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『バクマン。』 113 ページ 「不得意と心掛け」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 02 号)

市川学園旧校舎
(机と机との距離は──現在では無限大に広い)

「生きている」人間は、誰もが趣味を持っている。

ところがマンガには、無趣味──というか「無生活」なキャラクタたちが多い。マンガ家がいかに「普通の生活」をしていないのか、作品を通して見えてきそうな気がします。

そんなことを考えている自分には、『家庭教師ヒットマン REBORN!』や『BLEACH』に出てくる日常パートが大好きです! 作者も、生き生きとして描いていることが分かる。

逆に、『ONE PIECE』と『NARUTO』は戦っていない日常の場面が多いのに、生活のニオイがしてこない。ぎこちなく見えます。全員が全員、いつも同じ口調で騒いでいるだけだってばよ!(ドン!!!!)

われらが『バクマン。』のキャラは、どうなのだろう?

それじゃ 早く結婚 したいよな…

以前から自分は、サイコーやシュージンは趣味を持っているのか、疑問に思っていました。彼らに限らず、「ジャンプ」マンガの世界にいる住人たちは、「戦うこと」以外に生きる目的を持っているのか、不思議に思う。

──この 2 人、「亜城木夢叶」を離れているときには、何をしているんだろう……? (……) いまだに 2 人の趣味が見えてこないんですよね。 (……)

そんな事を言い出したら、ジャンプ(に限らずマンガの)キャラの中で、「趣味は○○です」と言える人はすくないような……。

バクマン。 #78-1 「やめるとやめない」 新婚旅行と温泉卓球 : 亜細亜ノ蛾

スポーツマンガの登場人物たちも、部活動は遊びでも趣味でもない。戦いです。「バスケットボールは楽しい」──それは分かるけれど、そのほかの・そのあとの人生は、どうなるの?

「部活動で選んだスポーツや趣味を、一生やり続ける人は少ない」

──現実世界では当然の事実ですよね。(……)

ところが、なぜかマンガでは、バスケならバスケ・囲碁なら囲碁で、「一生、食っていく」主人公が望まれます。ただ楽しいだけの学生生活──を終えたあとは、マンガの世界では存在しない。

バクマン。 #50-3 「無茶と根性」 元気な姿と 12 話分の重み : 亜細亜ノ蛾


サイコーが一番幸せだった時期は、中 3 の時 亜豆の隣の席だった時とのこと。21 歳の彼からしたら、はるか大昔のことになる。人生の 3 分の 1 ほど前のできごとですからね。

美しかった過去は、時が経つほど甘く熟すけれど──そろそろ腐るかも。回想ばかりしていると、おじいちゃんになるよ、サイコー。

すごいのが閃いた時 それを描く

サイコーとシュージンが河原でくつろいでいると、カヤが走ってくる──。いったい、この光景を何度見たことでしょうか。

いつもの日常風景だけれど、いつも見られるからこそ貴重な日常がある。サイコーとシュージンも、シュージンとカヤも、何回かすれ違いがありました。これからもあると思うけれど──。

この 3 人(と亜豆)は、ずっと仲良くして欲しい。

そして職場には、コーヒー・メーカを置くべきだ。

1 位じゃ なかったんです から

恋愛読切祭で 1 位を獲った蒼樹紅は、当然のように連載を狙うでしょう。2 位だった平丸も連載を狙えば、同じような境遇で話も合うと思うのですが──、彼は休むことしか考えていません。

神(作者)は、平丸の才能を誰かに分けたほうが良い

平丸の作品を誰よりも評価しているのは、吉田のはずです。「才能の無駄遣い」ならぬ「才能の無駄惜しみ」をしている平丸を見て、吉田は悔しい思いをしているのではないでしょうか。


「お茶会 with 蒼樹紅」のシナリオを吉田が書いていないことは、平丸も気がついていましたね。やはりこの 2 人は、お互いに芝居をしあっているのか(それなんてプレイ?)。

平丸と一緒にいる時の吉田は、バツグンに面白い。けれども、ほかのマンガ家に対しては、彼はどうやって接しているのでしょうかね? 女性の作家からは、「渋くてステキ(はぁと)」などと思われていそう。

1 対 1 で会話 できるのか !!

せっかく 2 人きりでのお茶会──デートなのに、吉田がついてくるなんて興ざめです。平丸もこの提案にはガッカリした──わけではなかった。

それどころか、すでに蒼樹は担当者(山久)を同伴して来ることになっていました。これは──ひどい。吉田のほうから提案しなければ、吉田抜きの 3 人でお茶会をするつもりだったのか。

まぁ、平丸のことだから、直前までは黙っていて、けっきょくは吉田も参加するように泣きついていたと思うケド。

ケツから 2 番 !?

福田に恋愛経験がないことを、雄二郎は知っていました。この 2 人は仲が良い(ように見える)から、私的なことも話し合うのでしょうね。楽しそうに話し合う姿が、簡単に想像できます。

亜城木コンビとは大違いだ……。

あの美人な蒼樹も付き合った経験がない──という衝撃の情報を聞いても、アフロは軽い反応です。プレイボーイそうに見えるけれど、編集者は作家に手を出さないのが鉄則なのでしょうね。

──と思ったけれど、マリモ頭は以前、服部と岩瀬をくっつけようとしていました(『バクマン。 (9)』)。自分の出世にかかわること以外は、すべてテキトーに話しているのでしょうね──、この偽キッコロは。


『PCP』よりもアンケートの順位で上位を獲っていた『ロードレーサー GIRI』は、とうとうアニメになりました。なんだか異常に早い気がする。しかもやることだけは もう決定ということは、かなり話が進んでいます。

テンちゃん(『うる星やつら』)も浮かれて当然です。

まわりのマンガ家が次々とアニメ化を決める中、亜城木夢叶の苦行は続く──。

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