• 更新:
  • 投稿:
  • カテゴリィ:

『バクマン。』 54 ページ 「ギャグとシリアス」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 43 号)

Bausch歯磨き (by takuhitosotome) (by takuhitosotome)

ジャンプにはバトルマンガが多いです。ほとんどのマンガがバトルマンガ、というくらいに。

バトルマンガを「主人公が何かと戦う話」と定義するならば、『バクマン。』もバトルマンガですね。サイコーとシュージンは、いつも何かと戦っている。編集者や編集長、あるいは自分自身だったり──。

それでも、「読者と戦う!」とは、さすがに なりませんね。読者を挑発するような、そんなマンガを描いたりするのも、面白いのでは? あ、福田大先生がやっていたか……。

さて、自分は、いったい何と戦っているのだろうか──?(答え: 睡魔)(寝オチで更新が遅れてすみません……)

どこかぎこちなかった

やはり、サイコーから見ても港浦は「マニュアル人間」に思えるようです。まだ経験が浅いから、ある程度は仕方ないですけどね。

サイコーの「18 歳までにアニメ化」という夢は、いったん保留になっています。しかし、できれば早いうちに成功したい、という気持ちは消えていない。そうなると、どうしても担当の編集者を見る目が厳しくなるのです。

すべては、面白いマンガを描くために──!

も もし そうだとしても

シュージンは学費のことを心配していますが、ジャンプの契約金が 2 年分とコミックス 5 巻分の印税だけでは、まだ足りないのでしょうか?

仮に、『TRAP』の連載中は、アシスタント 3 人分を雇うお金で、契約金とプラスマイナスゼロだったとしてみます。毎月のアシスタント料がザックリと「小河: 40 万円・高浜: 20 万円・加藤: 20 万円」として約 1000 万円、2 人で割って 500 万円かかる。今年はアシスタントへの支払いがないので、すべて使えるとして── 500 万円で大学 4 年間の生活は、厳しいかな。

なんとなくリアルな数字を出しましたが、実際には、コミックスの売り上げ(印税)を合わせると、もう少し もらっているはずです。うーん、見吉へのプレゼントで消えたのでしょうか。

グッド アフタヌーン

シュージンはエイジに単刀直入な質問をしています。こんな時には、ライバルに対してでも「素直に聞ける性格は便利」ですね。やっぱり、『HUNTER×HUNTER』とは配役が逆、という感じ。

エイジは、普段は間の抜けた表情をしているのに、マンガの話となると、とたんにスルドイ目つきになる。『DEATH NOTE』では、なかなか見ることが できなかったキャラですね。エイジといい【L】といい、「女性とお付き合いしている姿」が想像できません。きっと、口説くときには、真剣な表情なのでしょうね(当たり前)。

今回の話からすると、エイジはずっと亜城木先生の エグイ話を読みたかったのでしょう。『疑探偵 TRAP』を楽しみつつも、どこか物足りなさを感じていたのかも。

どんな だよ…

サイコーとシュージンは、また原点に帰ろうとしています。『1億分の』『この世は金と知恵』という、一度は捨てた「邪道」路線を描き始めるのか?

──と、ここで、なぜ亜城木夢叶が、というかサイコーが邪道をやめたのか、現在絶賛発売中なう(重複分)『バクマン。 (2)』を読み返してみる。すると、なんと! 「エイジと張り合って負けたから」でした(実際は上にもう一人いた)。あの時はお互いにデビュー前の新人作家同士とはいえ、デカい相手と競い合っているなぁ……。

ようするに、エイジに負けた悔しさをバネにして、同じ「王道」路線で戦おうという話でした。それが、いまだにサイコーを縛っている。うーん、そろそろ、自由に描いてもいいのでは? 「王道でエグイ話」って、どういう話なのでしょうか。

ただ、本当にエグくて王道のマンガを描けるなら、ぜひとも読んでみたい! それこそ『HUNTER×HUNTER』と近くなりそうです。ああ、そんなマンガもあったよなぁ……(回想シーンに突入・略)。

[2] このページの一番上へ戻る