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Photoshop のファイル形式

my beloved sweatshirt
(ここでも ZIP は──大活躍)

Adobe Photoshop CS5 で作業中のファイルを保存する際には、標準の PSD 形式を利用しています。無圧縮の形式(BMP など)に比べてファイルサイズが小さく、高速にファイルを保存ができて、なにより Photoshop 上ではトラブルが起こらない。

──とそれくらいの認識だったために、TIFF 形式などは ほとんど存在を忘れていました。Photoshop のバージョン 5.5 からこの世界の扉を叩いて以来、CS5 までずっと PSD 一筋です。「P・S・D! P・S・D!」

Photoshop-per を長年続けていると、二度と開くとは思えない PSD ファイルがたまってくる。しだいに HDD を容量を圧迫してきます。何とかならないものか……。

試しに PSD ファイルを開いて圧縮を有効にした TIFF 形式で保存してみると、ファイルのサイズがかなり小さくなったのです。一気に TIFF へと変換してみると、7GB ほどあった PSD ファイルが 4GB くらいに圧縮されました!

いくつかの TIFF ファイルを試しに開いてみると、元の PSD 形式の状態と変わりません。これは良い!

大量の PSD ファイルを、どうやって TIFF へ変換したのか──。その方法をご紹介します。

TIFF で保存するスクリプト

Photoshop で普通に [別名で保存] をすると、決められた場所にしか保存できません。これでは、いくつものフォルダにある PSD ファイルが、1 つの場所へ TIFF で保存されてしまう……。

そこで、新しく「スクリプト」を作りました。「スクリプト」機能は、Adobe 製品の可能性を広げます!

開いたファイルのサブフォルダへ自動的に TIFF 保存するスクリプト・「Save Extra TIFF」は、下の場所からダウンロードしてください:

2011-03-05T14:44:41+09:00 追記

ついに GitHub デビューしたので、コ──コミット、とかいうの? をしました ////

save_tiff.jsx at master from asiamoth/Adobe-Photoshop-scripts - GitHub

ファイルのダウンロードは、下のリンクからどうぞ:

save_tiff.jsx

Adobe Photoshop CS5 フォルダー内の Presets\Scripts フォルダへスクリプトを保存しておけば、[ファイル]→[スクリプト] からすぐに利用できて便利です。

参考: Adobe Photoshop CS5 * スクリプト

もともと Scripts フォルダにあった「save_jpeg.jsx」を丸ごとパク──参考にしました。こちらのスクリプトは、JPEG で保存するときに便利ですよ。

スクリプトの説明

「Save Extra TIFF」の中身は Photoshop 用の JavaScript です。かんたんな内容なので、ぜひご確認ください。

このスクリプトを実行すると、元のファイルがある場所に「tif」という名前のフォルダを作り、その中へ TIFF 形式のファイル(拡張子: tif)を保存します。元のファイルは PSD 以外でも大丈夫──なはず。

TIFF での圧縮方法は、下記のとおり:

  • 画像圧縮: ZIP 圧縮
  • バイト順序: IBM PC
  • 画像ピラミッドを保存: しない
  • 透明部分を保持: する
  • レイヤーを保存: する
  • レイヤーの圧縮: ZIP 圧縮
  • カラープロファイル: 埋め込む

スクリプトを編集すれば、これらの設定は変更が可能です。設定については、下記のページもご参照ください:

注意点

「8 ビット/ チャンネル」で保存してあった PSD ファイルであれば、上のスクリプトでファイル・サイズの縮小が望めます。

ただ、「16 ビット/ チャンネル」の場合は、TIFF で圧縮するとファイルの容量が大きくなることもありました。これはファイルによって変わってくるため、試してみるしかない(何らかの法則はあると思う)。

そこで、「8 ビット/ チャンネル」以外のファイルを保存する時は、ファイル名の頭に「__」を付けるようにしました(アンダースコアが 2 つ)。保存する前後のファイルを確認してみましょう。

アクションで保存する

今回は「スクリプト」のほかに、Photoshop の標準機能である「アクション」を活用しました。アクションを記録する方法は、下記をご参照ください:

Adobe Photoshop CS5 * アクションを記録して作業を自動化

アクションの内容

記録するアクションは、下記のとおり:

  1. *[新規レイヤーを作成]
  2. *作成したレイヤを「非表示」にする
  3. *[非表示レイヤーを削除]
  4. [ファイル]→[スクリプト]→[Save Extra TIFF]
  5. 閉じる(「保存しますか?」は「いいえ」)

印がついている 3 つは、元のファイルから「非表示」になっているレイヤを削除するためのオプションです。元のファイルに「非表示」レイヤがないと削除ができないため、新規に作成している。

自分の場合は、作業のために作ったムダなレイヤが多かったために、削除のオプションを付けました。「安全第一」を重んじる人は、記録しないほうが良いでしょう。

バッチで実行

アクションの記録が終わったら、いよいよ複数のファイルに対して実行です。これには「バッチ」を使いました。

参考: Adobe Photoshop CS5 * ファイルのバッチ処理

自分は、元の PSD ファイルを削除してしまいました(過去は振り返らない)。HDD の空きが増えて満足です! 気になる人は、オリジナルのファイルを DVD-R などへ保存しておきましょう。

終わりに

いやー、フォトショップって、本ッ当~~~にいいものですね。CS5 になってから、一段と使いやすく高機能に進化しました(今回の内容とはリンクしていないけれど)。

まだ Photoshop の CS5 を体験していない人は、このページを開いたのが運の尽き──もとい、何かのチャンスだと思って、下のリンクから注文しましょう!

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