『バクマン。』 48 ページ 「生死と制止」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 36 号)

Boycott Beijing 2008 Olympic Games (by 8jin_design) (by 8jin_design)

『SKET DANCE』のコミック 9 巻が発売されました。

なぜ『バクマン。』の感想で ほかのマンガを紹介するのかというと、それがオラの芸風だから……。

──というのもありますが、なんと、「新妻エイジが出てくる」からです。ぜひご一読を!(上のリンクからポチってね)。

そういえば、『DEATH NOTE』では「コラマンガ」がハヤりましたが、『バクマン。』でもコラは多いのでしょうか? 自分はあまり見ませんが、エイジはネタにしやすそうですね。

少し ほっとしてる

ゆっくり 身体を治してほしいという、亜豆の気持ちは よく分かります。

──まぁ、そもそも、サイコーがムリをしてまで高校生のウチに成功を目指しているのは、亜豆がきっかけなのですが……。

ただ、きっかけは亜豆だとしても、サイコーの中では「プロとして原稿は落とさない」という気持ちのほうが上になっていますね。すでに亜豆に対しても「亜豆よりもマンガ」とさえ宣言しています(条件付で)。

だから、もう、「アニメ化で結婚」とか何とかは、どうでもいいのでは……。マンガはマンガ、恋愛は恋愛で描いて欲しいです。

このページのシュージンは、なんだかとっても乙女チック。「キャラクタデザイン: OKAMA」という感じがします。この作品の前に載った読切りあたりから、小畑さんは積極的に絵柄を変えてきていますね。まだ「この先」があるのかと思うと、ワクワクします。──『バクマン。』の画集は、難しそうですけどね……。

許せませんね

福田は一見すると短気な性格に見えます。いつでも感情的に行動する。しかし、頭の芯では冷静なのです。編集長と港浦を責めている時、すでに新妻エイジに会うことを決めていたのかもしれません。

エイジを計画に巻き込む手口も巧妙です。よく見ると、「オレと一緒に連載を休んでくれ」とは福田の口から言っていません。それに、エイジなら自分の考えに乗ってくれるはずだ、という信頼関係があるからですね。サイコーとシュージンに負担をかけない心配りも、さすがです。

前から何度も何度も書いているけど、このマンガの主人公は、福田で良いのでは……。

俺が説得する

さらに福田の鮮やかな作戦が続きます。

中井を誘うときに、蒼樹の名を出していますよね。これ、とっさについたウソかと思ったのですが──。たぶん、中井の前に蒼樹を呼んでいたのでしょう。ヘタにだまして信用を失うくらいなら、知恵を絞るのが福田です。

信用と言えば、平丸は「休みたい」欲に関しては絶対の信頼感がある。彼を巻き込むのは、いいアイデアですね。しかし、不可抗力とはいえ、せっかく やる気が出たのにボイコットするとは……。彼がマジメなマンガ家になる日は、やってくるのでしょうか。

あと、平丸の仕事場がひどい。押し入れでアシスタントが作業をするなんて、何時代の話ですか! 『ラッコ 11 号』のコミック・一巻が発売されたというのに、平丸の生活環境は変わらないのですね……。どこぞのお金持ちが、平丸のパトロンになったらいいのに(なりたい人は多いだろう)。

上に逆らう 気?

編集長が編集部に帰ってくる場面は、まるで学校のようですね。というか、ドリフのコントを見ているみたい。修学旅行の夜、騒ぐ生徒たちと見張りの先生──という感じ。

編集者たちの声には、野次馬根性も見え隠れしています。その中で、会議の経過を 詳しく聞かせて ほしいという意見は正しい。たしかに、ちょっと唐突すぎる結論です。「サイコーのおじさんが川口たろうだから」以外にも、何か理由があるのかも。

異議なし

自分も読み進める中で少しは予想していましたが、エイジはボイコットだけではなく他誌で描きます、とまで言い切りました。もし実行すれば、ジャンプは かなりの痛手を受けますね。

──どこかで聞いたような、マンガ業界の話ですが……。

ほかの雑誌にマンガを描く理由を、エイジはマンガは描いていたい ですからと語る。これは素晴らしい! ジャンプ編集部への当て付けだけで民族大移動をするのではなく、ただただ、マンガを描きたいという一心なのです。

話について来れない中井を非難する蒼樹を見て、「やはり蒼樹は中井に気がない」と思った人は多いでしょう。しかし、それは人を見る目がない、と思います。

金未来杯の直前にもエイジの仕事場に集まりました。あの時には、蒼樹は中井のことを ほとんど無視していました(私の作品)。ところが今回は、中井さんはとハッキリ言っている。しかも、こういう時と限定して男らしくないと言っているのです。

これはもう、逆から読めば「こういう時でも、普段のように男らしくして欲しい」と言っている。蒼樹は そういう男の姿を、中井に期待しているのです。

──ということだとイイネ!>中井

ここに来て急にアプローチする福田と平丸・KOOGY・一応エイジも入れると、蒼樹のまわりはイケメンだらけですね。この中に、中井のライバルがいるのでしょうか……?

[2] このページの一番上へ戻る