SONY Cyber-shot HX1

Met Lofts (by tommy.chang) (by tommy.chang)

ソニー・サイバーショット HX1 が欲しい

──と、欲しいカメラの記事が三日も連続である。

HX1 は「それなりに欲しい」くらいだった。発売の数か月前から紹介記事を目にして、まぁ、いろいろと面白い機能があるな──と。

ところが今日、カメラ屋で実機を手にして、「オレ的・欲しいカメラ部門」のトップスリーにランクインした。

ポケットに入るデジタル一眼クオリティである SIGMA DP2 を普段は持ち歩き、撮影会には気合いを入れて Panasonic LUMIX GH1を持っていく。

風景を撮るには HX1 が便利だ。1 番の特徴と思われる「スイングパノラマ」が楽しい。

ひとふり「パノラマ撮影」 | 商品の特長 | DSC-HX1 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot"サイバーショット" | ソニー

デジタルカメラが苦手とする夜景も、HX1 なら気軽に撮れる。

夜景が約2倍キレイ | 商品の特長 | DSC-HX1 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot"サイバーショット" | ソニー

HX1、いかし過ぎだぜ !(by. 『鈴木先生』)

スイングパノラマ

なんといっても独特なパノラマ機能が面白そうだ。

価格.com のレビュー記事のいくつかに、パノラマのサンプルが載っている。参考にして欲しい。

価格.com - SONY サイバーショット DSC-HX1 ユーザーレビュー

Flickr では、無料ユーザの場合は「アップロードできる画像の長辺が 1024 px まで」という制限があるためか、HX1 を使って撮ったパノラマ画像は見当たらなかった。

旅行先で威力を発揮しそうな機能だ。たとえば、海に面したガケの上でパノラマを撮れば、かなり迫力がある写真ができあがるだろう(撮影者が転落死・事件を解くカギは 1 枚の写真にあった──というのは火曜サスペンス劇場)。

ピント合わせが高速

面白い写真が撮れる機能は、すぐ飽きるかもしれない。

最近のデジタルカメラには、画像を加工してから記録する機能が付いている。Photoshop を使って 10 年目の自分には「フォトショでエエやん」と思ってしまう。

たぶん、(ハイビジョンではない)動画機能と同様に、簡単に付けられるから「ついでに」という感じで機能を追加するのだろう。

そのようなカメラそのものとは関係のない機能よりも、カメラとしての性能を追求して欲しい。

HX1 はピント合わせが速いのだ。自分が一番気に入ったのは、ここである。

店頭で HX1 を触ってきた。何気なく値段表にレンズを向けて、半押しする。暗い場所に置いてあったというのに、即座にフォーカスが合った。その間、ゼロコンマ何秒という具合である。体感速度で言うと、0.2-0.3 秒くらい

調子に乗って、のっぺりとしたコントラストのないカベにレンズを向けるが、これでも瞬時にピントが合う。これは良い!

デジタル一眼カメラを初めて使った時に驚いたのは、被写体にフォーカスが合う時間が早いことである。コンパクトデジタルカメラで同じ速さを求める事は、無理だと思っていた。HX1 がこれだけ高速なのは、レンズの性能が良いから、だろうか。

暗所に強い

HX1 は暗い場所での撮影に強い。自分はここに注目している。

この記事の一番上にある画像をクリックして、Flickr で写真を確かめて欲しい。リンク先の「ALL SIZE」で大きな写真が見られる。Original サイズでも、けっこう細部が見られるのだ。左下の「More properties」を見てビックリする事に、「シャッタスピード: 1/50 秒・ISO 感度: 125」で撮影している。こんなに暗いのに!

一方、下のリンク先で実サイズを見ると、かなりモヤモヤしている。ISO 感度を 400 まで上げている(オートで上がった?)からである。しかし、これだけ写れば上等だ。もっと鮮明に撮りたければ、カメラを固定してシャッタ速度を 1 秒以上に落とすか、フラッシュを使えば良い。

Flower (by tommy.chang) (by tommy.chang)

自分は、夜景を撮る趣味はない。それに、カメラをぶら下げて夜の街なかを歩くのは、最近では注意が必要だ。

では、どうして HX1 が夜景の撮影を得意としている事に注目するのか。

室内での撮影にも強いのでは──と期待するからだ。サンプルとなる写真を見た事がないので、何とも言えないが。

コンパクトデジカメは暗所が苦手

自分は、RICOH GX200 を何度か借りて、スナップショットを撮りに行っている。

RICOH GX200 - スナップショットが得意なカメラの味わい : 亜細亜ノ蛾

GX200 は、カメラとしての完成度が高い。撮っていて、じつに楽しいのだ。電源ボタンを押すと、自分の中でも「スイッチが入る」。

しかし──ほんの少し暗いだけでも、パワーが半減・激減する。

どう見ても明るい室内・むしろ まぶしいくらいの照明なのに、シャッタースピードが 1/2 秒などとムチャを言う。ISO 感度を 400 位まで上げても、せいぜい 1/30 秒というところか。仕方なくシャッタを切るが、GX200 は 感度が 200 でも限界で、400 なんて見られたものではない。「VHS のテープから静止画を抜き出した感じ」で伝わる人は分かるだろう。あんな感じだ(●●ビデオのパッケージみたい、で伝わったりして)。

いや、暗い場所を避けたいのは、GX200 だけではない。コンパクトデジタルカメラは全体的に同じ傾向にある。──それでも、リコーは ほかのメーカよりもノイズが多い。期待していた RICOH CX1 も、室内や夜だと「アクリル画・塗り絵・油絵」を大量に生産してくれる……。

最近のデジカメの中で、高 ISO 感度でも がんばっているのは FUJIFILM FinePix F200 EXR だ。これなら 400 くらいまでなら使える。

まぁ、誰かが言っていたが、こういう事だ。

「え? 暗いと手ブレするし、高感度だとノイズがヒドい? ──それ、フィルムカメラの時代からの、カメラの常識です」

[2] このページの一番上へ戻る