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『バクマン。』 118 ページ 「裏と表」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 09 号)

20081118 All confectioneries are mine!
(こういう手土産なら──大歓迎?)

今週号も「ジャンプ」は面白かった!

『めだかボックス』が『HUNTER×HUNTER』にケンカを売っていたり、『【エニグマ】』は「ある人物」のおかげで緊張感がなかったり、『BLEACH』で自己パロディを描いたりして、最高に楽しい。

──それぞれの説明は、また気が向いたら書きます。


われらが『バクマン。』も、やっぱり面白い! 毎週のように感想を書き続けていて、「今週はちょっと……」と思ったことは、なる(どっちだ)。

ネット人気 終わらないな…

ウェブ上でマンガを無料配信して話題になる──と言えば、佐藤秀峰氏の『ブラックジャックによろしく』を思い出します。

佐藤秀峰 オンラインコミック | 漫画 on Web
佐藤秀峰 オンラインコミック | 漫画 on Web

『ブラックジャックによろしく』は、単行本を面白く読んでいただけなので、ウラ側ではあんなにドロドロとしているなんて、知らなかった……。

佐藤秀峰 #休載・出版社変更 - Wikipedia

自分は、現在のマンガ単行本は安すぎると思うので、そこから見直したほうが良いと思います。

だいたい、『バクマン。』が 1 コイン(500 円)以下で購入できるなんて、どんだけデフレだよ! こんなに安値で売るなんて、「っけね~ ダブと間違えて アラブの石油で体洗っちゃった っけね~」(『地獄のミサワ』)みたいな感じ。自分なら倍額でも買う。


『シンジツ』の場合は、人気が出る前にウェブ配信をして評価された──という点が、『ブラよろ』とは大きく異なります。ちょっとできすぎな気もしますが、「マンガは面白ければいいんだ」を表現したのでしょう。

これならシュージンの言うとおり、実力さえあればマジメに持ち込みすることがバカらしくなる。せっかく描き上げた作品を持ち込んでも、数人の編集者にだけ批評されて、雑誌の色に合わなければ終わりです。

こうして消えていった「幻の名作」もあるのでは?


すっかりモップと一体化しているとウワサの(?)、カヤが『シンジツ』を読んだ感想を聞きたいです。『バクマン。』の中で、一番「普通の視線」を持った読者には、『シンジツ』はどう映ったのでしょうか。

普通に、「こわいのはムリ」とか言いそうですケド。

カヤ:
「普通って言うなぁ!」

(本当は、アニメではカヤと声優が同じ『To LOVEる』の西連寺からセリフを持ってきたかったけれど、ネットで調べてもエ■画像ばかりなので、断念したことをここに報告します)

生きてる事は 素晴らしいー

平丸は、とても楽しそう。電話を通していても、とろけ落ちそうな彼の顔が目に浮かびます。『ラッコ 11 号』がどんなにヒットしても、いまほどの幸せは味わえなかったでしょうね。愛こそはすべて、です。

しかし──、平丸の才能は、尽きつつあるのでは?

「ネガティブさ」こそが平丸の持ち味であり、彼のマンガの面白さだった。言ってみれば、『めだかボックス』に出てくる「過負荷(マイナス)」の使い手というところです。幸せになったら、もうヒット作は生み出せない。

まぁ、蒼樹先生がゼニをかせげば、それでいいか……。ということで、某・マンガ家さんみたいな関係になりそう。

すべて結果論ですが、平丸が蒼樹に告白をした時に、つきあえてもフラレても──どちらにしても、吉田に得はなかった。なるほど、必死になって吉田が止めたわけです。


小杉以外にも、服部や港浦も悩んでばかりいました。相田班は代々、悩める男のすk ──巣窟になる運命なのでしょうか。

相田のいる班では、問題のある作家ばかりをかかえています。ザ・トラブル・メーカの亜城木夢叶を筆頭に、岩瀬とエイジ・さらに七峰も追加された。

そのわりには、相田はそれほど困ったり悩んだりしていない。班長までのぼりつめれば楽なのか──と思ったけれど、吉田は大変そう。相田が楽天家というだけかな。

まさか あんな事 するとは

思ったよりも、佐々木編集長は不機嫌ではありません。編集部に悩みの種を持ってこられるのは、亜城木たちで慣れたのでしょう(どんな主人公だ)。

ただし、それもすべて、七峰に才能があるからです。彼の描くマンガが面白くなかったら、そもそも話題になっていないし、編集長も相手にしなかった。


佐々木編集長と小杉との対面は──まるで、『エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウと碇シンジを見ているようです。親子面談コント? 新年会の一発芸は、エヴァごっこで決まりですね!

──いや、いくらなんでも「ジャンプ」の編集長と編集者なのだから、『銀魂』のマダオと新八のほうかな。

一度 ここへ 連れて来い

編集長は、七峰をかなり高評価しています。それどころか、好意を持っているようだ。ただたんに面白いマンガを描く作家が好きなのか、それとも、挑戦的な内容が気に入ったのでしょうか。

先生! ネットで見ました

森屋がイキイキと話している姿は、久しぶりに見ました。このところずっと、背景と化していたからなぁ……。

楽しく議論ができる相手──白鳥がいたころは、自分の作品を売り込む気力が森屋にはありました。ところが、白鳥や七峰との差を感じて、いまは自信をなくしている。

森屋のような芸術家肌は、「自分の芸術が一番!」とふんぞり返っているくらいがちょうど良い。それには、ライバルが必要です。一人で戦っていても、張り合いがない。折原と加藤じゃなぁ……。


いつもは名実況を見せてくれる折原が、今回は置いてきぼりです。普段どおりなら、加藤あたりが未読で、「いや すごいんですよ!」と折原が解説をしそうなのに。

シュージン大先生も、「この作品なんだけどさ」とコンピュータのモニタを折原に見せ──たりはせずに、検索すれば すぐ読めるよと軽く言っている。仕事の前だから当たり前だけれど、なんだか 2 人の間にマリアナ海峡があるみたい。


そうそう、この職場には「不幸を呼ぶ女」の加藤がいるのに、亜城木コンビも森屋も折原も──今のところは災難にあっていません。もうこの(オレだけが言っている)ジンクスも、無効になったのでしょうか。

それとも、いまは不幸を溜めている時期なのかも……。

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