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『バクマン。』 66 ページ 「猿と結婚」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 02 号)

Thoughtful II (by iMat72) (by iMat72)

今週号は、「終わりよければすべてよし」という感じのラストでした。

──が、よく考えると、亜城木夢叶の連載に向けては、何も進んでいない。いわば、息抜きのようなエピソードだったわけです。

その間に、ライバル──静河流はメキメキと力を付けている。切れ者・クセ者の山久が、さらに知恵と力を貸す。

サイコーとシュージンは、新妻エイジに勝つことをひとつの目標にしていますが、その前に、足をすくわれるのでは……。

これどうですか?

静河流の読み切りは、そのままの状態では連載ができない、と吉田から言われていました。「静河はライバルの中で一歩後退か?」と思っていたら、もう次のネームを送ってきたようです。いま、静河流は伸び盛りなんでしょうね。

連載までの間に、服部と組んで何本もネームを描いていた、かつての亜城木夢叶を思い出しました。あのころのサイコーとシュージンのように、静河も連載に向けてやる気の固まりなのか──と思ったら、かなり方向性が違う。この「ゲーム感覚」が、はたしてジャンプで通用するのでしょうか。

ココロザシを持って作品を仕上げようが、ゲームと思ってマンガを描こうが、「マンガは面白ければいい」ので、どちらでも良いわけです。まぁ、亜城木夢叶だって、そんなに威張れる動機でマンガを描いてないですケド……。

ただ、山久が静河を利用しようとしている──ように見えることが、気になります。山久は、亜城木夢叶──というか港浦をライバル視している。出世欲もありそうです。しかし、静河は、そんなこと知ったこっちゃないでしょう。このズレが、あとあと大きくならないといいのですが……。

どっちもどっち

出会ってからほんの少ししか時間が過ぎていませんが、見吉と蒼樹は、もう友だち同士です。見吉が蒼樹を見る表情が、じつにいいですね! 「蒼樹さんなら、亜豆も納得するはず!」という確信している顔です。

友だちって、一緒に過ごした時間の長さとか、年齢とか性別とか、まったく関係ないのですよね。

それはそれとして、同じページ内に、いきなり亜豆が出てきて意表を突かれました。え、どこからワープしてきたの? という感じ。もちろん、それなりの時間経過があったわけですが、ちょっとビックリ。

シュージンの自宅・仕事場・上野動物園・亜豆の自宅──それぞれの距離感が、よく分かりません。亜城木夢叶の仕事場と亜豆家は、たしか 2 時間くらいかかるはず。でも、動物園にはすぐ来られる、という印象です。亜豆家と仕事場の中間地点に、動物園があるのでしょうか(どうでもいいけど)。

一方、サイコーは、ひとりで仕事場にいる。──あんまり、いい若いモンが、夜にひとりでゴシ ゴシしているのも、どうかと思うぞ。ゴシゴシは、ホドホドに……。

友達になっちゃった(笑)

恋人との仲が良くないときに、向こうからメールが来ると、たしかにアセります。サイコーの気持ちは、よく分かる。亜豆から届いたメールの冒頭──許しがたい事です。まで──を読んだときには、目の前がまっ白になったことでしょう。

──なんだけど、タイトルで「出オチ」だし、後半もサイコーからすると謎ですよね。亜豆も、けっこうイタズラ好きです。この、たまに出る亜豆の天然ボケは、けっこう好きになりました。蒼樹とは天然の方向性が違うのも、グーです!

シュージンと見吉のマンザイも、冴えてますね。でも、ミホ 言われてるよというボケは、みなさん、気付きましたか? ネタ振りされた亜豆さんは、(着信のためか)ヌルーで残念です。

4 人でお茶 !?

そうそう、そういえば、サイコーのために、シュージンは見吉を説得しに行ったのでした。その後の展開が急すぎて、「どうしてサイコーは驚いているんだ?」と一瞬わかりませんでした。

当のシュージンも、仕事場をあとにしたときの切羽詰まった感じを、忘れているのでは? 亜豆がメールをしなければ、「後日はなせばいいや」とか思っていそう。結果的に、シュージンが動いたことで丸く収まりましたが、なんだかちょっとヒドい。そもそもの発端も、シュージンだし。

美女 3 人も ひき連れて気分が良くなったのか、サイコーに感謝しろよなんて言っているし、シュージンも調子に乗りやすい性格のようですね。まぁ、この勢いにサイコーも同調したし、結果オーライです!

つかの間の恋愛話が終わり、次回からはバリバリのマンガ編が再開しそうなフンイキですね。『タント』のライバルである『True human』のデキが気になりました。福田の連載が危機におちいっているのも、心配ですね……。さて、どうなる?

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