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『ニセコイ』 vol.4 「カクニン」

Citrus tachibana 華が咲くまで──待ち続けた日々

第 4 巻の後半は急展開です!

「終わらないでくれー!」という みんな(オレ)の祈りが通じました! その結果、今まで以上に赤い糸が もつれまくっている……!

いろいろと設定の整理を始めた時には最終回が近いのかと思ったけれど、アニメ化の準備なのかも しれませんね! アニメの桐崎が本当に「CV: みやむ~」だったら笑うなー(そこまで やったらアンチも認める?)。

第 31 話 「ホウカゴ」

最初に読んだ時は、右ページの写真(小野寺の着替え中)を見て一条がニヤニヤしているのかと勘違いしました。楽とは美味しいお酒が飲めそうだ──と思ったのに(※一条は未成年)。

小野寺が居眠りしている写真を見て にやけている姿も、普通の男子だとキモく見えます。ところが、外見が中性的なわりに、いつも男らしい楽だから許せる。

隣に写っている宮本が勘違いして、「一条くんが私のことを……///」と ややこしい展開も楽しかったですね。いやいや、これ以上ライバルは増えないでしょう。たぶん……。


マックドバーガー」の勉強会は最高でした!

クイーン・オブ・フビン(不憫)な鶇が、ついに自分から積極的に一条へ接近する! しかも、すぐ近くに桐崎がいる「恋の下克上」マニアには二重に極上です!

髪をかき上げる鶇のフェラーリ級な横顔も良かったなー(不自然な形容)。

「約束の女の子」問題は、現時点ではアヤフヤに なりました。だから、もうすこしだけ鶇が(何かを)がんばったら、違う結果が出たかもしれませんね。

──だが しかし、つぐみんが報われる世界は、二次創作にしか存在しない(断言)。

すべて お見通しの舞子 集は、心の底から楽しんでいます。彼が本当に友だち思いだったら、今のうちに あきらめさせるでしょう。しかし、それも鶇のためには ならないかなぁ……。


もしも一条が、「好きなのは小野寺」と本当に言ってしまっていたら、何かが変わっただろうか? 案外、楽と小咲の関係以外は、今までどおりに なりそうな気がする。

なぜなら、みんなは すでに一条と桐崎との「ニセコイ」を知っています。──鶇のほかは。ここでも「鶇がネック」という立場が哀れだよなぁ……。

鶇にも事情を話せば、クロードには黙っていてくれる可能性があります──が、嫉妬に狂った彼女は何をするか分からないかな。

そもそも小野寺と恋人同士になりながら、家のために桐崎ともニセの恋を続けるなんて、そんな器用なことは一条には できません。やはり現状維持か──。


──と思ったら、ここに来て新キャラの登場!?

「ジャンプ」の連載時には、「今とは髪型が違う桐崎」だと思いました。鍵の形が違うことに気がつかなかったからです。やっぱり、もうちっとだけ続くんじゃ

第 32 話 「アイアイ」

扉絵が「(ちょっと前の)いつもの『ニセコイ』」という点が、楽しくも不安でした。前回のラストで「あの子」問題がリセットされてしまったから、楽と千棘との関係も初期化されてしまうのか──と。

もし鍵の問題が片付いたとしても、楽は千棘に優しいままだと思います。相合傘での下校を見れば分かる。それならば、誰と約束したかは関係ないのでは──?

しかし、「ニセコイ」の必然性が ゆらぐと、作品のバランスが崩れてキワドいかもしれません。──ヒロインがパジャマでも幽霊でもなくなった『パジャマな彼女。』という実例があるからです。


千棘の寝姿を撮影した人は誰だろう? 普通に考えれば舞子だけれど、女子部屋への侵入を宮本が許すだろうか? ふすまを開けただけで的確に目つぶしを食らわす るり師匠が?

──でも、るりよりも集のほうが何枚も上手だから、こっそりと撮ったんだろうな。だったら、もっと「はぁと」な写真を撮りまくっていそうですが、「モロに H な 写真など オレの主義に 反する」という舞子の言葉を信じよう。

この恥ずかしい写真を、桐崎が取り上げたかどうかはハッキリと描かれていません。そこが良かった。「これくらいなら楽が持っていても良いかな……」か「絶対に破り捨てる!」か、読者の想像に任されています。

その直後に千棘が語った「ニセモノの 恋人」についての気持ちは、彼女の本心でしょう。一条のおかげで友だちも増えたし、少なからず感謝しているはず。だから、上の写真も楽に返したと思う。

(そして、舞子から写真のデータを奪還するためにギャングが 256 人体勢で出動したけれど、それは別の話である。でも、集だったら逃げ切るかも)

第 33 話 「シュラバ」

いまだに名前が不明な「一条の父親」のイーカゲンさには驚きました。ご飯を作ることも楽に任せっきりだし。ただ、「極道の おやっさん」が こまかい性格なのも妙かな。ギャングのクロードも大ざっぱすぎる。

