『バクマン。』 157 ページ 「敵キャラと入れ替え」 (週刊少年ジャンプ 2011 年 51 号)

Oh, nooooooooooo !!!
(基本の初期設定から──欠点がある窓)

ウケが 悪ければ 敵をかえることは、バトルマンガの 基本には違いないでしょう。しかし、それが過剰なキャラ数の原因になっている。

マンガを読んでいて、キャラを「生かしていない」と感じることが、あまりにも多すぎます。数だけ出して、魂を入れていない。「ウケるキャラが出るまで描き続ければいいさ──」という作者の声が聞こえてくるようです。

コンとか拳西とか──ね。

ブリーチの作者が完全にコンを忘れている件について : デジタルニューススレッド

バトルマンガにおいて

新妻エイジはキャラクタを使い捨ててきました。昨日の感想でも書いたけれど、自分の身を削るような決断だったと思う。

バクマン。 #157-3 「敵キャラと入れ替え」 対立設定とインタビュー | 亜細亜ノ蛾

すべては、亜城木夢叶 1 位を奪い取るために──。

天才・新妻エイジに ここまでやられたら、努力家・亜城木夢叶としては、同じ作戦では勝てないでしょう。何か別の手が必要なはずです。その「何か」が分かれば、苦労ないですケド……。

敵キャラが 弱い

まるでギターを弾くようなマネをしているカヤは、『けいおん!』の影響を受けているように見えます。もしかしたら、未来の「ジャンプ」では、「バンド少女のマンガ」を連載しているのかも。──流行に乗り遅れてないか?

カヤと服部が会話をしている場面は、初めてだった気がします。こまかい話をすれば、たとえば「100 ページ」でアシスタントたちとカヤが帰る時に、服部と すれ違っているはずですけれど。

バクマン。 #100-2 「余裕と落とし穴」 男同士でデートと林間学校 | 亜細亜ノ蛾

女性関係は老人なみに枯れている服部だけに、美人な奥さまとの会話は苦手でしょうね。しかし、それよりも気になる点が あったりして──。

服部:
「(家からジャージのまま来た……だと……!?)」

最近のカヤは、料理に添えられるパセリ的な存在に なっています。画面に彩りを加えるためだけにいる感じ。このページの右下みたいに、たまにドキッとする表情があって味わい深い。服装でも楽しませて欲しいなぁ……。

敵の 入れ替えが 成功して

新登場の敵キャラが良かったのか、『ZOMBIE☆GUN』が圧倒的な票数で 1 位を取っています。『REVERSI』は大きく引き離されている。それどころか、『ロードレーサー GIRI』に上を行かれました。

ものすごくシビアな目で読者から見られていますね。

サイコーが言うように、読んでいて作品の欠点に気がつくことは よくあります。うまく言葉では説明できないけれど、なんとなく物足りなさを感じる。

「REVERSI」の欠点

W 主人公欠点だと言い切ってしまうと、『REVERSI』そのものを否定することになってしまう。

DEATH NOTE』や『バクマン。』を「主人公が 2 人(以上)いるから失敗作」と思う人は いないでしょう。作品の「長所」と言っても良いくらいだ。

黒悪魔 VS 白悪魔の構図で最後まで行くことを、『REVERSI』の最大の魅力として描くことが肝心だと思う。どうすれば良いのかというと──。


『ZOMBIE』や『GIRI』に抜かれたのは、キャラの弱さだと仮定する。すると亜城木が次にすることは、シュバルツやヴァイセを変えること──ではなく、彼らを魅力的に見せるために、別の登場人物を出すことでしょう。

そう、たとえばカヤのような人物です。

この『バクマン。』も、サイコー・シュージン・服部が長々と出てくると、どうしても画面が重くなる。3 人とも、けっこう内にこもるタイプですからね。最近はエイジと雄二郎まで その傾向が強くなってきた。

じつは、「いつも陽気」に見えるカヤも、ちょっとしたきっかけで何度も落ち込んでいる。それでも彼女は、亜城木夢叶の一員として・愛する旦那様のために(・読者サービスのために)、明るく振る舞うのです。

作風から考えて『REVERSI』に「明るさ」が必要かどうかは、一考の余地がある。画面や人物を明るくして『PCP』はヒットしましたが、『REVERSI』は別の戦略が合うでしょうね。

しかし、『ZOMBIE☆GUN』では(これまたエイジの苦手な)恋愛まで描くつもりです。連載の当初から「お色気」を盛り込んできた『ドラゴンボール』のように、見どころ満載の名作になることは間違いない!

『ドラゴンボール』 - 其之一 「ブルマと孫悟空」からエロさ爆発! | 亜細亜ノ蛾

『REVERSI』も、読者が喜ぶような仕掛けを考えないと、まさかの「10 週エンド」まで あり得るかも……。

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