『バクマン。』 167 ページ 「戯言と一言」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 12 号)

Mater Dolorosa 慎み深い清純派アイドルも──いつかは母になる

サイコーと亜豆は「交際してます(キリリッ」と言えるのか──。いまさらながら、読者からすると議論の余地は中井の贅肉くらいある。

ただ、「新しい恋愛の形」と言えば それまでです。

なんとかレス・カップル」とか「少子化」と言われて久しいから、結婚までは顔を合わせない・連絡すら ろくに取らない──という「『バクマン。』系恋愛」が流行するかもしれませんね。

答え: 浮気が流行

ネットなどで噂に

サイコーの要望を聞いたスタッフたちは、まるでハトの改名を食らったかのような表情をしている(社会派ネタ?)。

なごやかな会談のムードを壊さないように、プロデューサも監督も その話題だけは避けていたのに──真城先生が自分からガンガン押すからですね。合コンで「オレ 経験ないもんで(苦笑」と言い出す奴──みたいな感じ(なんの経験?)。

どんなに気まずくなろうとも、ここで心が折れたら何もならない。これまでのサイコーの生き方どおりに、正々堂々と真実を口にしました。その姿は格好いいけれど──なんとも痛々しい。

トップクラスです

アニメ・スタッフの反応は、予想どおりでした。むしろここで「真城先生は亜豆さんと交際しているんですか! では彼女をヒロインにしましょう!!!!」なんて言われるほうが恐い。

将来は結婚することを決めている恋人同士だし、「良い方の話題」にならないほうが おかしいと個人的には思う。

たとえば、冨樫義博先生と武内直子先生が結婚する直前に『幽☆遊☆ムーン』みたいな同人誌を配布するとしたら、本当のファンなら喜ぶでしょう(例が悪いけれど、任意の声優やマンガ家に置き換えてください)。

好きな人が幸せになることを望まない人間は、異常だ。

ふさわしいと思った 声優に

サイコーが何も言い訳しなかったところは、じつに彼らしくて「男らしい」けれど、状況の説明くらいは話しても良かったはずです。ここでサイコーが黙ってしまうと、誰にも真意が伝わらない。

江原監督は、サイコーの表情から何を読み取ったのでしょうか。まるで分からなかった。サイコーが自分の思いをもっと打ち明けてくれれば、その情熱に打たれて監督たちも納得する──という自然な場面になったのに……。

どうも江原監督の「鶴の一声」が唐突すぎます。「江原」だけにサイコーの「オーラ」を感じたのか──と思ってしまいました。


いずれにせよ、小中プロデューサは良い反応をしていない。オーディションを受けさせる前に、声優事務所へ やんわりと(だが確実な)圧力をかけてきそうな気がする……。

シュージンと一緒に自分も、「プロデューサと 監督って どっちが立場 上なんだろ」と感じました。監督の意見だけで声優の候補を決められるのかな?

どの業界でも同じように、「声の大きな人間」のほうが意見を押し通しそうだけれど。

それと同時に また

シュージンは心配性すぎます。そのため、気が滅入る掲示板を自分から見てしまう。そんなことをしても、「名無しさん」たちの思うつぼなのに……。

彼の様子をまとめた『ウチのダンナは心配性』という小説で、カヤが小説家の再デビューを飾ったりして。彼女が目指していた「(ケータイ)小説家の夢」は、話が広がりそうだっただけに、あきらめて残念です。

バクマン。 #21-3 「壁とキス」 楽しげな見吉とすねるサイコー | 亜細亜ノ蛾

いろんな電話 かかってきて

モヒカン安岡モサモサ雄二郎も、亜豆のことを「アズキュン」と呼んでいてワロタ。意外なことに 2 人ともファン──という可能性もありますね。そして安岡の部屋には、壁中に亜豆の写真が──。

福田真太は、サイコーのことを気づかっているから、「名も無き攻撃者」のことを怒っている。背中に「義」とタトゥーが入っていそうな彼らしい反応です。

しかし福田も、サイコーと亜豆との関係がクリーンだとは、とても想像しなかったでしょうね。「若いんだから そりゃ──(以下『To LOVEる』的な展開・略)」などと思っていたはず。


ここで雄二郎がサイコーと亜豆の夢を語るのはナイスでした! ウワサ話に花を咲かせているという点では、ネット上の人間と変わりがない。しかし、亜城木に味方しようという善意を感じます(野次馬根性が半分だろうけれど)。

そして蒼樹紅の『青葉の頃』に つながるのか! 長く続いた連載ならではの醍醐味が味わえました。おそらく原作者の大場つぐみさんも、ここまで遅効性の伏線としては考えていなかったはずですよね。

蒼樹先生の「他人の体験話 丸パクリ」が役立った!

バクマン。 #64-1 「まんまと隠し事」 地球の肥料とボクサータイプ | 亜細亜ノ蛾

そして、自称「広島のロミオ」こと福田には、いつになったらジュリエットが現われるのでしょうかね──。

バクマン。 #109-1 「ロミオと一周年」 恋愛バトルとシュール | 亜細亜ノ蛾

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