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『バイオハザード IV アフターライフ』(Resident Evil: Afterlife)

Malta - Euros (Coins) (コイン集めが趣味──なのか?)

先行上映中の『バイオハザード IV』を観ました。

バイオハザードIV アフターライフ - Wikipedia

映画の『バイオハザード』シリーズは、I, II, III もすべて観ています。そのワリには『III』しかブログの記事にしていないし、おヌードのことくらいしか褒めていないけれど……。

『バイオハザード III』 砂漠でも脱ぐミラ・ジョヴォヴィッチ : 亜細亜ノ蛾 - Weblog

そう、いままでずっと、『バイオハザード』といえばミラ・ジョヴォヴィッチちゃん(一歳歳下)がスポポポポーン! と豪快に脱いでビッ■かわいい! ──という見どころがありましたよねッ!!!!

では、本作ではどうなのでしょうか……?


あと、最初に東京のシーンがあって、中島美嘉さんが出演しています! 彼女も、世界のミラに負けないように、キャストオフ! していたりするのか?(ないない)

あ、そうそう、最後のクレジットが流れたすぐあとに、また本編が再開します。途中で帰らないようにしましょう。この場面は、とくに男性には見逃せません(ゴクリ……)!


また、本作は 3D(XPAND)で観たのですが、3D 用のメガネは不快でした。「『IV』の感想」とはズレるために、不満は日記に書いてあります。日記には、ネタバレ(どころか本編の感想)はありません。

『バイオハザード IV』 - 3D と桃屋 - 亜細亜ノ蛾 - ダイアリー

それでは、内容について感想を書いていきます!

魅力的なサブキャラクタたち

『IV』の最初の舞台は、東京でした。

日本語を話す人が出てくるので、吹き替え版と間違えたのかと思った──って、『インセプション』とカブってるよ!

インセプション - 回り続けるコマ・倒れる現実 : 亜細亜ノ蛾 - Weblog

都会の路上にあふれかえる通行人の中に、一人、特徴的な女性が立ち止まっています。──まったく気がつきませんでしたが、あれは中島美嘉さんだったんだ! もっとよく見ておけば良かった!!

中島美嘉
「へえ、あんたもミカっていうんだ」
ミラ・ジョヴォヴィッチ
「ノー・ノー・ノー、イイエ、チッッガイマース! 『ミ』デハナァークゥ、『ミ』デース YO!」(ダウンタウン・松っちゃん演じるエセ外国人のノリで)
中島美嘉
「──ちっ!(いらいら)」

中島美嘉が『バイオハザード』最新作に出演していることが明らかに!すべての始まり、第一感染者の役で - シネマトゥデイ


クリス・レッドフィールド役のウェントワース・ミラーが、「刑務所(プリズン)」に登場します。思わず、

どこブレイクやねんッ!!」とツッコミたくなった。

お色気はどうよ?

なんと、ビックリするくらいに──、『IV』には、お色気シーンがなかった!

ミラ・ジョヴォヴィッチが演じるアリスは、『IV』ではずっと同じ衣装のままです。「敵の猛攻撃のために、シャツやパンツがやぶれて──」なども、一切──ない。

なにしろ、アリスは「シャワーシーン」ですら、ジャケット一枚・シャツ一枚も脱いでいないという徹底ぶり。武器を収納するバッグ(?)をハズしただけで、銭湯──いや戦闘に突入でした。

アリスの代わりに「お色気担当」になりそうな気配だったのが、アリ・ラーター演じるクレア・レッドフィールドです。『IV』で初登場の時には、きわどそうなシャツを着ていました。

ところが──、次の日になったら、クレアは(たしか)シャツも着替えていて、サッパリとしていましたね。オマケに、バッチリとハリウッド女優らしいメイクをしている(メイク道具を持っていたのか)。

アリスは泥だらけのままなのに……。

もしかすると、年齢制限に引っかからないように、セクシィな場面はなくなった──のでしょうか(「3■のヌードはキツイ」とかではなく)。そう言えば、残虐なシーンもほとんどありませんでした。それにしては、『I』と同じ PG-12 だけれど……。

分かりにくいところ

けっこう、分かりにくい場面が多かった。

たとえば、「コインを弾にして打つショットガン」が最高の難易度です!

