を聞いて、くやしがる者と喜ぶ者、さまざまである。

真城・高木・見吉の反応は、いつもの「芸」として……。福田と中井の受け答えも、結果からすれば予測の範囲内だ。素直に感情をむき出しにする福田が好印象である。

注目なのは、新妻エイジの顔である。今までは、福田・中井の連載について、とくに注目していない様子だった。それが、ここで急に二人を見て何かを思う表情をしている。

福田と中井の行く末について、心配しているのだろうか……。

と思ったけど、案外「そんな事より亜城木先生は?」という表情だったりして。ありそうで、ちょっとコワいかも。相変わらず、エイジの腹の底は読めない。

全体の柱になるもの

雄二郎から総評を聞かされた福田は、ものすごい顔で反論する。

このやり取りだけを聞くと、「また雄二郎か……」と思ってしまう。せっかく、先週号ではキリッとしていた雄二郎だが、化けの皮がはがれたか。

以前に服部が言っていたように、売れるマンガ・ハヤるマンガを編集者がカンペキに当てることは難しい。読み切りで読者の反応が良かった以上、それに合わせたネームを指示する事は当然だろう。

それでも、福田の意向とは違う展開でネームを描かされたそうだ。これは悔いが残る。

雄二郎への不信感が福田の中で大きくなっていく……。

蒼樹くんの話があれ

相田から中井への評価は、意外なモノだった。

簡単に言えば、中井の絵は良いが、蒼樹の話作りに問題があるようだ。これは中井からすると、「蒼樹くんの話は素晴らしいが、中井くんの絵が……」と言われるよりもショックかもしれない。

普通の感覚では「君は悪くない」と言われれば、悪い気はしないだろう。しかし、中井は蒼樹を崇拝しているのだ。そして中井は自分を卑下している。崇拝する対象を悪く言われるよりも、自分を低く見られるほうが、楽なはずだ。

ところで、相田からすれば、中井の蒼樹に対する思いは知らないだろう。今回の結果を伝えた上で「是非 蒼樹さんと もう 1 度 挑戦させてください」と中井から言われて、相田は どう思ったのだろうか。根性があると思ったかもしれない。

声出さずに泣けっ

何億回も書いているが、シュージンは「女たらし」になりそうな感じがする。本人の意志とは無関係に、多くの女性を泣かしそうだ。

今回は高木のせいではないとはいえ、カヤが泣いている。それに対して、けっこう無茶な注文をしているのだ。切羽詰まった状況とはいえ、自然に出てきた言葉のはず。これは、将来も女性に対してシュージンが言いそうなセリフだ。

見吉は見吉で、豪快に泣いている。よく見ると、シュージンの制服にベッタリと涙が──あれ、これ、鼻水かも……? 線の具合で方向的にそう見える、というだけではなく、涙ってこんなに粘度が高くないよな……。

これは、見なかった事にしよう。

明日ちゃんと話す

3 人の顔芸はまだまだ続く。

電話を切る直前のコマは、何だか「コラに使ってください」と言わんばかりだ。

高木:
はい、じゃあ駅前で。腰に大きなバッグをさげているので、すぐわかるはずですよ。それでは、あとで……。(パチッ)

カヤ、嫁入り前の娘さんなんだから、もうちょっと、こう……。「夢なら 覚めないで」の顔も下の丸顔も「原形あれへんやん!」という表情だ。だが、それがいい

こうやって、おかしな「躁」(そう)の空気を作っておいて、それで終わらないのが──この作品だ。なにやら、不穏なカゲが忍び込んでくる……。

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