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『バクマン。』 120 ページ 「ネットと顔」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 11 号)

torosan
(インスパイアの──分かりやすい例)

『緊張と それにともなう気体』の設定は『D・N・A2』(の一部)に似ている──と前回の感想で書きました。

バクマン。 #119-4 「過信と宣伝」 ユリタンとお茶友達 : 亜細亜ノ蛾

いまでは、上の記事で書いたことは公開──いや後悔しています(Togetter - 「ATOK公式アカウントが誤変換でかわいそうな状況に」的な誤変換)。

同じような体質の人が出てくるだけで「鬼の首をマミる」ようなこと言うなんて、恥ずかしすぎる。それに、すこしくらい絵柄や作風が似ていても良──くないかなぁ……。

参考: カジ速Full Auto:【ワンピース・フェアリーテイルそして・・・】尾田栄一郎先生、ついにサンデーでもデビューか 3大少年誌制覇へ

やっぱり 面白いな

七峰透の描いたマンガは面白い。彼のやり方を非難しているサイコーでも、そう思う。そう思わされるだけの実力──構成力が七峰にはあるわけです。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」のような批評にならないのは、プロのマンガ家でマンガ好きのサイコーらしいですね。感情論だけを語るプロのマンガ家・批評家も多いのに。

素直に感想を言うのは、カヤの得意技です。今回も「敵」である七峰の作品に感動したと言っている。もしもカヤが、「で でも 『PCP』のほうが 面白いわよ……」なんてフォローし始めたら、それこそ──いたたまれません。

ワンアイディアが秀逸

カヤの格好が素晴らしい! ノースリーブとホットパンツのスーパーコンボ技がいかし過ぎだぜ! おぼんを持っている関係で、一瞬だけ「どんだけ胸が大きいんだよ!」と見えてしまいました。あるいは「おめでた」かと。

参考(?): 『鈴木先生』 多感な少年少女と多汗な教師が「いかし過ぎだぜ」 : 亜細亜ノ蛾

そう言えば、『バクマン。』の世界は真夏(8 月 10 日)でしたね。今年もまた、夏らしいイベントもなく、マンガ熱で暑苦しい日々が続くのだろうなぁ……。

きっとキャラが先だろ?

邪道な 王道バトルのカタチが見えてきました。

いろいろなことを試してきた亜城木夢叶ですが、「登場人物から作る」ことは初めてです。かなり意外な気がするけれど、マンガ家によっては「話から作る」方法だけを選ぶのでしょうね。


「王道バトル物の代表」みたいに語られる『ONE PIECE』ですが──、キャラクタ設定だけを見ると、主人公のルフィは「週刊少年ジャンプ」の王道から外れています。あれほど細い眉で目が点な主人公は、過去のバトルマンガにはいなかった。

シュージンが想像している次回作は、『ONE PIECE』などとは逆の発想になりそうです。つまりは、新妻エイジの逆を行くことになる。このあたりもライバル同士な感じがして面白い!

もちろん アニメ化も 視野に入れてだ

アニメになった作品は、どれも登場人物の個性が強いはずです。キャラクタが生き生きとしていれば、アニメだけのオリジナルな話も作りやすい。──髪型だけが個性的なキャラの作品も多いけれど……。

自分たちの作品がアニメになることを、中学生のころからずっと目指してきた亜城木たちが、ようやく「アニメ化にはキャラ!」と気がつきました。なんだか遅すぎる気もするけれど、気がついただけマシです。

キャラクタの弱さは、ずっと亜城木夢叶の課題でした。急に解決できるとは思えない。あとはサイコーの努力だけですね。


いつもはサイコーのムチャな考えに振り回されているシュージンが、この場面ではムダに格好いい! 自分自身がカッコいい 王道キャラみたいです。そのうち卍解しそう。

格好いい絵を描くために、作画担当者が自分自身で格好いいポーズをとったり、アシスタントやモデルに姿勢を指示したりします。

原作者も、似たようなことをするのかもしれませんね。シュージンも夜になると、スタイリッシュなポージングを決めていたりして(なぜ夜?)。

速報良かったな?

自分の担当した作品が 1 位になるなんて、編集者にとっては一番の喜びでしょう。しかも勤務してから間もなく、初めての担当であれば、誇らしく思うはず。

自分の意見が取り入れられず、気に入らない作品であり、さらにはまだ速報とはいえ、さすがに小杉も喜んでいますね。

ただ、このまま「原稿を取りに行くだけ」で小杉が終わらないようにするには、どうしたら良いのだろう? たんなるラッキィを自分の実力へ変えるには? まだまだ課題は山積みです。


『有意義な学園生活に 必要なそれ』というタイトルは、明らかに失敗している。七峰に協力する 50 人の「判定人」には、タイトルのセンスを持った人がいないようです。

たとえば、『ドラゴンボール』が『孫悟空と七つの龍の玉の物語』だったら、いまほど大ヒットしたでしょうか? あるいは、『"ひとつなぎの大秘宝"をめぐる海賊たちの大冒険 ~モンキー・D・ルフィ船長とゆかいな仲間たち~』とか『藍染七変化』とか(ん?)。

ヒット作には、シンプルなタイトルが圧倒的に多い。これは「ジャンプ」以外でも当てはまる。

現在の「ジャンプ」で例外は、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』と『家庭教師ヒットマンREBORN!』くらいです。前者は『こち亀』・後者は『リボーン』としか呼ばれていない(※ asiamoth 脳内調査)。

『リボーン』のファンでも、「家庭教師」は「かてきょー」と読むことを忘れていると思う。それ以前に、「家庭教師──って誰が?」と言いそう。──あ、アニメを観ている人は違うかな?

『有意義──』の場合は、タイトルの省略すらむずかしい。『それ』と呼ぶ読者がいたりして。何ヴン・キング原作だよ!

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