• 更新:
  • 投稿:
  • カテゴリィ:

『バクマン。』 82 ページ 「ヒントとベスト」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 20 号)

Pile O' Garbage (by ScallopHolden.com)(ゴミはキチンと捨てましょう──、旧人類ども!)

今週号の『バクマン。』は、タイトルがカラーページでした。

一番の見どころは、新妻エイジです。さりげなく、いつもの羽ぼうきを頭に差している。──なぜか?

それは、いつものように首や腰に羽を付けると、となりにいるシュージンや福田に羽が刺さるからです。

福田:
「首かゆっ! なんかモサモサするやんかっ!」
シュージン:
「……ぷふっ(笑)」
相田:
「(デデーン♪)福田、アウトォー!」
シュージン:
「ええー、そんなんズルいですやんかーーー!」
蒼樹:
「まあまあ、身内同士で争ってもしゃーないですって(両方の鼻にペンを差し込みながら)」
サイコー ,シュージン, エイジ, 福田, 平丸, 静河
「……!!!!」

(絶対に笑ってはいけないマンガ家 24 時)

次の作品に ぶつけろ!

先週の「引き」からのスタートですが……、港浦がハズしています。今週号はずっと、最後まで港浦がリズムを外す展開でした。最近になってようやく成長してきたと思った港浦は、また退化していくのか……。

とはいえ、現時点では服部しか「次にやるべき事」を把握していませんからね。ある意味ナイスかも。

ひとつだけある

亜城木夢叶にしかできない作品とは、なんだろう。このページを読んだ時には、真剣に考えてみました。

『この世は金と知恵と見た目』(KTM)のようにシリアスでダークな話──それも現実世界が舞台の作品は、静河流もほかの作家も描いています。王道ファンタジィの『MAGMA OF STOPPER』は言うに及ばず、『走れ! 大発タント』も似たような作品は多い。

つまり、いままで描いてきたような作品ではない、ということだけが分かります。かといって、過去の作品とはまったく違う作風を服部が求めているとは、とても思えません。それだと今まで培ってきた 全てのものを無視することになる。

そう考えて、この時点では、やっぱり『KTM』に何か味付けを足すのかな、と思っていました。つまり、まださらに「プラスする方向」へと考えていたわけです。これだと、『タント』の時に笑いをもっと盛り込もうとした、港浦と同じ発想ですね……。

まあ 基本 だが ……

服部はサラッとタイヘンなことを言っています。

連載会議で『KTM』が落とされたのは、エイジが描く『CROW』や『+NATURAL』とは競えないだろうという判断だった──、と服部は言う。え? そうでしたっけ?

すくなくとも、連載会議に出席した人間(相田など)から、正式にはそういった報告はされていません。あくまでも、服部がそう思っただけのはず。どちらかというと、『KTM』よりも『True human』のほうが新連載にふさわしいから採用された──というのが真実なのでは。

このページに出てくるジャンプ(2013 年の 41 号かな?)には、まだ『BLEACH』が載っているようです。しかも、新連載があるというのに、それなりの大きさで描いてある。ということは、まだまだ人気の作品なんでしょうね。それに、黒崎一護は同じような格好をしている。

──今から三年後の『BLEACH』で、「一護、青年編」が始まってないといいケド。

被ってますね

静河流は、マンガに──超有名な週刊少年ジャンプ誌上に、自己表現の場を求めていました。だから、『True human』は話の展開が選民思想に基づくもの、と推測できます。ただ、今のところ、主人公が分からないんですよね。静河にソックリなのでしょうか。

そう、自己顕示欲が旺盛な静河流ですが、誰も──おそらく山久さえも、彼のことをよく知らない。『True human』を読むことで、作者のことが理解できるのでしょう。静河流とは、どんな人物なのでしょうかね。

設定が 凝り過ぎている

『KTM』は設定に頼ってばかりいる──、という致命的な弱点を、服部は指摘します。この点は、亜城木夢叶を服部が担当していたころから、あまり変わっていませんね。

しかし、今のシュージンは、シンプルな王道マンガも器用に描ける。この利点を「器用貧乏」で終わらせずに、次回作に生かせたら大きいはず。そのことを、サイコーもシュージンも気がついています。

──何も分かっていないのは、港浦ばかりなり……。

[2] このページの一番上へ戻る