『バクマン。』 43 ページ 「ボケとニュース」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 31 号)

Old Lock on even older Door (by .mushi_king) (by .mushi_king)

今週号の『銀魂』では、最大限に危険なネタが描かれています!

「マンガの作画担当と原作者が会うとケンカするから、編集者が間に立って双方を合わせるな」といった主旨のことが語られていました。しかも、バクマンみたいにいかねーんだよ !!と止めを刺してあります。

──なんですか、その「見てきたような話ぶり」は……。たとえ事実でも天下のジャンプでそんなことを描いてはいけない! 本気にいる人もいるでしょう。

ジャンプでは現在、3 作品が作画と原作に分かれていますが、さて、どの先生の話なんだろう……(完全に事実として認識している)。

というか、「愚鈍尊」の名前の元となった先生の話なんですかね……?(聞くな聞くな)

武論尊 - Wikipedia

俺達 すげーな…

いつものように、シュージンと見吉の「夫婦マンザイ」はキレがあります。ボケ役の見吉も新境地に来た感じ。

それでも、ちょっとシュージンが強く当たりすぎ・見吉が素直に謝りすぎな気もします。もうちょっと、勝ち気な見吉も見てみたい。つき合う前は想像もできませんでしたが、ホレたカレシには弱いタイプですね、見吉は。──またこれが、お母さんになったら変わるんだろうなぁ、と想像します。

数日前に見てきた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の影響で、どうも見吉がアスカに見えてしまいました。見吉のセリフが、みやむー(声優の宮村優子さん)の声で再生されます。という人も多いのでは?(このブログでは おなじみのムチャな共感を要求)

見吉の持ち味は「察しと思いやり・ときどき強気」ですね。強気の部分が弱くなってきていますが、これからも、見吉の生き生きとした表情が見たいです。

カレシのほうも負けておらず、ギャグ顔でありがとなと見せ場を作っていました。この顔は、ズルい! 笑えます。『DEATH NOTE』とコラボしたときに、『ボボボーボ・ボーボボ』の作者がこんな表情のライトを描いた気がします(記憶違い?)。──いま思い出すと、ムチャな企画だったなぁ……。

グンと上に行けるかも

サイコーが言うカッコ良く鮮やかにというのは、いまのジャンプではバトルマンガによく見られるキーワードです。泥臭く戦うマンガなんて、ありゃしない(『ONE PIECE』くらいかな?)。

でもまぁ、いい加減、「技名を叫んで大ゴマでバーン!」から次のステップを見せて欲しいですね。

今回の感想で一番ビックリしたのは、見吉が小説のまとめを書いていたことです。(携帯)小説家の夢をあきらめた見吉も、シュージンのためなら何でもやる! という感じですね。

一週間で 9 冊の小説を まとめられるなら、ブログに書いて公開すると、ものすごく人気が出るはず。しかも「現役女子高生」であれば、なおさらです。『バクマン。』という作品の方向性から、見吉がブロガになるという展開はなさそうなのが、ちょっと惜しい。

しっかり働いてくれている見吉には、アシスタント代を出したほうがいいと思う。しかし、お金が絡むと「みんなの夢のために協力している」気持ちが「仕事」になってしまいます。なにより、自分のカレシからお金をもらう、みたいになることを見吉は いやがるでしょうね。

シュージンのことだから、影でこっそり・ゴッソリ見吉にプレゼントを渡している──と思っておきます。いまだに「シュージンは収入を何に使っているのか」という疑問がありますし(ヘッドホンも洋服も昔から変わっていない)。

蚊帳の外

サイコーと見吉の会話も、こなれてきたな、という感じです。「亜城木夢叶」というペンネームが決まる前までは、サイコーが見吉に対して嫉妬に近い感情を持っていたとは、いまでは想像できませんね。

それにしても、サイコーが見吉をいい女だなと気安く言うのが気になります。シュージンが冗談でも亜豆のことを「アイドル」と呼ぶと怒ったのに……。まぁ、それも昔の話で、いまのサイコーは柔らかくなった印象です。

見吉が言う、お礼言われると 他人事みたいで嫌というのは深い。

この場面での見吉の言葉は、「これくらい当たり前よ」でも「エンリョしないで」でも良かったはずです。しかし、実際の言葉とは印象がまるで違う。見吉の言葉からは「亜城木夢叶の一員として認めて欲しい」という思いが見えました。

いまだに、ときどき見吉は「サイコーとシュージンとの間に距離を感じている」ような表情をします。それがまた、たんなるおバカキャラではない彼女の魅力的な一面でもありますが、もうちょっと自信を持って欲しいですね。

この仕事場のシーンは、気持ちの良い空気が流れています。サイコーはギャグっぽく言っていますが、感謝の気持ちは素直に伝えたほうがいいですね。普段から見吉を ありがたく思っているからこそ、サラッと言えたのでしょう。

もう少し 奥の方まで ズキューンです

福田・中井が同時にデビューして、アシスタントが抜けたエイジの仕事場は、どうなったのか?

──新しく入ったアシスタントあ、3 人ともイケメンというかカワイらしい男子でした。エイジを含めて 4 人で、ジャニーズにデビューできそう。

そうかと思えば、新入りアシスタントくんは、エイジ先生の難解な要求もすんなり理解しています。

──分かンのかよ!(さまぁ〜ず・三村の声で) と思わずツッコミを入れたくなりました。

平丸が登場するコマは、ちょっとオカシイ。ドアロックをすり抜けられるのでは、という平丸のスリムさです。まったく、ロックの意味がない。演出上の描写とはいえ、「このマンションの防犯設備は大丈夫なのか?」と心配になります。そういえば、昔はドアの鍵をかけていなかったのですが、ロックをしても意味がない、とエイジは気が付いていたのかも。

人間技じゃない

せっかくやってきた平丸に対して、ダンボールと板の机を出しているのが面白い。亜城木先生とは、だいぶ扱いが違いますね。

まるで、平丸がエイジにしかられているみたい。

──ただ、エイジが平丸に話す内容からは、本当に平丸に対して、「プロのマンガ家として もの申す」という感情が見え隠れしています。「嫌だったらやめたら?」をエイジらしく言っているワケですし。

本音は止めて欲しいという平丸の心を見抜いての発言なのか、素で何も考えずに言っているのか、エイジの心理は読みにくいです。

同じ天才でも、エイジと平丸は、まるでタイプが違う。正格も作風もまるで違うのに、なぜか 2 人でいると昔からの友人のように見えます。それでも、お互いに気持ちが一方通行で、交わることがなさそう──という危うさが良い。

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