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『バクマン。』 86 ページ 「勝ちと負け」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 25 号)

Take that! (by fofurasfelinas)
(はたして、どちらが勝つのだろうか……!)

トウトツですが、『HUNTER×HUNTER』に登場する優秀な(万年)受験生である、トンパさんのありがたい御言葉を拝聴しましょう。

挙手による多数決は 最大の愚行 !!

匿名性が失われ 自分に反対する者が誰かは わかるのに 少数派には 反論さえ許されない 最悪のシステム !!

HUNTER×HUNTER (3)』 (p.35)

──ああ、心が洗われるような、なんという美しい論理なのでしょうか……!

集……英社? とかいうところで、ジャン……プ? みたいな名前の雑誌を作っている、どこかの編集長なんか、トンパさんに論破されて欲しいところです(我ながらウマくいったな)。

多数決 !?

いや、冗談抜きで、ここで多数決をとるのは、かなり強引すぎます。編集長は、自分の一存では決められないために、ほかの編集者たちに責任を押しつける気では──、とも見える。

たしかに、この時点では、ほかに決定的な意見が出ていないことも事実です。それでも──、ほかにやり方がなかったのかな、と思ってしまう。

ようするに、自分の希望としては、

「とにかく『完全犯罪クラブ』の連載だけは始めて、様子を見て欲しい」

ということです。

──しかし、そんなことが許されるものなら、ほかにも『ジャンプ』で連載したい作家なんて、山ほどいるはず。

この急展開の中で、吉田が入れた 1 票は非常に重要です。自分の班が担当している作家でもないのに票を入れるなんて、やはり、吉田は亜城木のことをかなり評価しているようですね。

勝てない だろうな

ここで瓶子が、エイジの勝ちと取ったことは、かなり大きいです。致命的でしょう。

票の流れをよく見ると、吉田は自分の判断で・相田は自分の班だから・アゴは責任を負いたくないから──という理由で亜城木夢叶に投票しています。

とくに、アゴ(名前を覚える気なし)はヒドい。「どちらのマンガが面白いか」で判断していません。とはいえ、この状況であれば、誰だって同票へ持っていきたくなる。

──もう、多数決の無意味さがよく出ていますよね。

あと、どうでもいいけれど、最初はアゴを「メガネ」と呼ぼうかと思ったけれど──、メガネ率が異常に高いな! というか、吉田だけが裸眼(コンタクト?)なのか。

私か…

自分も相田のように、いろいろと反論したいところです。ただ──、アゴの言うことも分かるんですよね。たしかに、多数決すらなく、編集長の一声だけで決まっていた可能性もある。

──どちらにせよ、結果は変わらなかった、ということでしょうか。

絶対 勝てる!

サイコーの意気込みも空しく──、編集長の口から出た言葉は──駄目だな、でした……。

良い方向で考えると、「今のネームのままでは、ダメだ」という意味で編集長は言っている──のかもしれません。そうあって欲しい。

昨日と同じことを書きますが──、現時点で「エイジに勝っているか」ではなく、「競えるくらいの作品か」で判断するのが条件だったはずです。両者は多数決でほぼ同じ票なのだから、並んでいると考えるのが普通でしょう。

まぁ──、この編集長のところで作品を描くよりは、ほかの雑誌で「打倒エイジ!」を目指すほうが、サイコーとシュージンにとっては良いことなのかも。

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