『ジョジョリオン』 volume 5 「杜王町『1901 年』」

Kyoto Oohara Sanzenyin 幸せは誰にも──踏みしめさせない

謎のスタンドが登場した第 5 巻の表紙です!
その一方で、このスタンドとは無関係な(はず)の東方 大弥も、東方 定助の隣に ちゃっかりと座っている。本編の扉絵でも、内容とは無関係に大弥が描かれています。
本当に大弥は大人気ですね! オレも大好き!

表紙のカバーを外したら、ドキッとしました。
ぜひ、本編を読む前に自分と同じ驚きを感じてください。なんだ この『未来世紀ブラジル』を思わせる不気味なモノは……!?

#019 『カツアゲロード』 その 2

定助と常秀は、扉絵では仲良しに見えます。
でも そう言えば、荒木 飛呂彦先生が描く最近のイラストは、キャラクタ同士が見つめ合うことが少ない。この巻でも ほぼ全員が「こちら」を見ています。絵画的というか、雑誌の写真的な表現ですね。
雑誌などでタレント同士が並んで写っているからと言って、その人たちが本当に仲良し──なんて思う人は少数でしょう。現実世界で いつも一緒にいたって分からない。

──などと書きながら、今後は定助と常秀が助け合う場面も増えそうな気がします。
いまのところは常秀のほうが憎まれ口をたたいているけれど、後半では定助のことを気に入っている。むしろ定助のほうが、常秀と足並みを合わせなさそうです。
そういうデコボコなコンビは、定番でもある。

#020 『カツアゲロード』 その 3

爆乳ちゃん」のムダなセクシィさが良かった!
「ナニか違うモノ」を取引したくなる魅力を持っていながら、全体的に「なんだか残念」な感じが──逆に そそる! 『「美人は三日で飽きる」という話はウソ』はウソですね(?)。

刺青」を見せる場面は、おそらく──顔の定助・常秀コンビには刺激が強すぎた!
でも、もしも「ただの通行人」だったら どうしたんだろう? ──いや、間抜けは二人組は警察官の気を引くためだけだから、別に関係がないのか。

そもそも、わざわざ白昼堂々と銀杏の「葉っぱ」を使わなくても、もっと警官の目をごまかす取引方法があると思うけれど……。


東方 常秀は今回も泣きべそでした!
葉っぱを上手に使った作戦では、ほぼ初めて常秀の格好いい場面が見られた──と思ったのに、走って逃げたら台無しです。ゴロツキ 3 人にも警察にも警戒される。

その「マジ ヤベッ」な 3 人組が良い味でした。
イチョウの落ち葉は、いわば「瞬間移動」系の能力です。だからウマく踏めば立ったままで移動が できるはず。それなのに「ゴロゴロ」と転がる場面に笑いました! 逆に遅くなってないか!?

こんな三下の 3 人に顔を切られて泣かされて、けっきょく金も手に入らないなんて、常秀は どこまでも惨めですね……。

#021 『カツアゲロード』 その 4

常秀の「ナット・キング・コール」は意外でした。
ジョジョ』第四部で言えば虹村 億泰に当たると思う常秀には、もっと「何も考えずに攻撃を繰り出す」系のスタンドが似合います。
ところが、ねじとナットの能力は いくらでも応用が利きそう。第五部のブローノ・ブチャラティが使う「スティッキー・フィンガース」に似ています。
でも、「覚悟」からは一番遠い常秀だからなぁ……。ブチャラティみたいに「自分の体をバラバラにする」みたいな使い方は しないでしょうね。ひたすら逃げるために利用するかな。


勝ったのは……(ドンッ) オレです!(バンッ)」がウザかった!
ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』で、定助の挑発か勝利のポーズに採用して欲しい完成度です!
しかし、警察官も言っているように、普通なら公務執行妨害で逮捕されるよなぁ……。

#022 『杜王町「1901 年」』

「オータム・リーブス」が「ニィッ ニィッ」と鳴いていたのは、てっきり「ここで亡くなった猫の怨念」かと思いました。
そうしたら──ジョニィ・ジョースターだったのか! 前作『スティール・ボール・ラン』の主人公が、こんな悲劇的な最後を迎えるなんて……。これも「ジョースターの血統」らしいと言えるかな。

ジョジョリオン』は、ジョースター・東方・吉良の血族が複雑に絡み合っている。
記憶をなくしたり 思い出したり」する症状は、東方 理那からの遺伝で、定助まで引き継がれています。この病気(?)が物語の焦点になりそうですね!
定助が以前の記憶を思い出した時に、今までの定助で いられるのだろうか。


以前に書いたように、『ジョジョリオン』に登場するスタンドは「奪う」能力が ほとんどでした。

ジョジョリオン 4 巻 「レモンとみかん」 - 運命と生命が混じる! | 亜細亜ノ蛾

ところが、広瀬 康穂の「ペイズリー・パーク」くらいから、この決まりが乱れてきました。
強いて こじつけると、「ペイズリー・パーク」は「情報を奪う」かな。常秀の「ナット・キング・コール」は「物体の固定力を奪う」で、「オータム・リーブス」は「体の自由を奪う」か「摩擦力を奪う」という感じでしょうか。

おわりに

康穂が完全にレイなんとか されて驚いた!
彼女のスタンドが発現する前なら、「スタンドの暴走」的な「イメージ」として見られますが、これは どう見ても……(ごくり……)。
二本松」に流れ着いた幼児──の霊か何かかな?
次の展開(と康穂の純潔のアレコレ)が気になる!

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