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『ニセコイ』 vol.5 「タイフウ」

Prarie Dog Love, #2 日本では──あいさつ代わりじゃ済まされない

「台風吹いた」のあとも恋の嵐が続きます!
第 5 巻の後半は、桐崎・鶇・橘に見せ場があってニヤニヤしっぱなしでした! 万里花には意外な一面を見せる名セリフも飛び出します!

そして後半も、最後は やっぱり小野寺が持っていく!
コミックス派の人は、今度の数か月間をヤキモキして過ごすことになるでしょう! 自分だって連載の時は一週間が待ち遠しかった。「連載が終わる!?」と心配な反面、「小咲、がんばれ!」と応援しましたね。

次の第 6 巻は、イマドキの少年誌では見られないような驚きの展開が待っていますよ! 今から心臓を鍛えておきましょう!

第 40 話 「ウソツキ」

勉強会と言えば鶇 誠士郎です!(断言)
ゼロ距離まで不自然に接近して(意味深)髪をかき上げながら(意味深)自分の経験から学んだ(意味深)いろんなアレコレを教える(意味深)! 前の勉強会も楽しかった!
クロードから厄介な仕事を引き受けつつも(どう考えても自然な形接触を図れるワケがない)、今日という日を心臓バクバクさせながら鶇は待ち望んでいたでしょうね!

『ニセコイ』 4 巻 「カクニン」 2 - 彼女は忘れていない | 亜細亜ノ蛾

第 26 話・「コイブミ」にて、鶇からラブレターをもらったらうれしいかと聞かれて、一条は(「多分」付きとは言え)うれしいと答えています。もちろん、相手が桐崎だって同じように答えたでしょう。
しかし それでも、「面と向かってハッキリと言った」事実は大きい! ましてや恋を知らない誠士郎の心に とっては、千棘を守る任務よりも重要に なりそうです。
つぐみんが素直になれる日は来るのかな……。
(そもそも、本当に「お嬢の恋人」かもしれない相手を撃ちまくっている時点で、任務には不適切だけれど)

『ニセコイ』 4 巻 「カクニン」 1 - 恋心は制止できない | 亜細亜ノ蛾


桐崎に関する一条への質問が興味深かった。
本気で愛して いるか?」に「YES」と答えた楽の気持ちは本物でしょう。──なぜか?
「好き / 嫌い」とは別次元に愛情は存在するからです。それなりに長い間ずっと一緒に行動してきたから、情が湧いて当然ですね。

なにより一条は面倒見が良い。(最近見かけない)組員の「竜」に対しても、楽は愛情を持って接していそう。
これは冗談ではなくて、一条は何十人もの組員のために毎日ご飯を作り続けている。本当の家族でも料理人でもないのに、なかなか できませんよ。
「アンチ一条」を見たことがない理由は、この愛情の深さかもしれません。

自分で質問しておいて、小咲と一緒に落ち込んでいる つぐみんがキュートでした! 一条の本性(「お嬢をだましている」)を暴けなかった上に、「もしかしたら 一条は私のことを……」なんて考えていたはずです!


桐崎は、「楽の腰」にチュッ!を思い出しています。
ここは激しく針が動いて当然なのに、なぜか微妙な揺れ方でした。やっぱりアレは、単純なキスを上回る行為と認識しているのか……!

『ニセコイ』 3 巻 「ヨビカタ」 2 - 運だけでは守れない | 亜細亜ノ蛾


作者である古味 直志氏の美意識からか、この作品では「胸が豊かな女性」を分かりやすく強調して描いていません。「乳袋」なんて発想が ない。
設定を知らない人が見たら、鶇も橘も E 以上なんて思わないでしょう。──ってか、万里花も「そっちの住人」だったのか!?
どのくらいだ」なんて白々しく思っている一条は、転校してきて早々の鶇をむいていました! おまけに橘の「スリスリ」を何度も経験しているし、うらやましすぎる!

『ニセコイ』 2 巻 「ザクシャ イン ラブ」 - ライバルは男らしくない | 亜細亜ノ蛾


舞子の質問は渋かった。
すべてを見通す神の目を持つ集だから、当然のように鶇の気持ちも把握しています。それにも かかわらず、好みのタイプに自分も加えている。
どちらかを選ばせることでハッキリと相手を意識してしまう一方、逃げる道も用意してあげる優しさです! これはイケメンなナンパ男のテクニック──のわりに集がモテない点は不思議だ。


私は 一条楽が 好きだ …!!」と声に出して「やっぱり」と認めたことで、完全に鶇は一条への恋心を確信しました!
そして、機械をたたき壊した時には、多くの部品が散らばったはずです。やさしい楽のことだから、鶇が踏まないように後片付けを手伝ったでしょう。
その後──(謎の時間経過)。
という ことで、オマケのページで嘘発見器を持ち帰る誠士郎がドンヨリしている理由は、「お嬢に対する罪悪感」ですね!

