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『バクマン。』 76 ページ 「決めギャグとメッセージ」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 14 号)

Apologies from a Dream (by Pensiero) (by Pensiero)

いつものようにこの場所は、感想の内容とはあまり関係のないことを書きます。

そういえば、「亜城木夢叶」という名前には、「真・高豆、3 人のえる」という意味あいが込められていたのでした(『バクマン。 2』 p.169)。

「亜城木夢叶」には、言い出しっぺの名付け親である、見吉の名前が入っていない。なんという控えめな性格! とそのころから思っていました。

それが──なるほど。いつの間にか、亜城木の中に「カヤの名前」も組み込まれていることに気がつく。「15 ページ」の時点で、作者は今の展開を考えていたのかもしれませんね。──もしかして、物語の終わりまで……?

えっ? "アシロギムト" って?

ライバルは 亜城木夢叶先生 です、という「私信」を電波に乗せて、エイジは全国へ発信する。

──この一言のために、エイジはテレビの出演を受けたのでしょうね。なんという遠回りな……。メールか電話でエエやん! と思ってしまいました。だがそれがいい。

面白いことに、この知らないん ですか? 亜城木夢叶と言っているエイジの顔は、以前にエイジ自身が描いたサイコーの似顔絵に似ています。亜城木夢叶とエイジが初めてジャンプ編集部で出会ったあとの帰り、タクシーの中で描いたサイコーの絵ですね(『バクマン。 3』 p.55)。

その時のエイジは、サイコーのことをものすごく 活躍するマンガの 主人公と同じ目を してました、と見ている。それが──どうでしょう。最近のサイコーとシュージンは、そんなイキイキした目なんてしていません。亜城木の 2 人が燃えた目をしていたのは、いったいいつのことだったか……。

ところで、昨日はスルーしてしまいましたが……。

エイジが思いっきり普段着で出演していることにビックリしました。上下ジャージ・羽根つきでテレビに出て良いのか……。このあたりは、お笑い芸人やアーティストの「コスチューム」扱いなんでしょうね。意外にも、今日のために新品を買っていたりして。

また 来週~~

エイジが番組の終わりで決めていますが──この日は週末の収録だったのでしょうかね? 「また明日も見てくれるかな?」「いいかもー!」じゃないのか。

そういえば、新妻エイジは「お友だち」として、だれを呼んだのでしょう。順当に考えると、『CROW』のアニメに関わっている人ですよね。声優か監督あたりでしょうか。マンガには描かれていない、エイジの交友範囲が気になる……。

どうすれば…

おそらく、エイジが『タント』を読んでいないのは本当のことでしょう。エイジは「亜城木先生」に、『タント』のようなギャグマンガを描いて欲しくなかった。亜城木が 2 人とも面白がって描いているならまだしも、ムリヤリに描いていることがエイジには分かるのでしょう。

それでも──それでもエイジは、亜城木先生を一番好きで ライバルである マンガ家として見ている。その思いに応えられないサイコーは、モドカシサばかりがつのる……。

どうして、こんな事態になったのでしょうかね。港浦を責めるのは簡単ですが、何の解決にもならない。自分たちが望む作品を描くために、サイコーとシュージンは何ができたのだろうか。

谷草の方だけど

エイジのライバル宣言を聞いて、サイコーはいてもたってもいられない。仕事場から逃げ出したサイコーは、亜豆に「タント」 やめたいと叫ぶ──。

このページに来るまでは、てっきりサイコーは「俺、『タント』 がんばるよ!!」と言うのかと思っていました。自分たちが望まないまま始めた連載とは言え、折原の弟などのファンがついている。その子どもたちのために、「イヤイヤやっている」ような態度を改めて再出発するのかと……。

結婚するまでは(極力)合わない・電話もしないという約束を破ってまで、サイコーは亜豆に電話をかけた。ここが物語の転換期でしょうね。サイコーの嘆きを聞いた、亜豆がどう応えるのか──それが問題です。

亜豆のことだから、しっかりと最後まで『タント』を描き続けるように言う、と思うのですが……。

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