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HUNTER×HUNTER No.340 「特命」 (週刊少年ジャンプ 2012 年 16 号)

新天地 節慶燈飾 未踏の故郷には──目印など無い

期待と不安に満ちた新展開です!

「寝耳水」(言えてない)な新登場の人物や、新しい舞台が明かされました。物語の流れ自体は前回までで予測できたけれど、この新キャラは読めない!

しかし──、これまでのアレコレが、また 10 年単位で放置されそうで心配でもある。新しい章に突入したら毎回起こることだから、そこは仕方ありませんね。

連載が 300 回を超えても、まだまだ新鮮な気分で読める展開に、心からワクワクしています!

彼の名は

ネテロ会長が生きていた!?

──とビックリさせた直後に、もっと仰天するような人物を出してくる。この いつもの手口で攻めてくる展開に対して、長年 冨樫先生の作品を追い続けてきた自分は──いつものように驚いた!

前(々)会長の名前は「アイザック・ネテロ」という名前でした。名字で呼ばれていた人物は珍しいですね。そりゃ、会長を名前で呼び捨てるほうが不自然か。

自分は、「asiamoth」や「あじもす」と名乗っているため、アイザック・アシモフをまっ先に思い出した。

ネテロの息子(?)は「ビヨンド・ネテロ」という。

──もしも a と b で順番に並べたつもりだとすると、アイザックは「Isaac」ですぜ……。レベルEの E を「エイリアン」 (alien) のつもりで付けた冨樫先生なら、あり得る話だよなぁ。

HUNTER×HUNTER 6 巻 「ヒソカの条件」 1 - 不自然な案内ガール | 亜細亜ノ蛾

息子の正体

「十二支ん」の ほぼ全員が、ビヨンドをネテロの息子と確信しているところから──、逆にビヨンドは偽物だと感じました。なぜならば──。

前回の「ゴトー復活!? →凶狸狐(キリコ)でしたー」の場面が どうも不自然で、いまでも心の隅で ちょっとだけ(北岳の標高くらい)引っかかっています。怪しい……。

HUNTER×HUNTER #339 「静寂」 師と死と忍ばない愛 | 亜細亜ノ蛾

ただ──、「キリコが化けている」ネタを 2 回も続けて出してくるだろうか? 疑り深い読者への引っかけかもしれませんね。

声の感じや外見をマネるくらいなら常人でも できるし、念能力者なら もっと上手に化けられるでしょう。ビヨンドの仲間にパリストンがいる(!)ところから、彼が今回の話を企画した可能性もある。

彼女への不信感

引っかけと言えば、ピヨンの態度も釣り針がデカい! 彼女だけが、ビヨンドを見ても「驚いた表情・表現」が ありません。ここは素直に だまされておいて──、

ビヨンドはピヨンの息子説」を推します!

いずれにせよ、「ビヨンドはネテロの息子」を前提として話が進むでしょう。V5(近代 5 大陸)からは最大の敵として扱われるはずだし、ネテロを敬愛していた人物からは熱烈に支持されるはずです。

ネテロと共に死線をくぐった「討伐隊」は どう動く?

不在の母

上でも書いたように、ビヨンドが本物だとして、「(アイザック・)ネテロと誰の子どもか」という疑問は残ります。

チードルが重大な発表をするというから、「じつは、私と会長の間に──」とか言い出すのかと思った。彼女は「素直なウソ」しか言えないから、ビヨンドの母ではないでしょうね。というか──、

なぜチードルは「その方面」で頑張らなかったのか!

どれだけパリストンに出し抜かれようと、ジンに先を行かれようと、彼らには実現できないことがチードルには可能です。ネテロを神聖視しすぎて、「その発想は なかったわー」なのかな。

そもそも、あのネテロに──葬儀の時にエ■本を献本されるようなジジイに、子どもの 1 人や 2 人や 128 人も いないほうが不自然です。

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もしかして──、「十二支ん」は全員がネテロの子?

10 人の仲間たち

初めて「十二支ん」を見た時には、「絶対に 1 週で消える!」くらいに思っていました。冨樫作品で奇抜すぎる容姿の人物は、あまり活躍しない傾向にあります。──なぜなら、描くのが面倒だから……。

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その後、自分の予想をはるかに上回る「十二支ん」たちの活躍を見て、ビヨンドの仲間たちも──やっぱり大半は本編に出てこない気がするなぁ……。

そもそも「十二支ん」のなかで、本編の話と密接に関わった人物は、パリストンとチードル(←かわいい)・ミザイストムくらいですよね。あとは盛り上げ役としてピヨン(←ちょう かわいい)と、ボケ役の──えーと……「寅」の人。

元ネタ探し

ふてぶてしい表情でソファに座っている「片方の目が髪で隠れた男」は、手塚治虫先生のキャラかと思いました。ほかにも どこかで見たような顔が並んでいます。「コック帽を被った男」は、『トリコ』に出てきそう。

「数字で呼び合う掲示板」で、彼らの元ネタを予想した書き込みが おもしろかった。一部は強引すぎるけれど、1 つの参考として ご覧ください。さすがに中川は、ねェよ。

『ハンターハンター』ネテロの息子とその仲間たちの元ネタはこんな感じ? : へちま速報@ゲーハー板

特命を受けるか否か

「十二支ん」のなかで、V5 からの特命──「息子(ビヨンド・ネテロ)を 狩(ハント)せよ」を素直に受ける人物は、いったい何人いるだろう? ここでカキン帝国へ寝返る人物も多そうです。

個人的には、寝返るにしても居残るにしても、ゲル(巳)に活躍して欲しい! 彼女は急に かわいらしくなってきましたよね(「パクノダ現象」)。なんだかヘビというよりも、ドラゴンな彼女です。

ドラゴン・タトゥーの女 - 愚かな男は女で愚かさを増す | 亜細亜ノ蛾

あとは、「肉球あったんかい!」なチードルは もちろん、「あんたバカ?(CV: 宮村優子)」なクルックと、疑惑だらけなピヨンも──ようするに女性キャラの登場回数を増やして欲しいな!

おわりに

残念ながら、来週から しばらく休載になりました……。こうなると ますます『HUNTER×HUNTER (30)』の発売日・2012 年 4 月 4 日が待ち遠しい!

カキン帝国と言えば、No.183 「女王」(『HUNTER×HUNTER (18)』収録)でカイトたちが生態調査をしていた国です。その時には「カキン国」と呼んでいました。

「ホイコーロ国王」などという『トリコ』っぽい名づけ方からして、「カキン」も食べ物ネタっぽい気がする(カテキン?)けれど──、

ゲーム好きな冨樫先生だから「課金」にしか思えない!

まさか、『H×H』の連載を真面目に続けた理由は──オンライン・ゲームへ貢ぐためとか!?

そして、No.337 「懺悔」 の感想では『世界樹の迷宮 IV』かと思ったけれど、カキンの風景からすると休載の理由はコッチかな……。


──あ、そうそう、アニメ版『HUNTER×HUNTER』の映画化に ついては、冨樫義博先生の「(脚本を)自分で書きたいくらいです」というコメントに すべてが凝縮されていますね。

つまり、「書き直したいくらい」なのかー。

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