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『バクマン。』 67 ページ 「パンチラと救世主」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 03・04 合併号)

Betty Grable (by BooBooGBs) (by BooBooGBs)

メリー・クリスマs ──あれ? なんだっけ、この呪文……?

などという基本的なボケは置いておいて、クリスマスプレゼントです!(『バクマン。』の 6 巻はまだ発売していない・アンド・自腹でどうぞ)

どうしようって いうんだ……

福田が、いまごろになって自分の行動を振り返っています。考えるよりも先に行動、という性格なんですね。何でも理詰めで考えようとする自分は、すこし見習いたい。でも、福田は無鉄砲すぎるような……。

俺は 何がしたいんだ、ということを、自分もいつも考えています。このさき一生のテーマかもしれません。最近、よくイベント会場へ行って、写真を撮影しています。心から楽しんでいますが、ふと「なぜ自分はここにいるのか?」と自問自答することも多い。モヤモヤする。あれは、なんだろう……?

福田の良いところでもあり、悪いところでもあるのが、反省をしないことです。行動の一つ一つが、いさぎよい。──それはただ単に、まだ致命的なミスや、本当に他人へ迷惑をかけていないから、あるいはそういう状況を描いていないから、かもしれませんが。

そうそう、ここで福田は重大なミスを回避しました。蒼樹嬢の家は、福田が知っていてはダメなのです。あの冬の日に、中井を尾行して知ったんですよね。もし、ここで蒼樹の家を訪れて、蒼樹がいたら、ストーカです! 完全に蒼樹は男性不信になったかも……。良かった良かった。

平丸は、50 人くらい 作家さんと 連絡とれるという……。いったい、どうやったらそんな時間が取れるのでしょうか。

今のところ、平丸は連載に大きな穴を空けていないようだし、『ラッコ 11 号』を打ち切る話も出ていない。そんな中、作家の連絡先を聞いて回れるなんて、やっぱり平丸はスゴいです! この才能が、まっすぐマンガの方へ向いたら、もっと人気が出るでしょうね。──そんなことは、まず、なさそうですケド……。

よりによって なんで

自分から頼み事をしているのに、使えねーなと吐き捨てる福田がステキすぎます! 老若男女を問わずに面倒見がいいのに、ものすごく自己中心的という──。本当に「みんなのオカン」的な存在ですね。

蒼樹への愛の 告白では? と平丸に聞かれて、福田はまあ そんなとこだと答えたのはビックリです。もちろん、半分は「説明がメンドウ」だからなのでしょうが、あとの半分は本気なのでは? ──ああ、そうか、別に男女の愛ではなくて、マンガ家同士の「マンガ愛」なのかも。

自分の都合だけで「福田組」の名前を出しているのではないか、と福田は平丸から指摘されています。これはスルドイ! 他人から構ってもらうことに関しても、天才的な平丸です。

素晴らしい 作品になる

前半では、石沢の態度を認めるようなことを書きました。いま、後悔しています。これは、ないわー。どうして、ここまで上から目線で語れるのでしょうか……。

この状況で、よくシュージンは石沢を殴りませんでしたね。高校時代なら、まず間違いなく、コブシで黙らせたでしょう。友だちのためなら、シュージンはやるはず。──もちろん、この公共の場で暴力を振るえば、「プロ作家の高木先生」にとって、面倒なことになるのです。ガマンして、正解ですね。

──と思っていたら、いきなりゴンザレスを押さえつける人物が現われました!(ゴンザレスって?) この場面は、だれかが素で分かりませんでした。『バクマン。』読みとして、失格ですね。まさか、そんなに急に到着するとは、思わなかった。

何で ここに……

格好良く、福田の登場です! 本当に、福田は主人公みたいですね。──セリフはアレですが。

福田が蒼樹に指導をする気になったのはどの時点か、気になりました。中井がダメと思った段階なのか、それとも、石沢を見てすべてを悟ったのか。後者だとすると、結果的に石沢は役に立ちましたね。

ただでさえ連載の続行がキビシい状態なのに、蒼樹紅へアドバイスをする時間を取ると、打切りの時間が早まりそうです。蒼樹がジャンプ本誌でのライバルになりそうだし。福田にとっては、いい事は何一つなさそうです。

それでも、福田なら、全力で蒼樹に協力するでしょうね。

俺に教わるなんて

あれだけ福田のことを嫌っていた(ように見える)蒼樹が、あっさりと福田の申し出を受け入れています。最近、この作品を読み始めた読者は、不思議に思ったのでは?

まぁ、ごくふつうの感性を持って当初から『バクマン。』を読んでいる読者には、納得ができたでしょう。どう見ても、この 2 人は、いい意味でお互いに意識していました。ようやく、素直に手を組んだか、という印象です。

ここで、いつものように、福田が場を和ませているのがいいですね。そうそう、そういえば蒼樹に対して好意があることを、福田は告白済みでした。そこに平丸が便乗したのです。てっきり蒼樹は聞き流したと思っていたら、きっちりと覚えていました。また 便乗ですかとは、キツいお言葉ですね……。

シュージンが不安に思っているとおり、福田・蒼樹(・平丸)の連合は、亜城木夢叶の強力なライバルです!

そういえば、平丸以外は「お色気(もある)ギャグマンガ」を描いているんですよね。ジャンプにしては、ちょっと多すぎる気もします。──これは、福田の連載が終わるか、路線変更があるかもしれませんね。

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