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『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 9 巻 「ハズカシガール」

Roast Pork Cutlet, Cabbage Roll - Majors Lane AUD36 - by Julia (by avlxyz) (by avlxyz)

久しぶりにロマンが登場しました。このコは、一巻に一回くらいは出てきて欲しいです。それ以上少ないと寂しいし、多いと──作者が大変そうですね。

ほかにも注目なのは、ヒメコがデートをする場面です。彼女の女の子らしい一面が見られました。

第 78 話 「やにわにテンプテーション」

マンガの登場人物が将来について不安がる、という描写は生々しいですね。

『バクマン。』や『ONE PIECE』・『NARUTO』のように職(マンガ家・海賊・忍者)についている「勝ち組」は いいですよね。──と思ってジャンプを読み直すと、将来が暗中模索な「負け組」は、とくに いないかな? 「死神」に就職できるとして。

そう考えると、イマドキのマンガらしく、みんなキチンとした人生を歩んでいるのだな、と思いました。むしろ、無職組の たまり場だった『ドラゴンボール』のほうが特殊なようです。

自分が高校生のころは、就職のことなんて何一つ考えていませんでした。工業高校に通っていたのに……。なんとなく、フワフワと漂ってカスミでも食って生きていけるのではないか、と思っていたり。よくニートにならなかったものです(ウチの経済状況では、ムリ)。

さて、久しぶりに登場したロマンは、やっぱりイイ!

ロマンが出てくると、マンガのフンイキが一変します。「元気がいい」とか「テンションが高い」とかではなく、なんだろう──「ロマンらしい」空気になりますね。

『SKET DANCE』で好きなところは、「ちゃんと人の話を聞く」場面が出てくることです。

総受け(何のこと?)──ならぬ「総ボケ」であるロマンがいると、スケット団はツッコミ待ちの状態になる。ほとんど、ロマンが口を開くたびにツッコむ、という展開もあり得ます。

しかし、今日はみんなに 報告がありますとロマンが言った直後は、スケット団の 3 人は完全に聞く体勢になっていますよね。このような「素(す)の表情」は、ほかのマンガでは ほとんど見られません。

ロマンが描いた入賞作・『やにわにテンプテーション』(どんなタイトルだ)は、マンガを掲載しながら同時にボッスンやヒメコがツッコむ、という斬新な見せ方です。ブログで表現すると(するなするな)、こんな感じでしょうか(どんな感じやねん!)(←これのこと)。──分かりにくくて すみません(ホンマは謝る気ないやろ!)。

作品を読み終わったあとのロマンにはビックリしました。そうか、いろいろと込み上げるものがあるのか……。そして、またスケット団の素の表情──「間」(ま)があるのが良いですね。

ロマンの将来は、マンガ家で決まりそうです。しかし──、さて、ボッスンとの仲は、どうなるのでしょうか……?

第 75 話 「ハズカシガール 前編」

また、めんどくさそうなキャラが登場しました。ヒメコに一目ボレした、垣内 仁(かきうち じん)です。

ヒメコにホレる・あこがれる男子は多そう。しかし、垣内みたいに「当たってくだける」度胸がある男は、少ないのでしょうね。くだけたときのダメージが半端ないし……。

垣内の強烈なアタックに困ったヒメコが、ボッスンと つき合っているというウソをつく。この展開は読めましたが、スイッチが作戦に絡んでくるのは面白い。何かをやらかすのが見え見えで、期待が高まりました。

それにしても、ボッスンとヒメコの関係よりも、スイッチとヒメコの関係のほうが、よく分かりません。この 2 人の距離感は、ミステリアスです。たとえば、高校を卒業して離ればなれになったあと、ボッスン抜きでヒメコとスイッチが会うことはあるのか、とか考えてしまう。うーむ……。

あと気になったのは、スイッチが「たまたま映画のチケットを 2 枚持っていた」こと。マンガの都合・お約束主義──ではないとすると、ひょっとして、結城澪呼さんを誘おうとしていた、とか? あるいは、本当は 3 枚持っていて、スケット団全員で行きたかったのかもしれません。

ヒメコがボッスンを意識して恥ずかしがる場面は、最高ですね。

というか、部室に 2 人きりでいるときに、こんなに近くに座らないですよ、普通は。なんでゼロ距離接近やねん! 超必殺技を当てる気か!(←?)

第 75 話 「ハズカシガール 後編」

ヒメコにとっては──いやおそらくボッスンも──初めてのデートのようです。それなのに、「スケット T シャツ」でやってくるとは……。どんだけスケット団を好きなんだよ!

ボッスンはたんに「普段着」で来たたのでしょうが、ヒメコの「スケット T をカワイらしく着こなすぞ☆」というオンナゴコロが見えて、良いです。素晴らしい!

異常なまでに女性に対して慣れすぎているボッスンが気になります。いくらなんでも、もうちょっとは意識するだろう、と。その答えは、彼の家族構成にありそうです。それは次の巻で……。

ヒメコのかわいさが爆発(という名のテコ入れ)の回でした。個人的にベストは、どや!とスカートを見せるシーンと、手をつないでバフンッとなったところです。甲乙がつけがたい!

ヒメコとボッスンは、まだまだ恋愛には早そうですね。スイッチとは大違いです(過去編を思いだそう)。

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