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『バクマン。』 89 ページ 「タイトルとキャラデザ」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 28 号)

ozoni 2010 (by junkoko)
(梅雨時にはまぶしい──白)

今回は、尊敬する「亜城木先生」にベタな ギャグマンガ──似合わない作風を描かせたことに対して、新妻エイジが抗議していました。

港浦は、港浦なりに頑張ったと思う。それに、『走れ! 大発タント』の初期のころは、亜城木の 2 人も 乗り気でした。港浦に責任を追及したり、文句を言ったりすることは、筋違いかもしれない。

それでも──、エイジが言うとおり、亜城木先生は リアルな話 リアルな絵です──というのもまた、真実です。サイコーとシュージンのことをよく知っている編集者ならば、『タント』の方向へは行かせなかった。

そこで、これだけ港浦に面と向かって意見をするエイジの姿を見て、読者としても胸のつかえが取れた感じがしますね。

港浦ゴロリン──、いままでありがとう!(勝手に消すな)

亜城木先生の 担当だったん ですよね?

新妻エイジの担当が変更となって、港浦がアイサツをしに来たわけですが──、なぜ担当替えになったのか、エイジは気にならないのでしょうか。

よく考えると、秋名愛子──岩瀬と服部が離れた理由は、なかなか説明がしにくいですよね……。ヘタをすると、岩瀬に対して失礼──というか、セクハラ・パワハラになる。

とはいえ──、まぁ、岩瀬自身が「服部は私を捨てた」と言っているから、ある程度は正確に話しても問題はないと思います。それに、他人から──自分が好意を持っていない人間から何を言われようと、岩瀬にとっては何の興味もないのでしょう。それに──、

──エイジもそんな事情には興味がない。

今度の 亜城木先生は 手強いですね…

『完全犯罪クラブ』の内容をエイジには話していない、と服部は言う。それにしては、エイジは内容を知っているかのようにコウフンしています。そこで港浦は驚いたのですが──、

──エイジは雄二郎から聞いたのでは?

もしも違うのであれば──、自分の気になる作家が身近にいて、編集者からいくらでも情報が聞き出せる状況だというのに、エイジはよくガマンしていますね。自分だったら、何としても知りたいなぁ。

服部はエイジのことを、彼はきっと エスパーだ、と言っています。サラッと言っているけれど、これはシリアスな笑い──服部なりのギャグなのかも。港浦、ツッコミを入れてやれよ!

まぁ、メタな視点から見ると、あきらかに、エイジは本当に先のことが読める人物なのだけれど……。

このページは、エイジが港浦に羽ぼうきを渡していることに注目しましょう。

このアイテムは言うまでもなく、エイジ自身が『CROW』の化身となるための羽です。かなり重要なアイテムなんですね。エイジが自分から羽ぼうきを渡す場面なんて、今まではなかったハズ。

もちろん、ジャケットなどを着用している際には、エイジは羽ぼうきを付けていません。それ以外では、全国放送のテレビ番組に出演する時ですら、エイジはこの羽を取らなかった。

自分が知る限りでは、エイジがジャージ(スウェットシャツ?)から羽を外したのは、入院中のサイコーを見舞いに行った際くらいです(「46 ページ」──レッツ ホスピタル)。あの時は、雄二郎がムリヤリ取ったのか、あるいは外れた羽を拾ったのか、微妙な感じでした。

ここでエイジが港浦に羽を渡したのは、信頼のアカシなのかもしれません。すくなくとも、アフロにはこんな対応はしなかった。

──肝心の港浦は、その重大さを理解していないケド。

岩瀬との打合せを、港浦はイヤがっています。まだまだ先は長いというのに、こんな調子で港浦はやっていけるのかな……。

どう 面白い?

サイコーだって 大晦日じゃんって、しゃれたセリフですね。さりげない言葉にも、シュージンのセンスが光っています。

今となっては大昔の出来事ですが、サイコーはカヤに──嫉妬していました。それがきっかけで、一時期、亜城木夢叶は解散していたのです……。そのサイコーが、今ではカヤのことを気にかけているなんて、なんだか面白いですね。

もうそば 食った?

年越しソバの出前にやってきた、高木香耶庵ことカヤは、ものすごい顔をしています。顔文字の「(`Д´)」にソックリですね! さらに、嫁入り──後とはいえ、大股を開いてキックですよ。

カヤからしてみると──、寒い中、せっかくソバを持ってきたというのに、温かい言葉のひとつも聞けなかったことが、お怒りのポイントなのかもしれません。また、本当は寂しい思いをしていたのでしょう。

結果的に、カヤが来たことで、サイコーとシュージンの帰りは逆に遅くなりました。しかし、その分だけネームが進んだから、良かった──のかな。

それにしても、シュージンとカヤはいつの間にか、一年も一緒に 暮らしていたのですね。このマンガは、ほかの作品に比べて時間の流れが速すぎる!

時間がどれだけ流れようとも──、

──サイコーの亜豆への思いは変わらない。

絶対 前のより パワーアップしてる

完成したネームを、すぐに服部に見てもらうなんて、さすがに 2 人は根性がありますね。自分だったら──、ひとまず一眠りする。2 人も、服部を待つ時間くらいは、眠ったらいいのに。

マンガ家は命を削って作品につぎ込む──と言いますが、もうすこし 2 人は遊んだほうがいいと思いますね。

とはいえ──、サイコーとシュージンがダラダラとお雑煮を食べる場面を見せられたら──、それ、面白いか?

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