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『バクマン。』 133 ページ 「励みと想い」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 25 号)

Hello 2010! - Rainbow Bridge | Tokyo, Japan
(時には──明けて欲しくない朝もある)

今回の『バクマン。』は巻頭カラーでした! カラフル(蛍光色?)なスポーツ・ウェア(一部 普段着)を着た人物が 8 人も並んでいるのに、まとまりを感じる構成力が すごい。

ただ、サイコー大先生のせいで、蒼樹紅の胸部がよく見えません。ほんのちょっと(東京ドーム 2 杯分くらい)だけ、残念でした。残! 念! でしたよ……。

よく見ると、スケートしているエイジと運動が得意なカヤは ともかく、亜豆も まったく汗をかいていません。どこか人間離れした彼女の鉄人ぶりが、よく出ていますね。

驚いたことに、吉田氏が集合絵に大抜擢されました! 前回の人気投票で、吉田が 9 位だったからでしょうね。平丸一也と吉田のカップルコンビは、人気あるんだなぁ……。

バクマン。 #110-1 「一緒と別々」 問題のタネと『LOVE 力 A to Z』 : 亜細亜ノ蛾

そう言えば、投票の順位そのものは引用していませんでしたね。くわしくは下のページを参照していただくとして──。

人気の順位がカラーページでの登場を決めているのであれば、なぜ、岩瀬愛子がいないのか! もしかしたら、負けず嫌いの彼女(10 位)のことだから、カヤ(12 位)よりもずっと先を走っているのかもしれませんね。

──裸で逆立ちしている岩瀬が。

バクマン。 #98-2 「握手と手直し」 立ち話と裸で逆立ち : 亜細亜ノ蛾

必ず面白い原作を

サイコーは、ただただ待つことしかできない──。

少年マンガの絵に慣れていなかったことのサイコーは、空いた時間があれば、必ず絵の練習をしていました。2 作品を連載しようと決心してからは、作画の速度を上げようと努力している。「好きこそものの上手なれ」という言葉を体現したような人物ですね、サイコーは。

自分は、絵を上手に描くことは できませんが、なぜか「絵の上達法」や「作画方法」の話が大好きです。実際にイラスト関連の本を買ったりもする。──描かないのに。

同じように、ろくに絵を描かずに「上手になりたい!」と言って、絵の解説書などを買いあさったり、上達法を語り合ったりする人たちがいる。そういう人たちを見かけると、「サイコーを見習って、描けよ!」と思ってしまうのでした。人ごとながら。

ところが、この場面のサイコーは、本当に「待つだけ」なんですよね。そう言えば、最近のサイコーは、ずっとこの調子です。もう 2 作品の連載は あきらめたのか──とも見える。

しかし、これは展開の都合上だけのことで、「待つことの つらさ」を描いているのでしょう。模倣犯編が終われば、また絵の習練を続けるに違いない。

待っていて くれたんですか?

マンガだから「サイコーと一緒に、服部も待っていた」で済むけれど──、仕事仲間の男 2 人が何時間も待ち続けるのは、きついぞ……。いったい、2 人で何を話していたのでしょうね?

サイコー・服部:
「何が出るかな♪ 何が出るかな♪」
サイコー:
「はい! 『恋の話』! 略してー?」
服部:
「恋バナ~ ///

──みたいなことは、絶対にないだろうし。

ネームに 清書だ

ここまで精一杯 頑張ってきたシュージンに対してでも、気に入らない原作なら速攻でボツを出す──。冷血で無情なサイコー先輩なら、やりかねません。本当にダメ出しをしそうで、ページをめくるのが こわかった。

そこで、有無を言わさず、すぐにネームを描かせようとする服部が面白い。彼も、サイコーなら描き直しを要求すると思ったのでは? 寝ているシュージンに、冷水を浴びせたりして……。

僕はまだ ベストとは…

サイコーと服部の 2 人とも、シュージンの書いてきた原作には不満を持っていることが、ここで分かりました。シュージンが安心して寝ていられるのは、サイコーさんの気まぐれだったのか……。

(もちろん、半分は冗談で書いているけれど、コマの流れからして、サイコーは「服部の勢いに押された」だけにも見えるよなぁ……)

けっきょくのところ、「頑張ったら良い原作が書けた」という結果に終わったのは、自分には不満足でした。「作家を缶詰めにして書かせる」という編集者の話も よく聞くけれど、追い込んで無理やりに書かせた作品が、良い内容になるのでしょうか。

たとえば、カヤとの会話からシュージンがヒントを得るような、ひねりのある展開が見たかったです。──それは、後半のために取っておいたのでしょうね。

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