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暗殺教室』 第 30 話 「まさかの時間」

Untitled 兄弟で仲良く──はムリなのか

今回の扉絵は この作品らしかった!
どことなく ほのぼのとして心暖まる空気を演出しながら、見方を変えれば社会問題にまで発展しかねない題材だったりする。その上で「イメージ映像ですから」という逃げ道が用意されています。
この松井 優征先生の「シレっと感」は いつも極上!

暗殺教室』コミックス第 3 巻は 2013 年 3 月 4 日に発売予定です! 殺せんせーの触手の数だけ予約しましょう!(何本だっけ?)

兄弟仲良く?

堀部イトナ触手の使い手だった……!
前回の感想では「シロも殺せんせーと同じ触手の持ち主では?」と書いたけれど、なかなか惜しかったですね。まぁ、99.98% は正解かな(自画自賛)。

暗殺教室 第 29 話 「転校生の時間・二時間目」 晴校雨殺 | 亜細亜ノ蛾

中学生のイトナはともかく、先生が教室で お菓子を食べながらグラビアを見ていて良いのだろうか……。理事長から「クビ」って言われたりして。

彼女の意思は

第 1 話で殺せんせーに生徒を託した女性が、また回想シーンで登場しました。どうやら彼女(女性かどうかは未確定)やほかの研究者を傷つけた張本人が殺せんせーだったらしい。
殺せんせーの優秀さを考えると、人間だった時代は研究者だったのでしょう。おそらく なんらかの実験の結果、先生が触手化してしまった。それが実験の成功なのか失敗なのかは不明です。

今回の殺せんせーを見ると、その研究を自身で封印したようにも感じました。あまりにも危険な力だから、先生は ほかの人間に触手化の秘密を渡したくない。だから触手を手に入れた過程をシロに聞いている。
──真剣に怒りながら。

黒い支援

シロはイトナのサポート役に徹しています。
これは裏を返せば、イトナの戦闘能力は殺せんせーよりも劣っているからでしょう。あの「イカサマ光線」などの武器に頼らなければ、堀部の攻撃は先生まで届かない──と見ました。

マッハ 20 を誇る殺せんせーですが、光の速さの前ではタコに等しい(変わってない!?)。
シロの話しぶりからすると、殺せんせーの弱点をほかにも知っているはずです。潮田渚がメモしている「カッコつけると ボロが出る」みたいなレベルではなく、もっと直接 命に届くような弱点が暴かれそう。

ところがシロの支援には穴がある。

シロは自分のことを「保護者」だと公言しています。
──つまり、シロは生徒ではない。そのため、殺せんせーがシロに攻撃することを誰も止められません。そもそも「生徒には手を出さない」と言う決まりごとも、殺せんせーが自分で言いだしただけですが。

あと、斉木楠雄のΨ難 (3)』で声を出して笑えるくらいだから、「箸が転ぶ前に笑う」くらいにシロは笑いの沸点が低いはずです。この致命的な弱点を突けば、手を触れずともシロを封じられるはず──ですよね! 麻生周一先生!

おわりに

本気で怒った殺せんせーが自我を失ってシロの命を奪う──といった展開を想像しました。それが悲劇に当たるのか、正しい判断なのか、まだ分かりません。
回想の女性とシロとの間に関係は あるのかな。


最近の『暗殺教室』の感想記事は、サブ・タイトルに成句(ことわざ・慣用句)のパロディを使っています。
今回は「兄弟は手足なり」を借りて「兄弟で触手なり」と決めたかった。しかし、これではタイトルでネタバレです。
そこで「兄弟牆(かき)に鬩(せめ)ぐ」を元にしました。これでもネタバレだけれど、前回を読んだ読者が「ふたりは仲良く暮らしました、とさ」とは想像しないでしょう(言い訳)

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