• 更新:
  • 投稿:
  • カテゴリィ:

『バクマン。』 50 ページ 「無茶と根性」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 39 号)

sign in restrooms #1497 (by Nemo's great uncle) (by Nemo's great uncle)

今週号で『バクマン。』は連載 1 周年を迎えました! おめでたい!!

──という巻頭カラーの扉絵で、誤植しています……。今回は「50 ページ」なのに、なぜか「34 ページ」になっている──どんだけ間違えてるんだよ! なんか、以前のジャンプにも、合併号の前後で誤植があったような……(どの作品かは忘れた)。

扉絵は、作中の各マンガが描かれているので、「もしかして、『疑探偵 TRAP』の話数が書いてあるのか?」と一瞬思いました。──が、誤植でしょう。

このカラーには、ほかにも見どころが多いです。

「まるで、蒼樹紅がヒロインみたい(その通りだ!)」「中井さんの位置が──ヤバい!」「『CROW』の『生ゴミ』って何だよ!」「『TRAP』は『あなたを、犯人です』ネタかー(違う違う)」など──。なにより、パステルカラーのドットで色づけしてあるのが、目に鮮やかです。オシャレ!

だから

港浦は説得に走る! 編集長・作家たち・亜城木夢叶──マンガ的な表現とはいえ、誰もが「……」と無言なのは、ちょっとシュールですね。これだと、港浦がいじめられているみたい。

みんなが判断を保留しているのは、港浦が──新人編集者が説得しても、何の権限もないからでしょうか。その情熱は買うけれど──という感じ。

しかし、こうやって誰かが三者に対して妥協案を出さないと、『TRAP』を含めた 5 作品が打切りという最悪の展開も あり得るわけです。港浦が走り回るだけの意味はある──と信じたい。

納得できない

港浦の話しぶりだと、「福田組」のボイコットは蒼樹が言い始めた、と聞こえますね。実際は福田が言い始めてエイジが乗って、という流れでした。

ただ、たしかに蒼樹が賛同したのは大きい。今回のような、ほかの作家に協力することは、彼女は無関心に見えるのですが。以前は少女マンガ雑誌に描いていたのに、編集部側の都合で少年マンガ雑誌へやってきたという経緯があるので、蒼樹は編集部に対して不満がたまっていたのかも。

編集長の次に頑固だったサイコーが意見を曲げました。福田組のボイコットと港浦の説得は、意味があったわけです。

自らの意志は貫き通そうとするが、他人のためには自分を変える──サイコーは本当にジャンプの主人公らしいですね。

ふざけるな

ボイコット組の担当編集者 vs 瓶子! ──なんだけど、ほとんど吉田と瓶子の やり取りになっていますね。先生と生徒みたい。

瓶子の言い分は古いっつーか ずるいというよりも、人として問題があります。編集者は、いつからヤ■ザになったのか……。まぁ、瓶子は極道ってタマじゃないですけどね。雄二郎にすら軽く見られています。吉田の役職的 にはというセリフが突き刺さる。

仕方 ありません

ページをめくって不満げなエイジと福田を見ると、ものすごく不安になりました。あれ、サイコーの説得にも聞く耳を持たないのか、と。ムリヤリに港浦から言わされている、と思ったのかもしれません。

──よく見てみると、エイジは眠そうな顔をしているだけなのかも。あと、福田はいつも顔が怒っている。

責任持って

雄二郎と港浦への不信感・不満感は、福田の中では根強いですね。

雄二郎は「デビューまでに何度もボツにされた」という恨みがあるから、不満なのは分かる。港浦は頼りないし接点が少ないから、福田は信頼しないのでしょう。「編集長の言いなりになっている港浦」という印象が強いのかも。

エイジは、もうそんな事はどうでもよくて、サイコーの執筆姿に感動している。それが面白い。そういえば、前に病室へ来たときは、チラッと見ただけでエイジは帰りましたね。初めてマジマジと「亜城木先生」の生原稿を見て、うれしそうです。

事態はだんだんと「サイコーの退院まで『TRAP』は休載」という形で収束しようとしている。──誰もがそう思っていたのだが……。

[2] このページの一番上へ戻る