なぜ大量にコインを持ち歩いているのか──と問われたアリスは、「趣味なの」と答えました。──まず、このやり取りが意味不明ですよ!

そして、コインの銃でクリーチャを撃つと、当然のようにコインが散らばるのですが──。まったく銃に関する説明が ないから、最初は「敵を倒すとコイン(金)が手に入る」という、よくあるゲームへのオマージュに見えます。

「なるほど、敵を倒してコインを集めることが、アリスの趣味なのか。──シュールだな」と勘違いしました。後半になって、ようやく「コインは銃から発射されている」とハッキリ分かる場面が出てきます。遅いよ!

バイオハザード4 アフターライフ 対ゾンビ銃器はコレだ! バイオハザード4 アフターライフ 対ゾンビ銃器はコレだ!


また、最初のバトルで「たくさんのアリスたち」が出てきます。そう、『III』で登場した彼女たちですが──、『IV』から見始めた観客のために、ちょっと解説が欲しかった。アルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)にひと言、「アリスのクローンか……」とつぶやかせるだけで良いのに。

(今回のタイトルで「アリスたち」と書いたのは、クローンのことでした。日本語は便利!)

もっとバトルしようぜ!

戦闘シーンには、多いに不満が残ります。

冒頭に出てくる「アリスのクローンが大乱闘」のシーンが──、じつは、本作におけるバトルの山場だったりします(早い!)。全バトルシーンの 80% くらい力を入れて作った──ように見える。クローンを景気よく使い切るし……。

後半に行くにつれて、尻すぼみになっていきます。

なにしろ、戦っている敵のほとんどが、「口がパカッと割れるクリーチャ」と「普通のゾンビ(感染者)」なんですよ! 倒し方も、ほぼ「普通に銃で撃つ」だけ。


中ボス的な「マジニ」という敵との戦いも、なんだかダラダラしていて、緊張感がない。

マジニ戦は「スローモーションで水滴が飛び散る中、ハデに戦っているつもり」なシーンのため、『マトリックス・レボリューションズ』の悪夢を思い出しました。どっちも、スローが多すぎるンだよ!

『MATRIX REVOLUTIONS』 ザイオンの襲撃・残念な終劇 - 亜細亜ノ蛾 - ダイアリー

クレアの記憶は

あと、記憶を失っていたクレアは、最後まで何もなし!

いやいや、そこは、「失われた記憶が戻ると同時に、体内で眠っていた(アンブレラに埋め込まれた)T-ウィルスにより、クリーチャへ変身するクレア」だろッ!

そして、「優しく語りかけるアリス──をクレアは殴り倒す→アリス失神」の場面のあと、「序盤に出てきた『注射』(この注射を出した意味も不明)を何とか入手したクリスが、クレアを元に戻して、めでたしめでたし」──が映画の王道でしょう。

どんな判断だ! 金をドブに捨てる気か!

ラスボス戦

さらに、ラスボスとの戦いは──、

いまごろ『マトリックス』(1)ですよッ!

「超高速で弾丸をよける」や「のけ反って弾よけ」という──、「SF アクションで二度とやってはいけない(パロディ映画以外は)」という、「夢オチ」と並ぶ禁じ手をバンバン使っています。

それに、そもそもラスボスの格好は──、「黒スーツに黒サングラス」。エージェント丸出し……。

バトルではないけれど、最後の「見なきゃ損」のシーンは、なかなかスカッとする終わり方でしたね(修復が早すぎる気がするけれど)。

──と思ったら……。

終わりに

『バイオハザード IV』は、面白くない──、

──ワケではないけれども、不満が残る作品でした。

なんというか、「3D 映画には どのような可能性があるのか」を探った作品だと感じます。わざとらしく、「観客に向かって武器が飛んでくる」場面や、「奥行きを感じさせる構図」が多かった。

次の作品に生かすための、「捨て作品」に思える。

そう、ラストはホラー映画(?)らしく、「次回作につなげる気満々」な終わり方です。彼女の「胸の谷間──にあるモノ」(ゴクリ……)からして、次は彼女たちと戦うのでしょう。

ただ──、ミラは、『バイオハザード』シリーズの出演は、『IV』で最後という話を聞きました。ミラ──アリス抜きでは話が作れないと思う。

クリス・クレアを主役に持ってくるのか、それとも、「生まれ変わったアリス」(別のキャスト)を出すのか──。

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