『ドラゴンボール』 完全版 - 鳥山明・著

Dragon Ball
(ドキドキとワクワクと──エロがつまっている)

『ドラゴンボール』を「バトルマンガ」と認識している人は多いです。でも自分には、天下一武道会すら始まっていない──初期の「冒険マンガ」の頃も楽しい。

ブルマが孫悟空に出会い、次々にトラブルに巻き込まれていく──。毎回毎回、「次はどうなるんだ?」とワクワクしたものです。

さて、記念すべき『ドラゴンボール』の第 1 回目──其之一 「ブルマと孫悟空」の最後って、どんな場面か覚えていますか?

なんと、トイレに行けなかったブルマが──、

──オシッコをもらすのです!

美少女ヒロイン(当時 16 歳)が第 1 話から放尿プレイだなんて……(プレイ言うな)。鳥山明先生、始まりすぎです!

そんなワケで今回は──、『ドラゴンボール』の膨大なページの中から、ブルマさんがどれだけ──エロかったかを書きました。また、悟空とブルマとの、ちょっとドキドキな関係も想像してみる。

お断りします

まず、お断りしておくと──。

『ドラゴンボール』の内容について、ここからガンガンと書いていきます。当然のように、ネタバレに当たる記述も出てくるでしょう。でもね──、

『ドラゴンボール』は地球人全員が熟読しておくべき書物

なのです!(ナメック星人とサイヤ人も読んどけ) 読んでいない・知らない、という人のほうがオカシイ。

とはいえ、自分も数年おきに読んでいて、たまに「こんな場面あったっけ !?」と驚くことがあります。だから、

「クリリンは後半で髪の毛がふさふさになる」とか、

「魔人ブウ戦で天津飯が出てくる」などという──、

──ネタバレは極力ひかえます(こらー!)。

ブルマのエロさ

この章のサブタイルは、なんだか二重の意味に取れるなぁ……。それはともかく──。

──放尿後もブルマの勢いは止まらない!!

第 1 冊目に限定しても──、孫悟空にぱんぱんされたり、ズリリリッされています(其之二 「球(ボール)がない !!」)。極めつけは、ヤムチャが目撃してしまった入浴シーンでしょう(其之九 「ドラゴンボール危うし !!」)。あれは、スゴかった……。

上記は不可抗力(?)だとしても──、亀仙人からパンチーをみせてくれと言われ、ブルマは気前よく──

「それ以上のモノ(はいてない)」

を自分から見せつけています(其之四 「亀仙人の筋斗雲」)。

あ、ということは、いまだに亀仙人のじっちゃんは、「ブルマの下着」を見た事がないのかも。占いババのところでも、ブルマはトップがレスだったから、武天老師はまたもや「下着」を見ていない(『DRAGON BALL 完全版 (7)』収録・記念すべき其之百 「大流血戦」)。

そんなこんなで、『ドラゴンボール』は、かなりのエロシーン満載ぶりです。

「コミックスでは乳■券を発行!」とか何とか言われる今日この頃ですが、『ドラゴンボール』では本誌でスポポポポーンと脱ぎまくっていました。

「ジャンプ」でエロと言えば『ToLoveる ─とらぶる─』の名前を挙げておくのが鉄板ですが──、文字どおり、

『ドラゴンボール』は 22 年早かった……!!

(『ドラゴンボール』は 1984 年 51 号から、『ToLoveる』は 2006 年21・ 22号から開始)

少年誌の限界

そう──、これ、少年誌に載っていたんだよなぁ……。

いまピンと来た! 「東京都青少年の健全な育成に関する条例」は本当に 必要ですか? というページが、最近のジャンプには毎号載っています。

参考: バクマン。 #88-2 「表現力と想像力」 石灰岩と定石 : 亜細亜ノ蛾

これってもしかして──、条例の決定しだいでは、

『ドラゴンボール』のコミックスも販売不可

になるのではないでしょうか。あるいは、一部に修正(☆マークつき)になったり。

ブルマの気持ち

はいはい、エロの時間は終わりだよー。つーことで──。

『ドラゴンボール』は、ブルマと悟空との、微妙な関係が面白い。

ブルマは出会ってからずっと、孫悟空のことを「孫くん」と呼んでいました。あとから、ブルマにはキョウダイがいないことが分かります。やっぱり、悟空のことをじつの弟のように、ブルマは思っていたのでしょうね。

それがやがて、急成長した悟空を見て、ブルマはほんのすこしだけ「オトコノコ」として意識する──と思ったすぐあとに、「嫁さん」を連れて悟空は逃げていきました(『DRAGON BALL 完全版 (13)』収録・其之九十四「ドラゴンボールの贈り物」)。

このあたりの「すれ違い」も、なんだかラブコメっぽい。しかし、ラブコメなら三角関係ができそうですが──、そのあたりはアッサリとしていましたね。まぁ、『ドラゴンボール』にはドロドロとした人間関係は似合わない。

そして、悟空は自分の子どもを連れて、帰ってきました(『DRAGON BALL 完全版 (14)』収録・其之百九十六 「カカロット」)。そりゃみんな、驚くよなぁ……。

孫悟空とチチという、世間知らずな夫婦──しかも 2 人とも母親がいない環境で、結婚・出産・子育ても、(おもにチチが)ちゃんとできました。そうなってくると──、

数年前に自分がブルマにしたこと(ぱんぱん)

の意味も、悟空はしっかりと把握しているのでしょうね……。

いや、その行為の善し悪しや、エロいとかいう概念は、悟空の側にはないのでしょう。

しかし──、ブルマは──どう思ったのか。

「孫くんは あんな すました顔をしていたけど……」

なんて、モヤモヤと考えていたりして。

最後の巻である『DRAGON BALL 完全版 (34)』には、番外編 「トランクス・ザ・ストーリー ──たったひとりの戦士──」が収録されています。いわゆるパラレルワールドでのデキゴトですね。

もしも、「ブルマと悟空が結婚した世界」があったとしたら──どんなオモチロイことが起こっていただろう。

(答え: もうひとりのサイヤ人が泣く)

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