『バクマン。』 163 ページ 「意思確認と承諾」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 08 号)

7/365 No Leaf Clover...????「ラジャー」に妙な意味はないよ──と前置きする

久しぶりに服部の自宅マンションが出てきました。かの天照大神(アマテラスオオミカミ)も愛用したという冬の神器・コタツとミカンを堪能している。もう 1 つの重要アイテム──もとい家族として、ネコもいて欲しいところですね。

(ちなみに、アマテラスの名前がパッと出てこなくて、「日本最初のヒキコモリ」で検索しました。そういうネタのほうが忘れない。──これってテストや受験に応用できそうだな)

あいかわらず部屋が本で侵食されているけれど、服部の趣味は読書だけなのでしょうかね。マンガが奥さま・本が愛人という感じ。見た目はスポーツマンなんですけどね。

何かの間違い──いや大正解で岩瀬と付き合っていたら、同じコタツに彼女も入っていたでしょう。でも服部はマンガのことばかりを考えて、「家で一緒にいる時くらい私を見て!」と岩瀬が言ったり──する未来は存在しないのかな……。

意思確認なんだけど

雄二郎にしては かしこまった言葉を使い、「意思確認」なんて言っていますが、8 割方はアフロの考えですよね。彼の仕事らしい仕事は 9 割が原稿取りで、残りが著作物の管理──といった感じがする。

新妻エイジにとっては、アニメのことなど眼中にない。ただひたすら面白いマンガを描くことに集中している。ただ、アニメの話を雄二郎に ほぼ任せきりにしているのは、信頼の表われでもあるのしょうね。

『REVERSI』アニメ化の話には、ものすごい形相でエイジが反応しています。いつもながらボケーッと読んでいる自分は、「ああ、ようやく『亜城木先生』の作品がアニメになったので驚いているのか」と思いました。

雄二郎も自分も、平和ボケしているなぁ……。

中学からの夢だとも

コタツで悶々とする服部の姿は、やっぱり大学生みたいです。マンガの編集者は、みんな若く見えますね。マシリトこと鳥嶋取締役(舌を噛みそう)だって若々しく描かれている。でも、なんと今年(2012 年)で 60 歳ですよ!

鳥嶋和彦 - Wikipedia

服部は 1 人で悩んでいますが、それで良い考えが出たことはない気がする。サイコーもシュージンもカヤも同じですね。自分 1 人の力で切り抜けることは大事だけれど、他人との協力も大切です。

とくに今回の件は、亜城木夢叶を中心にするべきですね。編集部の勝手な判断や服部の独断で話を進めたら、『REVERSI』だけではなく作家・亜城木夢叶との関係すら台なしになる。

いいか 焦るな

「こんな表情の服部さんは珍しいな──もしかして──岩瀬と結婚!?」とかサイコーは思っていたりして。上で書いた妄想をしつこく引っ張りました。

服部の話し方もベタというか、こんな前置きをされたら逆に喜びが倍増しますよね。亜城木をぬか喜びさせないための心づかいが裏目に出ている。彼はいつも、いい人すぎて相手を傷つけてしまう。

中央のコマだけを切り出すと、服部はウルトラマンの戦闘ポーズのように見える。あるいは、チーマーに絡まれた大学生といった感じ。

夏から やる気があるか どうかを

ものすごく喜んでいる亜城木コンビです。そりゃ、うれしいに決まっている。ようやく努力が報われたな──と浮かれる一瞬です。

注目して欲しいのは表情の描き方で、かなり目をひん剥いている。これは、女の子が目を大きく見せようとして──失敗している時の顔と似ています。本来なら黒目を大きく見せた方が魅力的なのに、逆に小さくなっている。

マンガで大喜びした時の表情と言えば、いつの間にか『どこでもいっしょ』のキャラみたいな顔が定番になりました。両目を思いっきり閉じて、不等号(><)のように見せる。

ところが小畑健さんは、逆に目を開いた顔で描いてしまう。見てのとおり、けっして「良い表情」でも「格好良く」もないですよね。それで良い! 人が本当に歓喜した時には、表情のコントロールなんてできません。

それ以前に、サイコーは変顔の達人ですケド。

決まりじゃないって

いままでも亜城木夢叶は、さまざまな原因でアニメへの道が閉ざされました。自分たちの力不足だったり、「オトナの事情」だったり──。

よりによって今回は、亜城木たち本人が決めたことでアニメ化が難しくなりそうです。言われてみれば当然だけれど、またもやボケリストな自分は気がつかなかった……。

黒悪魔と白悪魔の 対決が終わっても」──と服部は今後を考えています。対決を長引かせる方向へ行かないのは正解でしょうね。どこかのマンガのように、カルピス・ウォーターをプールの水で薄めたようなマンガになるからです。

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