「まさか あんなことに なるとは……(にやけ笑い)」

第 41 話 「ステイヌ」

今回は完全なるミステリィでした!(断言)
最初は桐崎にだけ なつかなかった──むしろ敵対視していた犬ちゃんの正体は なにか? この問題にニセコイ』の女子の秘密が潜んでいます!

まず、名前の「小太郎」は「小」から始まる 3 文字である。──もう この時点で自分のコジツケにオチが見えているけれど、気にせずに解読を進めます。
次に、小太郎の好物「SAY JOY」(女子に発音して欲しい名前)を見てみましょう。ムリに直訳すれば「しいと話す」──つまりは「楽と話したい」ですよ!
また、元ネタの「SOY JOY」は「大豆を楽しむ」──「大豆楽」──「大好き楽」となる!

512% の確率で「小太郎 = 小野寺」ですね!
おでこを強調する毛並みだから間違いない!

あるいは、小野寺・妹の存在が明かされつつも登場していないから、『To LOVEる』的なアレで犬に変身しているのかも。


番外編「シンコン」に桐崎みたいな犬が出てきました。
一条は ともかくとして、同じ夢を見た小野寺も、深層心理では千棘を犬のように見ている証拠です! やはり、女の友情は恋心には勝てなかった……。
また、ふたりが飼っている犬は、「ちとげ」を逆にした「とげちー」という名前でした。ということは つまり──、「ポンチ」を逆に(以下、当ブログの品格的に不適切のため削除)(品格?)

『ニセコイ』 4 巻 「カクニン」 2 - 彼女は忘れていない | 亜細亜ノ蛾

第 42 話 「エンニチ」

朝顔よりは百合の花が似合う扉絵です!
この豪華な撮影スタジオは、桐崎家の敷地内に存在するのだろうか? お金持ちとは言え、なかなか照明器具まで そろえませんよ。カメラを含めると、ざっくり見ても 50~100 万円くらいはしそう。
千棘が女子高校生には早すぎるランジェリィを持っていたり(下のページを参照のこと)、普通にクロードがいるところからして、この「お嬢命!」な男が撮影道具と衣装をそろえたと見た!

『ニセコイ』 3 巻 「ヨビカタ」 1 - 靴ずれも風邪も悪くない | 亜細亜ノ蛾


一条は、完全に坊っちゃんよりは「姐さん」です。
屋台を手伝ったところで、楽には なんのメリットも ありません。この面倒見の良さは、おそらく(いまだに存在が謎な)楽の母親に似ているのでしょう。
それに父親の教育方針(というか家風)が「男らしくあれ」だから、ますます「店なんて組員に任せておけ」と言われそう。それとも、「(将来の)組長たるもの組員からの信頼が一番」という意図が あるのかな。
──いや、「ニセコイ」や「許嫁」の件からすると、この作品で もっともボンヤリしている人物が楽の父親っぽいしなぁ……。そりゃ奥さんも逃げ出します(──か どうかは不明だけど)。


小野寺と橘の微妙な関係が おもしろい。
小咲は、万里花のことをどう思っているのだろうか? 完全に恋のライバルだし、それほど仲良くしようとは思えませんが──。
それでも「好きな人のために あんなに積極的に なれる」橘の姿勢は、小野寺の心を動かしました。ここでもらった勇気は、「ウミベデ」の伝説に続きます!

一方の橘は、一条以外の誰に対しても、同じような態度で接している。裏表のない性格は、自分には好印象です。でも それだけに、大半の女子からは嫌われていそうで心配だ……。

第 43 話 「ゴリヤク」

一条と小野寺が急接近する展開が楽しかった!
たった 4 コマでサラッと済ませているけれど、「着物の女子をおんぶ」して「ぞうりの鼻緒を直す」って、考えてみると ものすごく興奮する状況ですよ!
これは恋むすびの効果でしょうね! それとも──。

鏡の国の針栖川』の松川 咲は、思いっきり開脚して おんぶされていました。上下のジャージを着ているし、彼女のサバサバ感からして当然です。その後の展開も含めて、アレは良かった……!

