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『バクマン。』 55 ページ 「3 カットと 3 作」 (週刊少年ジャンプ 2009 年 44 号)

365/205 Vintage Lingerie Hanging on a Chain-Link Fence (by justmakeit) (by justmakeit)

編集者の山久は、いいですね-。この調子の良さが好きです。

自分も(女性に対してのみ)口八丁手八丁な所がありますが、山久の方が何十枚も上手(うわて)です。

あまりにも調子が良すぎるので、近い将来にずっこける姿が目に浮かぶようですが、この馬力は買いたい。けっきょく、世の中、声の大きい者を中心に回っていきますからね……。

是非 近いうちに

ほら見たことか! 以前に予感したとおり、山久の行動が重要になってきそうです。

山久の口調は、ナンパ師か詐欺師のようですね。一気にまくし立てる感じ。アヤシイ……。

しかし、じつは、蒼樹は押しに弱いんですよね。「お高くとまっている」風に見られるので、まわりの男性は、遠慮がちに接していたのでしょう。そのせいで、急に強引に迫られると、弱い。

ちょっと蒼樹とはタイプが異なるけど、『こち亀』の両さんと麗子が普通に接している描写って、けっこうリアルなのかも、と思いました。まぁ、あまりにも麗子が無防備で、バスローブ姿のまま両さんとガンダムのプラモの話をする、のは「どこの『To Loveる』だよ!」という感じでしたが……。

──とにかく。相田のように距離を取った無関心な接し方や、中井のように意識しまくりではなく、山久のような「蒼樹の才能(と美貌)」から目を話さずに口説く! というのが、一番オトしやすいのかも。

それに、ジャンプの恋愛物で、情緒たっぷりに 描いてある作品なんて、あまり見ないですからね。ぜひとも蒼樹に描いて欲しい!

ラブでいい

けっこういい感じのお年頃なのに、蒼樹は下着の話で顔を真っ赤にしていますね。こういう女性のことを、紀元前では「カマトト」と呼んでいたそうですが、──グーです! バッチリですよ!!

蒼樹に対して、山久は下着の絵を描くように言ったので、てっきりエロい路線を提案すると思いました。都合良く女の子が家に転がり込んできて、「わぁーお☆」(深夜番組で良く聞く効果音)な展開が次々に起こるような……。

ところが、蒼樹には真剣な恋愛を描くように、山久は勧めています。これはイイ! 彼は、よく分かっています。

そう、いまのジャンプに足りないモノは、それなんだ! 『I"s』からあとの作品は、コメディよりのラブコメばかりです。良くも悪くも。『初恋限定。』は、良かったんだけどなぁ……。サイコーが言うところの、「作品としては良かったが、連載としては失敗」でしょうか。

さらに、ちょっとエグイ話として、少女マンガとジャンプとの違いを、分かりやすく山久は語っています。そうそう、最近(おもに 2 ちゃんねるで)、少女マンガの過激な表現について、問題となっている(と書いて「面白おかしくダベる」)んですよね……。

言っていることは強引なようで、蒼樹の気持ちも よく考えている。ジャンプにとっても蒼樹にとってもプラスになる説得で、かなり山久に対して好感を持ちました。

やりますよ すっげーのを

さらに驚いたことに、蒼樹を引き留めた山久は、まだ正式に担当の引き継ぎが終わっていないという……。厳密に言えばルール違反なのですが、誰が山久を責められましょうか。最高です!(←ダブルミーニングではない)

そして、山久は、ひたすら蒼樹が描く作品を楽しみにしているのです。てっきり、蒼樹自身を狙っているのかと思いました。もう、山久の好感度メータがリミット寸前です(←?)。

『バクマン。』とは、「襟立王子」こと主人公の山久が、ジャンプの未来を変えていく物語である──(USO800)。

その山久と比べると、いや、比べるまでもなく、港浦のノロマさが目につきます。あれ、こんなにデキない編集者だっけ……? だんだんと化けの皮やらメッキやらが、はがれていく感じ。

つまんなくね?

みなさんは、これで食ってくって 決めたのは、何歳のころでしょうか? 自分は、いまだに決まっていない……(のに食べていける豊かさよ)。

サイコーのストイックさには、頭が下がるばかりです。「あの」ジャンプで連載をしていた高校生が、連載の終了直後に絵の練習ばかりしている。こういった「ツメを磨く」期間は、ものすごく大事ですよね。高校生で、これか……。

それに比べると(比べてばかり)、港浦がマヌケなことばかり言っていて、イライラしてきます。ホント、「何かあったのか」と思うくらい。しかし、これが彼の素の姿なのかも。いままで、ときどきは「デキる編集者」に見えたんだけどなぁ……。

浮かない顔ですね

サイコーとシュージンは、高浜と偶然に会いました。以前にも、福田や中井とバッタリ会いましたね。地下鉄・神保町駅の近くでは、集英社へ行き来するマンガ家に会える、ということでしょう。──ほとんどの作家さんは、顔が分からないけれど(荒木飛呂彦先生くらい)。

えっと、このブログでは「オトナの『バクマン。』」ネタをことあるごとに書いていて、ここを読んでいる中高生(※)を Doki-Doki させる、という悪い人が管理人です。

(※)←存在しないから問題なし!

ということで、高浜との会話に出てくる焦り過ぎててとか、こっちに 伝わってきちゃって なんだかもう……とか、立ち上げて ないんだ…とか、アダルトな話題に聞こえて困ります(困ってないし間違っている)。

アシスタント時代から、港浦に対する不信感や不満を、高浜は口にしていました。ただ、話を聞いていると、港浦を嫌っているのではなく、「ちょっと困った人」に対する哀れみを感じます。高浜の方が、オトナだ。

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