『バクマン。』 148 ページ 「使い捨てと闘争心」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 42 号)

Kevin Mitnick: Ghost in the Wires
(IT とは何か──と考えた時だけ存在する幻想)

インターネットで日常的に自分は、「こんなに かわいい子がいたなんて!」とニュートリノの速さで保存したり、「これは素晴らしい!」という情報を見つけたりしています。

そんな時に、ふと関連する情報を調べると──、的外れな批評や悪口などが書いてあって、げんなりする。それくらいなら、調べなければ良かった──と思いつつも、同じことを繰り返しています。

サイコーみたいに割り切れたら良いのに……。

──今ごろ気がつきましたが、川口たろうを知っている人たちから情報を集めようとしないサイコーが、すこし不思議に思いました。なんとなく考えたその理由は、下で書きますね。

ちなみに、関連情報の検索には、「Ceron.jp」が便利です。すこし前までスパムサイトと思っていたし、いまだにそう認識している人も多いけれど、上手に使えば役に立ちますよ! ナントカとカントカは使いようですね(?)。

Ceron.jp[セロン] - みんながリンクしたニュースを集めました。
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どうだ 亜城木くんは

佐々木編集長と服部との、「男とは背中で語るもの」といった渋い場面です。──個人的には、面と向かって話さない人は、たとえどんな間柄でも失礼だと思うけれど。

この 2 人の会話は珍しいですね。もっと珍しいのは編集長と雄二郎で、『バクマン。』マニアでも瞬時に会話の場面を見つけ出すのはむずかしいでしょう。

──と書いている自分は、「そもそもゲンドウアフロって、しゃべったことあったっけ……?」というレベルですケド。毎週こんなに感想を書いているけれど、前回のことは すでに夢うつつだったりする。


一話完結じゃない 一話完結という謎のキーワードが、今回の大きなテーマです。

ここまでの時点で想像したのは、「その一話で描かれた展開が、今後にも影響する」といった感じでした。半分だけ正解ですね。

七峰くんまさかもう

七峰透は、余裕があるような・挑発しているような表情で、小杉と打合せをしています。この表情を向けている相手は、小杉のようにも・服部のようにも見える──。どちらによってかで、その意味も変わってきます。

服部に向けての挑発に見えますね。亜城木夢叶の担当者だからでしょう。いかにも七峰らしい態度です。


『1000 億と美少女(仮)』の内容が出ました。

物語の根本にあるのは、通常では考えられないような いともたやすく行われるえげつない行為なのですが、「ジャンプ」マンガらしく上手に料理してあります。

この巨大 IT 企業の 社長の一人娘とは、七峰を象徴しているのでは──と思いました。原作者たちのイメージするお金持ちと言えば、まっさきに身近にいる「社長」を思い浮かべそう。

書類審査を通った 5 万人の男が

欲望のままに醜い戦いを描いていると思わせて、最終的には人を思いやる気持ちに つながっていく──。この流れは、『シンジツの教室』と似ています。

今回は原作者たちに任せきりで、ストーリィには口を出していなかったのに、「七峰の作品」が できあがった。この事実は、シンジツコーポレーションの原作者たちが優秀であることと、会社の将来が有望であることを感じさせます。

このままの調子で成功するのだろうか──。


港浦は「うっかり」七峰の原稿を見ようとしています。

──しかし、港浦は意外と抜け目がない男なので、これも計算の内に思えました。高浜に情報を流して、有利に戦おうとしたのでは?

大昔に港浦は、わざと服部の目につくように「反省」していましたよね。額に消しゴムを付けたまま──。

バクマン。 #60-2 「男性と女性」 蒼樹・岩瀬と 6 箱・4 箱 | 亜細亜ノ蛾

2 月 6 日 発売の 11 号だ

亜城木たちの見込みよりも 1 か月ほど早いとはいえ、原作から掲載されるまでは何週間も かかる。

一刻も早く結果が欲しい七峰からしたら、耐えがたいほどの長期間でしょうね。七峰は、回りくどい手を使いながらも、最短時間で「打倒・亜城木夢叶」を目指しているから。

──いまさらですが、まるで制限時間でもあるかのような急ぎようは、七峰が勝手に決めているだけです。もっと じっくりと時間をかける気があるならば、誰からも嫌われずに正々堂々と戦えたのでは──と思ってしまう。

しかし、大きな会社を立ち上げてしまった以上は、いつまでも赤字のままでは いられないでしょうね。父親の顔も 3,000 度まで──です(温度ではなく回数)。


福田真太がオヤジギャグを言うキャラクタに・高浜昇陽がドリンク剤の中毒になっている! 2 人とも、無茶な方向へキャラ付けしているけれど──大丈夫か?

ここ 1 番という時に

編集長や東は、川口たろうのことを多く知っている。

彼らが知っている川口と、サイコーが見てきた「おじさん」とでは、微妙で大きな差があるはずです。自分がサイコーの立場だったら、佐々木編集長はともかく、東と会話をする機会を作ると思う。今まで見られなかった一面を聞けるはず。

ただ、サイコーにとっての川口たろうとは、自分の目で見聞きしてきた「おじさん」以外の何者でもないのでしょうね。他人から聞かされた情報など、彼には価値がないのかもしれない。

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