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暗殺教室』 第 31 話 「苦戦の時間」

They may be bad . . . 似ていないようで似ている──つまりは

今回のバトル展開も楽しかった!

暗殺教室』はジャンルの説明が むずかしく、コミックス第 1 巻はオビ付きでは人に勧めにくい作品です(「先生が、殺せない」とオビに記載)。
毎回のように殺せんせーと「戦っている」けれど、「バトル・マンガ」とも呼びにくい。誰も先生とは対等に戦えないからです。「」こと「自律思考固定砲台」もバトルには なっていなかった。

ところが堀部イトナは殺せんせーと互角に渡り合う!
シロの補佐が付いているとは言え、ここまで緊張感のある戦いが見られるとは思いませんでした。「ジャンプ」で突然のバトル路線と言えば(効果の薄い)テコ入れが大半だったけれど、この作品は違うんです!
ズルくさい秘密兵器でシロがジャマしてくるし、これは──、
殺せんせーをヤった! ──か!?(スポーツ新聞風)

同じ力

殺せんせーの弱点が次々に暴かれていく──!
そこから逆転してイトナを攻略する展開が最高でした! 2 人が「兄弟」であることを最大限に利用して、「兄」としての貫禄を見せつけている。

前回の時点でイトナの弱点を見抜けたはず──という構成も良かった。『魔人探偵脳噛ネウロ』で読者に挑戦状をたたきつけた「暗号」の話みたいに、松井優征先生はトリックの仕掛け方が上手ですね!
さらに、「殺せんせーは生徒に(触)手を危害を加えない」というルールまでギリギリ守っています。生徒への体罰が騒がれる世間に対処──というわけでは ないと思うけれど。

「敵の力を借りて戦う主人公」と言えば、『デビルマン』や『エヴァンゲリオン』・ある意味では『仮面ライダー』──などが思い浮かびます。おそらく神話の時代から繰り返し語られてきた題材でしょう。
ところが今回のように、「主人公と同じ力を敵が手に入れる」話は珍しいのでは?
ドラゴンボール』のギニュー隊長みたいにコピー能力を使う敵はいても、「弱点が継承される」点を突いた作品は覚えがない。

先生と生徒との交流

潮田 渚のナレーションがイカレています!
いつも渚は達観した冷静なコメントを語る。今回もエエ話っぽいけれど、「E 組(ぼくら)が… 殺したかった!!」って最凶にクレイジィですね! 先生への心暖まる「贈る言葉」──とは まったく思えない!
渚やクラスメイトが殺せんせーを倒してしまった時、本当に心の底から彼らは喜べるのだろうか……。

校内暴力」と書いて「ジェノサイド」と読む……!
シロまで焦っているところを見ると、イトナは暴走状態に入ると誰だろうと構わずに攻撃してしまいそう。
殺せんせーとしては、イトナを制御しつつも生徒たちを守らなければならない。こうなると、殺せんせーの暗殺には最高のタイミングです! でも、さすがに生徒たちは逃げるだけで精一杯でしょうね。
──赤羽カルマ以外は(彼ならヤりかねない)。

おわりに

シロに「ある疑惑」が わき上がってきました。
軽口をたたく口調や身ぶりからすると──、シロは美少女キャラなのでは? どうも女性っぽい。
見える、見えるぞ……! 金髪か茶髪で くるくる巻き毛のツンデレ・ロリ美少女が……!(→眼科か精神科へ)
第 1 話の回想出てきた研究所みたいな施設とシロが関係していることは間違いなさそうなので、「あの女性の妹がシロ」という説を唱えます! なむなむ!


「兄」という字は殺せんせーっぽい?

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