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『バクマン。』 47 ページ 「矛盾と理由」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 35 号)

Behind Micky (by Steve Weaver) (by Steve Weaver)

なんと! セリフを磨くための本を、いまだに見吉は読み続けていました。シュージンのためとはいえ、がんばりすぎですね。ネームを描いているシュージンのそばで、自分だけゴロゴロしているわけにも行かない──ということでしょうか。

見吉が携帯小説家になる夢は、結果的に亜城木夢叶が『疑探偵 TRAP』へ進むための布石として終わりました。──が、いつの日にか、大量に本を読み続けたことが見吉のプラスになると良いですね。

前にも感想で書いたけれど、見吉もブログを始めればいいのに。

いまのところ、見吉にできることは「読んだ本をまとめる」くらいかもしれませんが──そんな感想サイトばかりですよね……(あ、言っちゃった)。「現役女子高生」という看板を掲げれば、アフィリエイトでウハウハかも。

見舞いに行く べきかと

平丸は本当に社交性がありますね。というか、人を利用することしか考えていないのか……。いつのまにか、吉田も知らない情報源を見つけたようです。

吉田は平丸の扱い方を熟知している。「平丸を甘やかしてはダメだ」と気付いています。

しかし──、今回の平丸と吉田の やり取りを、ジャンプ編集者とマンガ作家との関係そのままと思われるのは、マズいのでは? 「ジャンプの編集者は、マンガ家を 社会人だと思っていないのか」と。

少なくとも吉田は「マンガ家は普通の社会人ではない」と思っているようです。まぁ、自分も含めて、多くの人が同じことを感づいているはず。「労働基準法? なにそれ? 食いモン?」という現場も数限りなくあるでしょう。

それでも、「ジャンプマンガ」としてマンガ家の実態を描く、となると話が違います。吉田の言動を見て、集英社の持ち込みをためらう──という人も出てくるかもしれません。

──そんな根性の人は、成功しないでしょうけれど……。

ついてねーよな…

(いやいや描いている)平丸も含めて、福田も中井も原稿を仕上げながら電話をしています。マンガ家にとっては普通の光景なのでしょうか? 器用というか、週刊連載の作家は電話する時間も惜しんでいるのか……。

福田は、蒼樹をダシにして中井を誘っています。一瞬、心が動く中井が面白い。

ただ──、こういう状況で蒼樹は来るのでしょうかね? 「私が見舞いに行って、真城さんの病状が良くなるのでしょうか?」などと言い出しそう。

何考えてんだろ

シュージンは究極の愛について語っていますが、どうなんでしょうね? 「愛は与えるもの、恋は奪うもの」などと昔から言われますが……。

自分から見ると、サイコーと亜豆の恋愛も、シュージンと見吉の付き合いも、「10 年早い」と思う。マンガの性格上、この 4 人の恋愛は「最初で最後」になるだろうから仕方がないのですが、高校生らしくないですよね。もうちょっと、この年代の恋は自分勝手でいい。

賢明なる読者のみなさんのことだから、「サイコー的」「亜豆風」な恋愛感情を相手にぶつけて砕け散る、ということはないと思いますが……(いるだろうな)。

シュージンに抱きつくミヨシがカワイイ。いつのころからか、見吉はデフォルメされた顔が多くなりましたね。ちょっとハムスターというかネズミっぽい感じ(チューって言っているからか)。──見吉……ネズミ……マウス……ん?

見吉(みよし)→ミ吉→ミキツ→ミキツーマウス→「!」

あれ、こんな夜中に誰か来t

入院してるのに

大げさに驚く平丸と、冷めた表情のサイコーとの対比が笑えます。もう、すっかり平丸の扱いに慣れていますね。初対面の亜豆ですら「──ああ、こういう(変わった)人なんだ」という感じ。

いつものように細かいところは省略されているのですが、「医者の許可を得てサイコーはマンガを描いている、と吉田は編集長から聞いた」のでしょう。そうじゃないと、吉田が止めないのはおかしい。

──いや、やっぱり、ジャンプの作家は、たとえ病気でもマンガを描くのは当たり前、と編集部の人間は思っているのかも……。

マンガ家の鑑であるサイコーの姿は、どこかで休載中の作家さんにも見て欲しいですね。ね?>『H×H』の中の人

平丸と亜豆との会話なんて、めったに見られないレア映像です。平丸は いつもの調子ですが、亜豆は素直になってきましたね。

よく考えてみると、かつて川口たろう先生はマンガ家になった理由を女にモテたかったから、とサイコーへ言いました。そういう意味では、川口先生と平丸・そしてサイコーは、根っこの部分では似ているのかも。もちろん、3 人とも方向性は違いますが。

逃亡癖のある 平丸先生

ものすごいセリフを言いながら福田が登場しました。

福田と平丸は初対面のようですが、なぜ一目で福田は平丸の事が分かったのでしょうか? 新年会のような場もないようだし、いちいち連載作家の顔写真を配るとも思えないし……。──と思ったら、前のページで吉田が平丸の名を呼んでいましたね。

平丸は(ストレスの解消のため)福田の連絡先を知りたがっています。たぶん、そのうち知ることになるでしょうね。ただ、逆に福田から性根を たたき直されるのでは。

もしそうなったとしても、あの平丸が女性以外の言うことを聞くかどうか……。

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