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『バクマン。』 108 ページ 「愛読者と一目惚れ」 (週刊少年ジャンプ 2010 年 49 号)

Slippin'
(ジャンプに失敗した人──という意味ではない)

2010-11-12T04:13:49+09:00 追記

パソコンが壊れていて、更新が遅れました。すみません!

平丸を見てると 何か 落ち着くというサイコー(シュージン?)の発言は面白い。癒し系だったのか、平丸は。平丸自身は不安定の固まりで、吉田がいないと自己崩壊しそうなのに、まわりから見ると和む。

めだかボックス』で自分が一番好きなキャラ──球磨川禊(くまがわ みそぎ)と平丸は、ある意味では似ているのかも。この作品に出てくる「過負荷(マイナス)」の人物たちは、球磨川を見て「自分よりも下衆(げす)な存在がいる」──と安心する。

いまは「ダメ癒し系」がウケる時代なのかも。

あと 2 話か…

シュージンにしては、『恋太 & ピース』の書き出しに困っているようです。連載が始まったあとでは、何か月もかけて 3 話のネームを書く──などという時間の使い方はできません。

速筆で知られる小説家の森博嗣さんでも、タイトルを決めるまでに数か月をかけて、冒頭の数行を 10 数回も書き直すそうです(『MORI LOG ACADEMY 13』参照のこと)。

それくらい、物語の語り始めはむずかしい。

なにしろ、マンガを描いたり小説を書いたりすることは、文字どおりに「世界を創る」ことですからね。そう簡単にはできないのです。

まぁ、まるで「金太郎飴を薄く切り分ける」ように・「はんこを押す」ように、ペッタンペッタンと乱造する人もいますケド……。このやり方だって、「他人の作品をコピー・アンド・ペースト」よりは 256 倍よろしい。

できねーーーっ

今週号のサイコーは、なんだか「かまってちゃん」みたいです。こんなにも、人が見ている前で自分の気持ちをさらけ出すような性格でしたっけ? そのくらい、切羽詰まっているのでしょう。

そしてまた、サイコーの中二病ワードが爆発です。男子サイドとか女子サイド主人公サイドと普通に言っている。この時のサイコーは、地獄のミサワで描いて欲しい! エンジェルサイドやルシフェルサイドなども言い出しそうだが、大丈夫か?

女性の気持ちが描けない。──これは、男性の作家は誰もが悩む問題でしょう。分からないなりに理解しようとするか、分からないまま描くか。ほとんどの作家は、後者だと思う。それでも面白ければ、作品としては良い(人間としては?)。

サイコーの純粋すぎる青春時代と、ひたむきな恋を見ている読者には、ヒロインの心情を描けない彼の苦しみが納得できる。

では──、新妻エイジはどうなんだろう? 彼もまた、青春のすべて──人生のすべてをマンガに捧げているはず。その彼が、本気で恋愛をする男女を描くとは……。

もしかすると、エイジの読み切りに出てくる主人公は小学 5 年生──という部分に、ヒントがあるのかもしれません。すなわち、エイジはそのころに、真剣に付き合う相手がいた。あるいは、付き合いたかったのか……。

女の子の 気・持・ち

どうも最近のカヤは、サイコーと親しすぎる──なれなれしい気がする。

そして、白鳥くん 居るのに そういう 話は…というサイコーの言い方だと、白鳥がヘンな方向へ勘違いしそうです。「カヤさんは 高木さんの奥さんなのに 真城さんとも……」みたいに。「ミホ」という女の存在も出てきて、さらに泥沼です。

白鳥が世間知らずなだけに、逆に上のようなことを信じ込むかもしれません。そうだとすると、「目の前で妻がほかの男と痴話ゲンカ」しているのに、シュージンが涼しい顔なのがこわいだろうなぁ……。

そんなことはまったく考えていないであろうカヤが、ウルトラかわいい! 亜豆のマネをしてくねくねするカヤは、最高すぎる。

そう言えば亜豆は、親友であるカヤの前でも「女の子っぽい仕草」を忘れない女の子でしたね。出番が少ないので、すっかりと忘れていました。油断すると「ソファで寝転びながらポテチをかじってお尻ぽりぽり」しそうなカヤとは大違い(ひどい)。

新年会を迎えてしまった

超高級車での出迎えも、すっかり慣れきった 2 人です。フツーの人には、一生に一度あるかないかくらいの出来事なのに……。「ジャンプ」にマンガを連載することのほうが、レアな体験ですけれど。

福田は、どこにいても揉め事を起こします。それでも彼は、あまり嫌われてはいないのだろうな──と感じさせるところが、うらやましい。他人を思いやる心が強いからですね。そして、意外と「空気を読む」。

雄二郎は、福田の不満を真正面から受け止めています。ここが偉い。「こんな場所だとアレだから、あとで……」とは言わないのです。そんなことを言えば、「アレってなんだよ!」と福田に突っ込まれるだけ。

まぁ、いつも雄二郎は最後まで受け切れずにいるケド。

オレも 描く !!

蒼樹と岩瀬を見た福田は、2 人をミスジャンプと呼ぶ。この発言を注意した雄二郎には、「ほかにも女性の作家はいるんだから──」という気持ちがあったりして。いや、自分の口からは詳しく語れませんが……。

このミスジャンプたちは、蒼樹は子犬っぽく・岩瀬は猫っぽく見えます。蒼樹の(福田に対する)従順ぶり・岩瀬の(服部に対する)甘え方を思い出すと、とくにそう思えます。

そう言えば福田は、『青葉の頃』のパンチラを描く手助けをしていました。いまも続けているのでしょうかね。福田と蒼樹との仲が、どうにも気になる……。

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