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『バクマン。』 80 ページ 「見た目と挨拶」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 18 号)

A5 #3 OBSESSION ISSUE - #18 Tal Rauchberger, mirror mirror - venus crux (by A5 Magazine) (by A5 Magazine)

今回出てきたマンガのアイデアは、じつに面白そうなモノでした。これ、他誌がマネしそうですよね……。

とんでもなく不謹慎な内容だし、フェミニストや PTA などから文句が来そう。しかし、だからこそオモシロオカシイ作品になる。

しかし、現実世界では NHK でアニメ化されるマンガなのに、こんな福田好みの「不健全な作品」を描く主人公がでてくるとは──、何とも痛快です。

それ いいじゃ ないか!

『この世は金と知恵と見た目』──、なんというマンガのタイトルだ! これはひどい。──ぜひとも読んでみたいです!

服部のほうからかなりヒントを出しているのに、あくまでも「港浦が出したアイデア」としているところが良いですね。服部は裏方に徹している。たぶん、服部の中では『この世は金と知恵』をリメイクさせることは、すでに決めていたのでは。

自分も、過去の作品──、とくに『金と知恵』をアレンジして再挑戦するのでは、と予想していました。ああ、ブログに書いておけば……!

そういえば、岩瀬が原作者として再登場することも、サッカー少年みたいなアシスタントが出てくることも、静河流が世の中へドンドンと出ていくことも、みんなみんな、オレが予想していたんだっっっ!(そこまで書くとウソ丸出し)

エグイ ですね

あまりにも長いタイトルは、呼ぶ時に困る。そこで略称が『この世は KTM』と決まりました。

──が、『KTM』ってなんだか微妙な気がするなぁ……。『この世は金と知恵』がもともと設定を借りていた、『一億分の』というタイトルのほうが、個人的にはシックリきます。

タイトルはともかくとして、シュージンが考えた『KTM』の設定は強烈ですね!

女性にとって、自分の容姿を金で買える世の中は、現実の世界よりも良いのか悪いのか……。知人の女性に聞いてみたいところですが、「容姿に自身があるかないか」によって考えが違うはずなので、答えにくいかな。

男性だって、キレイなお嫁さんと結婚したければ、それなりの脳か容姿が必要になってくる。──いや、われわれが住んでいる世界では「大事なのは心だ!」となりそうですが、『KTM』の世界観では少数派でしょうね。

あ、そう考えると、心までもがお金で買える世界──、とまで行ったほうがエグイ。そのうち、そういう設定も出てくるのでしょうか。

やばいですよコレ

ヒロイン役は亜豆と決まっているので、当然のように心も体も清く美しい。──ただ、そうなると亜城木の作品は、すべて同じヒロインになるよなぁ……。人はこれを『あだち充』現象と呼ぶ……!(かどうかは知らぬ)

頭の良さも格好良さもお金で買えてしまう世の中。──それって、けっきょく「この世は金」なのでは。ある意味では、この世界と同じですなぁ……。

──いやいや、シュージンは違う。シュージンの家庭は金銭的には貧しそうだし、親の教育もヒドかった。それなのに、シュージンは頭が良くて思いやりもあり、カヤによれば顔もそこそこ。「どう生まれたか」よりも、「どう生きたか」が大事なわけですね。

そうやって考えていくと、「生き方が重要とはいえ、自分ではどうしてもママナラナイ部分(脳と容姿)を変えられる世界」は、けっこうステキかも。

頭が良くなれば、金を稼ぐ力が付く。容姿が良ければ、それを売りにできる。──おお、メチャメチャ面白いマンガになりそう!

少年マンガで 主人公不細工

「見た目」をプラスすることは、服部からの勧めだった。それでも、サイコーとシュージンにより良い作品を描いてもらおうという姿勢が、港浦に出てきましたね。──というか、亜城木夢叶にギャグを描かせようとする前の港浦に戻っただけ、かもしれません。

『走れ! 大発タント』は失敗だけど、マンガとしては面白そうな設定でした。つまるところ、それほどギャグが向いてない 2 人に、なかばムリヤリに描かせたことが問題だったのです。たとえば、ほかの作家が『タント』を描けば人気作品になっていたかも(「原案: 亜城木夢叶」として)。

いまのところ、姿を買えるとは実際にどのようなことなのか、まだ出てきていません。他人と自分の外見を交換するのか、パーツを購入するという意味なのか。そもそも、脳を買った場合の記憶はどうなるのかなど、本格的に描くにはムズカシイ部分もありますね。そこはアイマイにするのかな。

ここのどんどん話が広がる 広がり過ぎかも…とシュージンが言う場面は、作者の気持ちを代弁しているのだと思いました。大場つぐみさん自身が原作で、『KTM』を誰かに描いて欲しかったりして。

──まさか、作中の新妻エイジ同様に、ジャンプで『バクマン。』と『KTM』の 2 作品を小畑健さんが描くのでは…… !?

アイデア メモして おかないと

せっかくいいフンイキだったのに、港浦のひと言で台無しになりかけました。こういう部分は、まだまだ変わっていませんね。

なんだかんだ言ってヒドい目にあいながらも、サイコーもシュージンも必要以上に港浦を責めない。そこが 2 人の良い所です。高浜のように、「打倒・港浦!」を前面に出して励みにする、というのもいいですケド。

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