Canon EOS 60D

CANON EOS 60D
(EOS のユーザには──なかなか衝撃的な一枚)

しまむらよりもキタムラになじみ深いみなさんへ:

キヤノンの新しいデジタル一眼レフカメラ・EOS 60D が発売されました!! もちろん、「しまむらー(しまむら + er)」の方も注目の逸品です。

キヤノン:EOS 60D|概要

60D は、EOS のシリーズでは初となるバリアングル式(可動式)の液晶モニタを搭載しました。どの記事にも、そのことばかりが取り上げられる。しかし、カメラで重要なのは、「快適に撮影できること」です。そのあたりは、どうなのでしょうか?

ここからは、50D や 7D・Kiss X4 などと比較しながら、60D の特徴・特長を紹介します。

マルチコントローラよ、さらば!

Canon のデジタル一眼レフカメラで特徴的なのは、「マルチコントローラ」です。AF のポイントを移動する際などに便利な、ゲーム機のジョイパッドみたいな部品ですね。形は似ていないけど、「十字キィみたい」で伝わるかな?

なんと、60D ではマルチコントローラがありません! EOS Kiss クラスに格下げになったか──と思いきや、ボディ左下にある「サブ電子ダイヤル」と一体化して、「マルチサブ電子ダイヤル」へと生まれ変わりました。

──Canon のカメラを触ったことがない人には、何を言っているのか分からないですよね……。しかし、この変更点は大きいですよ!

ほかの EOS から乗り換えた場合は慣れは必要ですが、たしかに「マルチサブ電子ダイヤル」のほうが合理的ですね。縦位置で撮影する時・とくにバッテリィグリップを使うときには、マルチコントローラを操作するときに指がつりそうになる。

デジタルカメラを、「新しいもの好きの欲求を満たすアクセサリィ」ではなく、「実用的な撮影道具」として考えると、操作感覚の善し悪しがもっとも重要です

操作感こそはすべて、All You Need Is Sousa-kan. ですよ!(?)

ハッキリ言って、ン年前から APS-C クラスのデジタルカメラは、写りそのものは似たようなモノですからね……。大きく進化したのは、液晶モニタの巨大化(これも進化が止まった)と処理の速さ・画素数(画質ではない)だけだったりして。

大きな特長

外見だけではなく、中身も大きく変わっています。

ワイヤレス制御対応のストロボを制御できるトランスミッターを内蔵。カメラ単体でクリップオンストロボなどによる多灯撮影を制御可能になった。また、液晶モニター、ファインダー内、上面表示パネルに電子水準器を表示可能になった。左右±9度までの傾きを表示できる。

キヤノン、EOS初のバリアングル液晶モニター搭載機「EOS 60D」 - デジカメWatch

本体上面の操作ボタンは、1ボタン1ファンクションという操作感の向上も大きい

7D のユーザとしては、「ISO オート」の上限を決められることがウラヤマシイ! なぜ、KISS X4 ですら搭載されているこの機能が、上位機種の 7D でできないのか……。

キヤノン:EOS 60D|特長

50D・7D・Kiss X4 との比較

2 年前に発売された Canon EOS 50D から正常進化した機種が、60D と言えるでしょう。初めて 50D をさわったときには、その操作感覚の素晴らしさに感動しました。

その時の感動が忘れられず、Canon EOS 7D を(金銭的にかなりムリをしながら)発売直後に家へと迎え入れました。いまも自分のパートナとして活躍しています。

残念ながら、Canon EOS Kiss X4 で撮影したことはありません。前モデルの Kiss X3 と同じ操作感覚だと思うので、今でも 2 台目として「お持ち帰り」したいカメラです。

Kiss は、ものすごく軽くて小さく、素晴らしい!

Canon EOS Kiss X3 - 初心者用の全部入りカメラ~プロのサブ機まで : 亜細亜ノ蛾

60D を選ぶか、または 7D か Kiss X4 か──その違いが一番大きいのは、やはり操作感ですね。持ったときの感触や、撮影中の快適さで選ぶべきでしょう。「コンピュータのモニタで 100% 表示したときの 1 ピクセルにこだわる」のでなければ……。

そうなると、コンパクトなカメラを持ち歩きたいのであれば Kiss X4 を、最上クラスのファインダ性能とカスタマイズ性を選ぶなら 7D を、そのどちらもオイシイところを手に入れたいなら 60D を──となるでしょうね。

高感度の画像

一部の(多くの?)カメラマニアにとって気になる、60D の高感度で撮影した写真のサンプルを紹介します。

いつも思うのですが──、高感度が必要な状況とは、どんな時でしょうか? そう、「露出不足(暗い)の時に、シャッタスピードを稼ぐため」に ISO 感度を上げるのです。

それなのに、たいていこの手のサンプルは、「真っ昼間の屋外か明るい室内」で撮影するんですよね……。あまり意味がないような気がする。

それに、最近のカメラだと、「高感度ノイズ」よりも「暗部ノイズ」のほうが気になるのです。一度、お手持ちのカメラを使って、なるべく暗い状況で撮影するか、「露出補正」でワザと暗く撮ってから明るく加工してみてください。

下の記事は、今よりもカメラの知識がないころに書いたので、ちょっと突っ走った内容です。でも、このころからあまり主張が変わっていません。

ISO 感度を上げてノイズの量でデジカメの実力を見る、のは無意味 : 亜細亜ノ蛾

高感度も暗部もノイズレスが望ましい場合は、やっぱり、フルサイズのカメラになりますね。ああ、いつかはフルサイズ! 5D Mark II は、さりげなく 7D より軽いし……。

Kiss X10 くらいになったら、センサが 35mm(以上)になるのでしょうかね。そんな未来よ、早く来い!

追記

2012-05-12T14:38:52+09:00 追記

キヤノン用のレンズを 47 本も集めて、おすすめを紹介する記事を書きました! ぜひ参考にしてくださいね。

キヤノン 7D・60D・Kiss X5・Kiss X4 の性能を引き出す優秀レンズ! | 亜細亜ノ蛾

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