「鏡の国の針栖川」連載終了、松川さんブヒィィィ!:ヤマカム

小野寺は浴衣だから、おしとやかに おぶられている。
というか──、「下着なら家に置いてきたよ」な入れ知恵をお母さんや るり師匠から吹き込まれた可能性も あります! いや、そうに違いありません!
それ以前に、あまりにも都合良く切れた鼻緒は、最初から小咲が仕込んでいたのでは? 小咲と るりが離れて祭に参加している不自然さも見逃せません!
──まぁ、いつものように「一条ー! カムバーック!」なオチでしたけどね……。


橘の「~!! ダ… ダメばい…!」が来ました!
台風すら蹴散らしそうな猛攻撃を繰り返す万里花(「タイフウ」の悲劇は彼女のせい!?)だから、てっきり 事前に 256 人くらいは練習が済んでいる(ナニを?)──かと見せかけて、
当然のように清らかな乙女でした!
清純派ビッ──クリさんですね! 大好き!


つぎつぎにトラブるが巻き起こる「もやしの嫁候補」なヒロインたちのなかで、われらが(オレの)つぐみんだけは──ギャグ要員として散りました。声を聞いただけで赤面するほど、楽が好きなのに……。
縁日の射撃と言えば「浴衣姿で台の前へ乗り出しすぎ」が定番です(?)。その橘の やわらかな未到の地「バック」から一条が激突するべきでしょう! ネコじゃなくて!(口から血を流しながら)
しかも、楽からもらった「情報提供料」はキャラメルだったから、あとは食べるしかありません。これが固形物だったら、まだ──(なんだよ)。

ギャグ担当と言えば、舞子 集と宮本るりも「流れで出しただけ」な登場でした。せっかく恋むすびを手にしたのだから、ここで集と るりのラブラブ展開が見たかったな。
──「ドグシャア!!」が愛情表現?


小野寺たちが敗れたあとは、桐崎が総取りする!
黒子のバスケ』・『クロガネ』に続いて「後出しの権利」は千棘の特権です! さすがメイン・ヒロインですね! 黒が連続したから、なんとなく「黒バラ姫」と呼ぼう。

「では私は 中d
担当者
「コラーーー!」

この場面でシロウトさん(?)は、着物のズレに「ごくり……」だったと思います。たしかに、ライフ 8 本分くらい持って行かれる破壊力がある。
でもクロウト(?)の自分は、それより前の「バックン… バックン…」「もん もん もん もん」に激萌えでした!
なぜなら、「裸を見られたら恥ずかしい」なんて小学生でも当たり前だけど、プロポーズと勘違いして意識しまくるほうがドキドキするからだッ!
「ニセコイ」がニセじゃなくなる瞬間と思いきや──。


描き下ろしページでは、すっかり帯を直して仲直りした一条と桐崎が ほほえましい。
しかし──お気づきだろうか。そこに至るまでに空白の時間が存在することを……! その時間は、われわれの妄想(や薄い本)で埋める余地が十二分に空いている……!

第 44 話 「ウミベデ」

美女軍団たちの「水着回」です!
当然のように セクシィ要素が盛り込まれている──はずが、アッサリとした味付けでした。でも、『ニセコイ』には このくらいが良いですね! お色気で釣る作品じゃない!
さりげなく橘の「ギュッ!!」がズリってるけれど。


第 5 巻の帯には「お泊まり、縁日、そして海!!」と書いてあります。「順番、逆逆!」な感じですが、よく考えたら すべて「小野寺のターン」ですよ! 肝心の お泊まりがアレだったけれど──、とうとう その時がやってきました!

伝説の「キスしても いい…?」ですよ!

好きな相手と隣同士で、愛の告白をすっ飛ばして先へ突き進むなんて、いつの間にか小野寺さんはレベルが 16 倍くらい上がっています!
勉強会の時に桐崎と橘が一条とキスしたことを知り、縁日などで見た万里花の積極性に後押しされたのでしょう。
「キスくらいなら良いよね……」と小野寺は思ったに違いない! そして「キスしたから 今度は……」となり、途中省略して「もうハンコ押すしかないよね……(血判つき婚姻届を片手に お腹をさすりながら)」まで行きますよ!!!1
これまで さんざん「小野寺 = トリさん」と言い続けてきた当ブログとしては、小野寺の門出を祝うばかりです。長かったなぁ……(遠くを見る)。

たまたま桐崎が聞いていた点も良いですね!
夏の海と夜の魔力に押された勢いだとしても、証人がいたら承認せざるを得ない。千棘は自分でニセのコイだと言ってしまっているから、なおさら都合が良いのです。ありがとう桐崎! キミのことは忘れない!

おわりに

ということで『ニセコイ』は終了して、次の巻からは『デラコイ』(名古屋弁?)が始まりますよ!
もう小野寺は寝て取る必要なんてない! あとは一条と ふたりで団子とかをこねるばかりです!
──そう なるかなぁ……。

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