あらためて考えてみると、楽と千棘との「ニセコイ」は、高校の 3 年間という期限付きです。対する許嫁との結婚は一生のことになる。下のリンクを見れば よく分かりますねー(棒)。

芸能人の離婚 - Yahoo!ニュース

そのため、許嫁の優先度が高いことは理解できる。それでも「ニセコイ」は、千棘の気持ちをまったく考えていません。そりゃ、一条の母親も いなくなるよなぁ……(いない理由は不明だけれど)。


ついに登場した橘 万里花は、浮世離れした格好の美少女でした! 『マリのアトリエ』みたいな感じ。

いかにも お嬢様育ちみたいな橘は、初対面の桐崎を「ゴリラみたいな 女の子」と言い当てています。あの神の目を持つ舞子ですら、初見では見抜けなかったのに……! あとの展開から見ても、万里花は勘が鋭い。

「お嬢様言葉」・「異常に積極的」・「病弱」というベタなタイプながら、万里花は これまでの『ニセコイ』ヒロインたちにはない性格です。そして、左に挙げた特徴にも二重・三重の仕掛けがある……!


「10 年前から結婚相手を思い続けてきた」という設定は、『レベルE』のサイコさんを思い出しました。あそこまで行かなくても、どこか異常さを感じるて当然です。

しかし橘の素直な行動には、純粋を感じる。

(常識的には「いきなり保健室」は おかしいけれど、ここは常識知らずのブログです)(「アン…!」は最高だよね!!!1 そりゃ小野寺も「ちっ、先を越されたか!」って思うわ)


鶇の「私もこんな 感じだったの だろうか」という(意外と厚かましい!?)反応を見てピンと来ました!

誠士郎とは逆に、万里花は女装をした「男の娘に違いない! ──じつは、現在まで この仮説は破られていません。『HUNTER×HUNTER』のクラピカアルカと同じで、永久に明かされないかも。

(常識的に考えて「許嫁」なんだから女性しか あり得ないけれど、だから自分は常識知らずだってばよ!)

第 34 話 「ツイセキ」

前回の保健室で「殺意の波動」に目覚めた桐崎が、ここでは思わず隠れてしまう──。この微妙な心理が興味深い。一条のことを何とも思っていなければ、いつものように「バカモヤシ!」と殴りに行くはずです。

セーラ服姿の万里花も良かった! ただ、この服装に茶髪だと、『べるぜバブ』の登場人物みたいにも見える……。


おそらく橘が「約束の あの子」で間違いないし、一条も「美人」と認めています。さらには、万里花も私服は(小野寺と同じく)「ワンピース組」でした。

じつは、一条が小野寺の仕草や表情を「かわいい」と思うことは多くても、容姿そのものを「キレイ」や「美しい」と表現したことは一度も ありません(たぶん)。

小咲がクラスで人気がある理由も、「優しい」だったりする。愛嬌があるタイプですね。「かわいらしさが写真だと分からない女の子」な感じというか、「2 次元ヒロイン補正」を解いてみると、意外と──。


寺(でら)ちゃんと るり師匠の変装がギャグに徹する横で、つぐみんのギャル衣装が素晴らしかった! 変装という意味では大成功だったけれど、やっぱり報われていないところが鶇らしい。

普段の鶇は男装だから忘れていたけれど、「モデル」とか「美女」と言われるほどキレイな彼女です。上で「厚かましい属性」が明かされた(?)から、「男装しないと お嬢より目立ってしまう」とか思っていたりして!?


橘は、一条に対して初めて告白した女性で、本当にイチャイチャしたデートも初です。肝心の「鍵の件」や「長髪嫌い」など、謎も秘めている。あらゆる点で ほかのヒロインよりも上を行っています。

ここまで積み重ねてきた桐崎との「ニセコイ」も、小野寺への恋心も、すべて橘が奪い去ってしまうのか──!?

番外編 「シンコン」

2 人が同じ夢を見る安定の「夢オチ」が楽しい!

千棘は「とげちー」というペット扱いな点も共通しているはずです。寺ちゃん、やっぱり桐崎のことは そんな扱いだったのか……。

「夢は願望の表われ」と言うから、純情で無知そうな小咲も、楽と風呂に入ったり【削除されました】を希望しているのですね!少しだけ続きを見たらしい 小野寺さんが、このままベッドで【削除】な「薄い本」は まだか……!

一方の一条は、旧・『劇場版エヴァンゲリオン』の「最低だ、オレって」みたいで、時期的にバッチリです!

貞本 義行 『新世紀エヴァンゲリオン』 13 巻 感想 | 亜細亜ノ蛾

おわりに

まだまだ引っ張るニセの恋は、いったい何人を幸せにして、何人を不幸にするのだろう? 親の都合で恋心をもてあそばれるなんて、よく考えたら悲劇ですね──。

──なんてことを感じさせない明るさと楽しさが『ニセコイ』の持ち味です! 次の巻も発売が楽しみ! 大幅に加筆修正されて、つぐみんが幸せにならないかなー(※絶対に ありません)。

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