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『バクマン。』 129 ページ 「青春と末路」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 20・21 合併号)

089/365 Money...What Money
(ポケット・マネーが──次々に消えていく)

今回は珍しい展開でした。その場のムードに流されて、どんどん おかしな方向へ向かって行く。でも、流されない者の冷静なツッコミは容赦なく入る。でもそれって──、

今週号の『SKET DANCE』とカブってる!

思わずそう叫びそうになりましたが──、毎回毎回、自分やら空気やらに酔ったような登場人物ばかりが出てくるマンガもあるので、あえて言うことではないですね。

いつ僕だって

平丸が中井をアシスタントに誘う──。この展開は、毎回この作品をマジメに読んでいれば、十分に予測できる結果でしたね!

当然のように自分は──、まったく想像もできなかった……。まず、平丸が中井に同情・同調するところから、まったく思いも寄らなかったですね。

わざわざ福田のアシスタントを蹴っておいて、中井と平丸とのコンビを組ませる──。作者の意図は、どこにあるのでしょうか?

もしかしたら、マンガに対してマジメな福田と組むよりは、ダメ人間同士でコンビになったほうが、良い「化学反応」が生まれるかもしれません。

放っては おけない

惨めなおっさんに なり下がるとか僕の末路なんて、中井に向かって ひどいことを平丸は言っている。しかし──、そのとおりだから、本人も含めて誰も否定できない。笑える悲しい事実です。

この平丸の行動は突然すぎて、彼のイメージから かけ離れているように感じますよね? でも、『ラッコ 11 号』には、「人面ラッコの浜田くん」をかくまう場面が出てきました。意外と、平丸自身も情に厚いのかもしれませんね。

ラッコ 11 号 75 貝 「日本に吉田は多い」 橄欖石ソレアイトと獣の手 : 亜細亜ノ蛾

すくなくとも、ろくに仲間と連絡を取り合わない亜城木コンビよりは、面倒見が良さそうな平丸です。


七峰透は、中井の行動によって前進する きっかけが できたけれど、ヘタをすればマンガ家人生ごと終わるところでした。そんな中井の暴挙を長々と描いてきて、急に改心されても、ちょっと納得しかねますよね。

この場面の「きれいな中井」も、いまだに蒼樹のことでヘンな勘違いをしている──。

中井は、作者から全力で愛されているのか、嫌われるように描かれているのか、いまだによく分かりません。今後もずっと、「また中井が……」という展開を見ることになりそう。

それでも──、『hideout door』の時みたいな、マンガに真正面から向き合う中井が帰ってくることを、信じています。0.01% くらいは……。

駄目な男だ……

亜城木たちも福田も蒼樹も放っておいて、男 2 人で飲みに行くとは、どんだけムードに酔ってるんだよ! まるで、残された人たちのほうがマヌケに見えます。

こういう場面では、酔ったほうが勝ち──なのかも。


中井の加入によって、平丸の『僕には通じない』はグレードアップ する──と福田は見ています。しかし、本当に中井は、平丸の強力な戦力になるのでしょうか?

もう 1 人の天才マンガ家・新妻エイジの仕事場で、中井はアシスタントを務めました。エイジよりも上手な背景を仕上げて、実力を認められている。

そんな画力を持つ中井が、いまだに絵がヘタな平丸のアシスタントをして、大丈夫だろうか……。『SKET DANCE』に出てきたネタの、「背景だけが妙にリアルなマンガ」になりそうな気がします。

『SKET DANCE(スケット・ダンス)』 第 18 巻 感想・1 : 亜細亜ノ蛾

そう言えば、高浜昇陽も「絵が上手」とは言いにくい。『BB ケンイチ』は失敗に終わったし、やはり中井がアシをしたからといって、作品の面白さや人気に直接は つながらないでしょうね。

マンガの善し悪しは、絵の技量では決まらない。

ただ、中井から絵を習う平丸──という展開があったら、それはそれで面白そう。「こんな基本的なことも知らずに 連載をしていたのか」と中井が驚いたりして。


この「男同士の美しい友情」──と書いて「醜態」を見て、それでも蒼樹は、平丸のことを信じています。知らぬ間に、2 人の仲は本当に深まっていたようですね。

昨日の感想で書いたような、「福田が蒼樹を口説く」という展開は、とてもじゃないけど あり得なさそう。──と見せかけて!?(ないない)

このあと、亜城木コンビと福田も、男同士の友情を深めるために飲みに行った──とならないところが、じつに『バクマン。』らしいところです。サバサバしている。まぁ、3 人とも仕事があるし、感傷に浸っているヒマはありません。

床が 硬いな

酔っ払いにはアリガチな光景です。隣のページとは、かなりノリが違っていて笑える。缶ビール 1 缶でご機嫌になれるという、コストパフォーマンスが高い自分には、こんなにも飲めません。彼らが うらやまし──くないな……。

これだけ平丸の酒癖が悪いと、蒼樹以外の女性と「あやまち」をおかしそうで心配ですね。今回は中井だったから良いようなものの──、いや、まさか!!!?(ねェよ)


このデザイナーズ・マンションで、平丸は蒼樹と暮らすつもりです。だがしかし! そんな事態になったら、吉田氏が「何を言っているんだ! 田園調布に家を建てるべきだろう!」と言い出すに違いない。平丸は一生、ローン返済に追われる人生ですね。

その前に、中井のピザ代を稼ぎ出すのに精一杯かも。

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