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『バクマン。』 75 ページ 「新居と新連載」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 13 号)

Her name is "June Bride" (by P/\UL) (by P/\UL)

知らないうちに「付き合っていた」と思ったら、一方的に昔の男扱いをされる──という場面がありました。

──これって、どこかで聞いたことがあるような話ですね。たとえば、『HUNTER×HUNTER』のパームとゴンとの間柄とか(たとえが具体的すぎる)。

ワレワレが住む現実世界でも、こういった「自分の知らないうちに恋人と思われていた」なんてことは、よくあるのでしょうかね? 創作の世界だけの話なのでは。

残念ながら、自分の人生では、そういった経験はありませんでした。実際、そんな状況になっても、うれしくないなぁ……。「好きだ! つき合ってください!」→「はい or いいえ」というシンプルな恋愛が好きです。恋に駆け引きは、いらぬ。

何か素直に 喜べない

岩瀬にとってシュージンは、いつの間にやら「過去の男」になっていたのでした。ちゃんちゃん。

かつてないくらいに、岩瀬はニクタラシイ表情をしています。これが岩瀬の本性なのか……。ある意味、魅力的ですケドね。

けっきょくのところ、岩瀬がシュージンとカヤの新居をワザワザ調べてやってきた理由は、勝利宣言をしにきただけでした。考えようによっては、すさまじく気持ち悪い。美人だから許される──ということでもないでしょう。

しかし、岩瀬は純粋なだけなんですよね。一度は好きになって、自分が才能を認めた人に、どうしても勝ちたかった。そのために不慣れな世界へ飛び込んで、必死にがんばったのです。その結果を認めて欲しい、というのは当然の欲求でしょうね。

ただ、ちょっと、やり方と態度がイヤミったらしかった。せっかく持ってきた花束も突き返されて、すこしカワイそうです。せめて事前に連絡するか何かすれば、見吉の対応も変わったのでは。まぁ、花束のことなんか、岩瀬は気にもしないでしょうけれど。

もう 見つけ ました

去り際に岩瀬は、とんでもない発言を残していきました!

このページを読んでいる段階では、服部のことを岩瀬がどの程度好きなのかは、分かりません。「尊敬できる人」として好意を持っているのか、それとも、カヤに聞かれたハズミで言っただけなのか。

──いやいや、素直な岩瀬が「好き」と公言する以上は、そんなアイマイな気持ちではないハズなのです。

それにしても、いつの間にそんな話になっていたのか……。服部は、プライベートでもデキル男なんですね(違う)。

6 月 9 日に式

籍を入れただけだと、なかなか実感がわきません。やっぱり、結婚式・披露宴があってこその、結婚ですよね。──自分はメンドウなので、いままでに一度しか参加したことはないですが(呼ばれないだけでは?)。

この作品のことだから、披露宴という一大イベントだろうとマンガには無関係なので、スルーされるかもしれませんね。「結婚式、良かったねー」というカヤの感想だけが描かれる、とか。サイコーとシュージンは、いつものように次回の展開について話し合う──という絵が浮かびました。

折原と高浜との、テンションの違いが激しい。この 2 人の会話は、想像ができません。『走れ! タント』が子どもたちに人気、という話題で話し合っていたのでしょうか。なんだかんだ言って、折原も他人のプライベートを探るようなキャラではないですからね。

初めは子ども向けのマンガは想定していなかった亜城木夢叶ですが、いざ子どもたちに作品が受け入れられると、うれしいものです。そういえば、身近にいる亜城木の作品を読む人の話を聞くのは、珍しいですね。ファンレターで感想を読むのと違って、うれしさもヒトシオでしょう。

君らしくも ないな…

岩瀬は、本気で服部が好きみたいです。ひょっとしたら、本当に人のことを好きになったのは、これが初めてなのかもしれませんね。シュージンの時は、ライバル心のほうが強かったのでは。

数ページ前でコニクタラシイ顔を描いておいて、この恥じらいある表情はズルいですよ! どちらも岩瀬の素の表情、なのでしょう。あの岩瀬が、服部さんから見て 魅力ある女性でしょうかなんて聞くとは……。

服部からすれば、とつぜんの告白に驚くしかない──と思ったら、俺から見たら まだ子供、だそうですよ。しかも、なぜ岩瀬がこんなことを聞いてきたのか、瞬時に分析をしています。オ、オトナや……。

あれ? でも、服部っていまは 32-33 歳くらいですよね。岩瀬が 19 歳くらいのハズ。この年齢差で、子ども扱いをするとは──服部は、年上のほうが好きなのか!

普段はツンツンしているけれど、自分よりも能力が上の人間にはデレてしまう──。やっぱり、『DEATH NOTE』の高田を思い出すなぁ。

ある意味安定

『タント』は全体の中間くらいの順位で落ち着いている。まっさきに「連載会議で終了候補に挙がらない」という評価が出てくるとは、人気作からは遠いですね……。ここから上位が狙えるのか?

ちょっとビックリしたことに、シュージン・カヤの結婚を、蒼樹は担当さん伝いに聞いて知った、とのこと。──え !? 誤解がとけて蒼樹とカヤは友だちになっていたハズなのに、結婚したことを言っていなかったのか。これには蒼樹も、ショックを受けたのではないでしょうか。

──女の友情って……。

さらに、蒼樹はすぐにマンガの話をしだすし、カヤもすぐさま電話を替わる。うーん、妙に他人行儀な感じです。まだまだ付き合いが短いから、仕方がないですかね。

この見開きページには、「かつてシュージンのことを好きだった女性・一瞬だけ好きになりかけた人・高木のヨメ」が大集合です。シュージンはモテモテなのに、本人の自覚なし。でも、「この 3 人を自分のために利用して──」などという男じゃなくて、良かったですね。

そしてモテキングの座は、服部へ受け継がれるのであった──(?)。

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