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『バクマン。』 69 ページ 「特別な仲と田舎」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 07 号)

Help! (by D3 San Francisco) (by D3 San Francisco)

驚いたことに、まだまだ「中井のターン!」ですよ。あの平手打ちのあと、もう二度と出てこないと思っていたのに……。

出るたびに評判を落としていく中井を、なぜ作者は描き続けるのか。

自分なりの結論は、──明日の感想に書きます(えー)。

手抜いたんでしょ

連載会議の結果を聞いて、結構水物 なんだよなとシュージンが感想を述べています。そして、港浦が楽天的過ぎであると指摘してる。

これを聞いて、大半の読者は「高浜と同様に、亜城木夢叶も港浦の被害にあった」と思ったことでしょう。

──いや、それはオカシイのです。シュージンはまるで、「自分の作品には問題がなかったのに、港浦や運のせいで連載にならなかった」と言っているように聞こえる。

そんなハズはありません。運が良ければ通るような、そんな甘い会議ではないはずです。連載会議で落とされたのであれば、真っ先に「実力が足りなかった、面白いマンガを描くように努力しよう」と反省するのが筋でしょう。

最後にはちゃんと、前向きに 頑張ろうぜと決意を新たにしていて、ホッとしました。それでこそ、いつものサイコーとシュージンです。

昨日の感想では、「加藤のいる仕事場では良くないことが起こる」と書きました。そのとおりだとすると、蒼樹のアシスタントを確保するために、山久が港浦に声をかけなかったのは、「死亡フラグ回避!」ですね。そして、そのまま『青葉の頃』が大ヒットしたりして……。

連載に なると聞いて

中井はどこまでもどこまでも、落ち続けるのみです。

以前はいっしょに連載作品を描いていた仲間に、アシスタントでいいのでと電話をかける中井が、哀れすぎる。プライドがないのか。

仮に、蒼樹との間にあんな事がなくて、心変わりをしていない中井なら、また蒼樹もパートナとして迎えたかもしれませんね。──もう、絶対にあり得ませんが……。

ここまで蒼樹に言われても、中井は謝る機会を逃しています。こうやって見ると、「中井は加藤にダラクさせられた」とは思えませんね……。もともと、自分が失礼なことをしても、まったく自覚がない男なのでしょう。

うるさいな ……

急にアシスタントが来なくなる。──これって、マンガ家さんにとっては、リアルに恐怖なのでは……。前にも書きましたが、福田のところなんて、アシスタントが一人だけですからね。

自分は社会に出てから、一度も病欠をしたことがありません(もう、何十回も書いている話)。しかし、自分の会社では、ほとんどの社員が年に数回は休みます。どこの会社でも、同じでしょう。それが、普通です。

でも、週刊連載をしているマンガ家は、なかなか休めませんよね……。どこぞの大御所さん以外は(誰?)。本当に、マンガ家必要なのは「体力」 「精神力」 最後は 「根性」です。

フった ?

顔を赤らめて話す加藤がカワイイ。この小悪魔め……(「子」がいらない?)。

高浜の驚きっぷりが、不謹慎ながら笑えます。

あれだけ苦労をして立ち上げた連載を、こんな後味の悪い形で閉じることになるとは、思いも寄らなかったのでしょう。気心の知れたアシスタント仲間・加藤と、絵が上手で評判だった中井と組んで連載を始めたときには、明るい未来が高浜には見えていたはず。

ここで、さらに申し訳ないことに、「あと 4 話しかないし、中井がいなくても、なんとかなるのでは?」とも思ってしまいました。失礼にもほどがあるけれど。

高浜からの電話に対して、連載終わる 愚痴か? と思ったシュージンは、なんだか冷たいです。そういえば、高浜の連載が決まったときにも、シュージンはヘンな態度をしていました。けっこう仲良く話していたようで、シュージンは高浜のことをあまり好きではないのかも。

中井が蒼樹にもフラれた話をサイコーから聞いて、高浜がすぐに納得しているのが面白い。切羽詰まっている状況なのに、ヤケに冷静です。シュージンも冷めているし、この場で動揺しているのは、サイコーだけですね。

電話 してみる

かつての仲間でありライバルでもあったサイコーからの電話にも、中井は無感動です。もう、完全に目が死んでいますね……。

ただ、2 人の女性に振られたことよりも、自分に嫌気が差したことに絶望している中井には、まだ救いがある気もします。自分の長所である「絵の上手さ」を、恋愛に生かそうとしていた。そのことに後悔している。この時の気持ちは、忘れないでいてほしいです。

シュージンや福田の反応は、当然でしょうね。以前は同じ志だったのに、いまの中井は見る影もない。もう、彼はダメなのか……。

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