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カウボーイ & エイリアン』 (Cowboys & Aliens)

Siege on the Rocket Caboose 人類は逃げ惑うだけ──なのか

激しいアクション意外にも泣ける話を楽しめました!

西部劇と SF を組み合わせたストーリィが まず素晴らしい。「宇宙人襲来モノ」の大半は異星人の技術のほうが優れているわけだから、わざわざ現代を舞台にする必要は ないわけです。
馬にまたがったカウボーイが、近未来的な金属製の腕輪を身に付けている映像だけでグッと来ました。

なんと言っても注目は、役者の豪華さです!
記憶喪失中の主人公であるジェイク・ロネガンダニエル・クレイグ、敵対関係から仲間になるウッドロー・ダラーハイド大佐ハリソン・フォードが演じています。
つまりはジェームズ・ボンドインディ・ジョーンズの競演だ! これだけでワクワクしながら見ました。2 人とも まったく違うキャラですけどね。

監督はジョン・ファヴローです。
彼が製作総指揮を務めた『アベンジャーズ』と同じく、深く考えずに楽しめる映画ですよ!

『アベンジャーズ』の最強は誰だ!? 脳天気に楽しめるアクション大作! | 亜細亜ノ蛾

これが彼の生きる道

ダニエル・クレイグの演じる人物には共通点が多い。
それは「渋くて格好いい やせ形マッチョ」──ではなく、「上半身裸」と「拘束」です! 『ドラゴン・タトゥーの女』は じつに分かりやすかった。
おそらく脚本家や監督も、クレイグの出演が決まった瞬間から「ここで脱がせよう」「この場面は縛りだな」と決めているに違いない! あるいは、ダニエルが自分で志願しているのかな。

アンドの謎

タイトルは「vs」の間違いなのでは?
その謎が解ける場面は、あまりにも衝撃的な映像だったから驚きました。あの不意打ちは卑怯ですよね! くやしい──けど、もっとズルい手を使って欲しい!

トロン: レガシー』で印象的だったオリヴィア・ワイルドは、本作品では名前のとおりに野性的(wild)な演技を見せてくれました!(※彼女は Wilde
オリヴィアは、謎めいた女性の役が似合いますね。

トロン: レガシー - コンピュータ内の「グリッド」も自然の一部 | 亜細亜ノ蛾

受難の日々

ポール・ダノが また痛い目に あっています
ダノ演じるパーシー・ダラーハイドは、ダラーハイド大佐の息子です。父親の権力に ぶら下がって好き勝手をする序盤のパーシーは、本当にイヤなヤツだった。

またもや「歩く死亡フラグ」の役なのか!?
ルーパー』でも「ちょっぴり大変な状況」に巻き込まれていたし、ダノは今後も かわいそうな配役を引き受け続けるのでしょうか。たしかに、「そういう役」が似合う目をしています。
──ということで、どんなヒドい目に あわされるのかワクワク・テカテカさせる「ナニカ」を感じさせるダノでした。

『ルーパー』 愛のために生きるか アイのために死なせるか | 亜細亜ノ蛾

緊張感のある関係

脇役たちの活躍も光っていました!

ナット・コロラドアダム・ビーチ)とエメット・タガートノア・リンガー)は、ダラーハイド大佐との関係が最初は分からなかった。
とくにエメットが大佐のナイフを見つめている場面は、今にもナイフが飛んできそうで怖い。直前にナットを面倒くさそうに追い払う大佐を見せているから、なおさら 2 人に対しては使用人以下の扱いに感じる。

ところが、ナットもエメットも、脇役とは思えないほど活躍の場が多く用意されています。途中から「エメット 1 人が生き残る」なんて展開を想像させるほどでした。
ダラーハイドとナットの最後の会話が良い。上記のように対等な関係に見えなかった理由の一つは、自分の家族と同じくらいにナットを思いやっていたからでしょう。身内ほど人は厳しくなる。
ほかの仲間たちにも、大佐は「男になれ!」と 励ましてきたのだと思う。

おわりに

──とか言いながら、ちょっと酒を飲んでいただけで「馬と一緒に ぶらり一人旅」に出さされた気の毒な部下もいたけれど。

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