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『バクマン。』 78 ページ 「やめるとやめない」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 16 号)

Olympic Gate (by cmaccubbin) (by cmaccubbin)

今週号の最後は、サイコーの行動に疑問が残りました。なぜ、あんな態度を取っていたのか……。

でも、急にイミフメイのことを言い出すのは今に始まったことでもないし、そもそもジャンプの主人公キャラは突発的な行動にでるものです(そうか?)。今回のことも、次回には「ああ、そうだったのか」と分かる──かな。

サイコーと比べるとシュージンは、常識的です。ただ、いつも周りに流されてばかりいる。恋愛も結婚も、半分以上は勢いだったもんなぁ……。編集部では「亜城木夢叶はトラブルメーカ」なんて言われていますが、半分以上はサイコーのせいなのに……。

がんばれ、高木秋人!

今の繰り返し

瓶子副編集長に叱られた直後だと言うのに、サイコーは編集長のところへ怒られに 行く。自称・人見知りのサイコーですが、慣れた相手に対しては堂々としています。──ときどき、失礼ではないかとこっちが心配するくらいに……。

港浦と瓶子からドウドウメグリの話を聞かされて、サイコーは内心では腹立たしかったでしょうね。これじゃ エイジと 服部さんに 踊らされただけだ、とサイコーは思う。それでけっきょく、編集部内で一番上の人間に直訴する。──担当の編集者にとって、もっとも避けたかったケースです。

高浜に続いて亜城木夢叶まで、担当である港浦とウマく行っていないことが、編集長にはハッキリと確認できた。これは、編集者としてはかなりマズいのでは。それでも担当は替えないだろうし、自分が港浦だったら田舎に帰ってリンゴでも育てたくなります(どこの中井だよ)。

その覚悟があるなら

サイコーの訴えに対して、佐々木編集長はシンプルに応じました。

編集長は、珍しく「ジャンプ」を読んでいます。よく考えたらごく当たり前の光景なのに、なぜかスゴく違和感があるのはなぜでしょうか。

ともかく、ジャンプから目を話さずに冷たく言うことで、連載を途中で 投げ出すような 作家はいらんというのは当然だ、と強調されたわけです。さすが、編集長のカンロクですね! 瓶子だったら、こうはならなかった。

連載に 全力を 尽くし

自分の言いたいことを編集長に言うサイコーは、勇気がある。しかし、どこか甘えもあったと思います。すこしは止めてくれるだろう、と。その意味では、平丸と同じなのかもしれません。いや、なんだかんだ言って逃げずに連載を続けている平丸先生に、そんな事を言うのは失礼か……。

佐々木編集長が語ったことは、正論です。誰も反論できないでしょう。──なのだけれども、作品として やるべき事を まっとうした時に連載を終えたマンガを、自分はあまり知らない。うーん、『レベルE』がそれに当たるのかな?

ほとんどの作品が、もがき苦しみ ボロボロになり 打切りで終わる。それが現在のジャンプなのでは、と思ってしまう。作者も編集者も納得して終了した作品は、過去にどれだけあったのでしょうか。

言って ない

このページのサイコーは、態度がちょっとヘンです。いつものように意地っ張りなだけと言うよりも、編集長を脅迫しているようにも見える。亜城木が「新妻エイジ先生」レベルの売れっ子なら、それなりに有効なオドシですケド……。

亜城木夢叶の選択肢は、連載を続けるか やめるかだけなのでしょうか。自分としては「次回作の読み切り用ネームを描き上げて、編集部を納得させる」という方向へ進むべきだと思います。けっきょくは連載を終えるのですが、キチンと後のことを考えてからやめてほしい。

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