『よくわかる! ポートレートレッスン』 小澤太一・著

asiamothの脳内イメージ - 脳内メーカー (by asiamoth)
(欲わかる──ではない)

ポートレイトを撮影する全員に読んで欲しい、絶対にオススメの一冊です!

タイトルに〈よくわかる〉とあるので、超が 3 つくらい付く初心者向けと思いますよね?

実際には、レフ板を片手に公園で撮影する初心者・中級者から、スタジオで撮影する上級者まで、幅広く役立つ内容です。写真集として眺めるのもいい感じ。

一番の特長は、解説が分かりやすいことです!

作例の写真は撮影の意図が明確で、明解な説明が書かれている。写真の参考書には、一番大事な点ですよね。「とにかく分かりやすく見せよう」という著者の意気込みが、誌面から伝わりました。

役に立つ知識

絞り値による写りの違いや、ホワイトバランスの解説・構図の話などから始まります。最後には RIFA ライトを使ったスタジオ撮影の方法まで書いてある。

なんという欲張りな一冊なのでしょうか!

もちろん、一つ一つの内容もしっかり書かれています。

背景は形だけではなく色味も見る、そしてぼかすだけではなく整理して写す──という解説が参考になりました。

初心者ほど、背景には気を遣いませんからね。

背景は何でもぼかせば良い──と思っていませんか?

読みやすくて楽しい

写真の大きさや文字の組み方にメリハリがあって、パラパラとめくっていても目に楽しい。

そして、数々の作例に目を向けると、似たような写真が続いていないことに気がつきます。レッスンの最後にも、バリエーション豊かに撮る、と語られている。

自分が思うに──、小澤太一さんの写真は、この千差万別なところが最大の利点ですね。

たとえば、写真雑誌に載っているポートレイト写真を見ると、魚住誠一さん・長野博文 さん・小林幹幸さんが撮影した写真は、一目で分かります。それくらい、写真が特徴的なんですね。

小澤太一さんの場合は、〈特徴がありすぎない〉という特徴があります。いろいろなスタイルで撮影できる器用さを、自分もマネしたいですね。

小澤太一氏のブログ

著者の小澤太一さんは、ブログが面白い!

小澤太一の『ホントはUNHAPPY DAYS 』

ユーモアがあふれ出ている文章と、素晴らしい写真を、ほぼ毎日のペースで更新されています。サービス精神タップリの人柄であることが、ご本人のお顔からも分かりますよね。

彼のようなカメラマンになりたいです!

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