新米婦警キルコさん』 第 22 話 「決戦!キルコvsジン・スミス!!」

続・土下座 すべては──生き残るために

今回も安鍵 春樹が安定してゲスでした!
なにしろ敵のラスボスであるジン・スミスにまで「ゲスさん」と普通に呼ばれている。
主人公らしからぬ行動が笑えました!

この作品は「キルコが主役でハルが主人公」です。
基本的にハルの視点で物語が進行するから、「またキルコが やらかした!」という展開が多い。
しかし今回のように他人の視点からハルを見ると、とても警察官には思えません。
世界的犯罪者すら上回る小悪党感が良かった!

敵をだますには

「裏切ったと見せかけて裏をかく作戦」は定番です。
ところがハルの場合は、そのまま「味方を裏切って、敵まで裏切り、自分の命だけは助かろうとした」と見えるところが楽しい。
──半分以上は そのとおりなのでは……。

羊たちの沈黙』の前作に当たる『レッド・ドラゴン』にも、ハルと同じようにキワドい人物が登場します。 あの ハンニバル・レクターを逮捕した FBI 捜査官のウィル・グレアムは、犯罪者の心理と限りなく同化して犯行の手口を探っていく。
──そして、あまりにも犯罪者と近くなりすぎて、精神が異常な状態になる……。その危険さが おもしろかった。

署長の思惑

ただ、ハルは どちらかと言えば、「犯罪者が警官の制服を着ている」ほうが近いかも。
筒井署長は、ハルの素質を見抜いて利用するために、流島分署に飛ばされるように仕組んだのでは──と想像しました。

署長と 2 人きりという状況から考えて、ハルを監視する意味も ありそうです。
都会の警察署で人数が多ければ、もっと犯罪者まがいの警察官が増えるだろうし、そんな連中の近くにいたらハルは影響を受けてしまいそう。
ハルもキルコも、流島の外では活躍できませんね!

敵も異常

ジンのクレイジィさも良かった!
キルコが行きつけの「ナガシマート」で「女子力 10 倍メロンパン」と「同・豆乳」に毒物を仕込めば済む話なのに、豪華客船を丸ごと使ってしまう!
──名前が似ている『HUNTER×HUNTER』のキルアみたいに、キルコも「毒…効かない体質なんだよね(どやぁ」だったりして。

おわりに

「2 人だけの思い出」を作戦の合図に使ってニクい!
今回の状況はハルの性格から考えて、撃鉄 知秋のように寝返ったと思って当然です。
しかしキルコは ずっとハル先輩のことを信用し続けている。そしてハルも、自分の真意がキルコに伝わると信じていた。
もう 2 人は 一心同体(意味深)ですね!

前回は大好きな先輩と「お熱い場面」が ありました。
さらに今回でハルとの信頼関係を感じたキルコは、次回にはビチョビチョに濡れているでしょう!(※海に落ちるから)

新米婦警キルコさん 第 21 話 - お義父さん登場で女子力照れる! | 亜細亜ノ蛾

──いや、キルコのことだから、たとえ「衣服だけを溶かすスライム」という『To LOVEる』的な敵に襲われても、溶けない・透けない・ダメ。ゼッタイ。に違いない!
そんなことは まるっと お見通しです!!(いまごろ『トリック』ネタ!?)

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