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『ニセコイ』 Vol 11 「ハナタバ」

15/07/2012 15:05, motosu city, gifu prefecture, jpn. 二人で乗れば──天にも昇る

後編では新しい登場人物が出てきました!
「ええっ? また一条ハーレムが増員するのかーい!?(マスオ」とか思ったけれど、はてさて……。

小野寺家からは姉妹が別々の回で活躍し、なにより表紙を大きく飾った橘のメイン回が見物です!
いつもと同じで、いつもと違う恋物語をどうぞ!

第 94 話 「キグルミ」

小野寺 小咲の誕生日が(唐突に)来ました!
そこで今回も小咲の話──ではなく、妹のが主役です。そして一条 楽と春がイチャイチャするのも、いつもどおりの「仕様」ですねー。
楽と春は、趣味が合うし気兼ねなく話せるし、今回の店員じゃなくても「恋人同士のデート」に見えて当然です。だんだんと出番が増えてきたし、「春 END」も見えてきた……か!?


「キグルミ」のエピソードも、安心する展開でした。
春が語る「いい人」「王子様」の話は、すべて楽が根こそぎ持って行きますね。
もしも、春の手を引いてアイスをおごった人物が、着ぐるみを着ていない状態の一条だったら──。小咲と一緒に姉妹で楽を好きになっただろうし、あるいは春のほうから告白したかもしれない。
いや、まだ その可能性は──。


髪を下ろした春は小咲そっくりです!
──という考えてみれば当然の結果に、ある妄想が浮かびました。これから先、「春が小咲の変装をする」という展開が見え隠れします! そして、クセっ毛や言動で気がつきつつも、楽は知らぬ顔で演技に付き合う──とか。

第 95 話 「オッサン」

ブローチをさっそく付ける小咲がカワイイ!
みんなの前で満面の笑みを浮かべていて、とても「ちょっと仲が良い男友だちから贈り物をもらった(棒)」様子とは思えません。
だがしかし、主要人物で宮本るり舞子 集以外はボンヤリとしているので、誰も真相に気づくことは ないのであった──。

その一方で、桐崎 千棘が意外でした。
楽からのプレゼントと知りつつ、なんの嫉妬心も抱いていない。恋心が芽生えていない昨年ならまだしも、「マジコイ」状態の千棘なら、もう少しチクチクとイヤミを言っても良いのでは?
──そうか、千棘も誕生日をきちんと祝えてもらえたから、その うれしさが持続しているのでしょうね。

よく考えると、千棘と小咲の誕生日が近づくたびに、今後は修羅場も増えてくるのでは……。


橘 万里花は今日も元気でした!
中学生時代にイジメグループを壊滅させるという武勇伝まで明かされています(※)。
「マリーは体が弱い」という設定も どこ吹く風ですねー。そんなことを言い出したら、そろそろ「鍵と錠」の話もフワフワしているし、「メイン・ヒロインは小野寺? 橘? 鶫? ももももしかしててて桐……崎!?」とか。

(※: 回想シーンで黒塗りになっている万里花が、なんとなくシャフトっぽいというか新房昭之監督っぽかった)


「見た目は女子高校生、中身はオッサン」
──という危険な人物の登場です! 篠原 御影は、その設定のままでエ■ゲやエ■マンガの主役を張れそうな勢いがある(?)。

御影も また、ほかには いないタイプです。
ニセコイ』は意外にも、「キャラかぶり」が ほとんどありません。女子たちは みんな「一条 楽ハーレムの一員」に なりつつも(?)、それぞれが違う容姿・性格をしている。
御影のように「女子なのに女子が好き」という立ち位置は、本来であれば るり師匠が段位を取っているのですが(!?)、本編では描かれていません。今後の(ふう)ちゃんに期待です!


どんな事でも一度だけ 言う事を聞く権利」が出た!
──でも、せっかくの約束なのに、「一日だけ一条と橘が恋人(のフリをする)」という控えめすぎる提案です。しかも顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに言う。
普段の猪突猛進っぷりからは考えられないけれど、これこそが万里花の本性です。いつも底抜けに明るいのも、彼女の純真無垢さを表わしている。──のかな。

さらには、橘の胸が立派な理由も飛び出しました!
暗殺教室』の茅野カエデにも手取り足取り■取り教えて欲しい情報ですが、中学三年生じゃ遅いかな……。

第 96 話 「ソウゾウ」

扉絵で無邪気に笑う御影が かわいらしい!
──けれど、親友である万里花も含めて全員に困り顔をされています。せっかく友人を思って遠路はるばるやってきたのに、あまりにも報われていない。
ここにもフビンちゃんが いたのか……。


今回も橘の性格(と育ち)の良さが出ていました。
いつも あれだけ堂々と一条に「すりすり」しているのに、いざ 2 人きりで「篠原 御影 対策本部」を開いてみると、殿方の隣で正座している。しかも、「友人が迷惑をかけた」ことに気を遣っています。
今回の おしとやかさが万里花の「通常営業」だったら、もっと楽もクラクラ来ていると思う。現に、照れて赤面する橘には、一条も「ほぼ堕ちかけました」状態です!


最後には大きなフラグを残して終わりました。
あん事」とは、いったい何か──?

第 97 話 「オネガイ」

本田さんと御影の会話は気になりました。
前回からの話の流れからして、「橘には時間がない」と読み取れる。さて、なんの時間か?
今回の御影の真剣な表情からすると、「万里花の寿命は残りわずか」みたいな感じがしてしまう。しかし、前回では「あん事」について軽く話して、どうも それほど重さを感じません。
単純に考えると、「もう そろそろ故郷に帰る必要がある」くらいでしょうか。都会よりは空気の澄んだ場所で静養するのかもしれません。もし そうなったら、楽(たち)は お見舞いに来るのかな……。


ものすごく美人女子高校生ふたりデートする。
──という一条らしいエピソードでした。観覧車に二人っきりというのも、普段の彼らしいですねー(壁を殴りながら)。

ところが、単純なイチャイチャでは終わらなかった。
キスして下さい 楽様 私と」と思い詰めた表情で お願いする万里花には、より いっそう不安を覚えます。この回の終わりには、御影と一緒に九州へ帰ってしまうのでは──と。

最後には「イジメグループ」のネタバラシやキスも含めて、明るく楽しく終わりました。でも、この不安感は ずっと後を引きそう。

第 98 話 「オハヨウ」

なんと! 中学三年生の小野寺が登場です!
あのころは一条と一緒に殺せんせーの暗殺に明け暮れていた──じゃなくて、中三らしい男女の付き合い(意味深)をしていました。夜の公園で一緒にマフラーを巻いたりして。
──もう付き合っちゃえよ!(『ニセコイ』終了)

志望校を変更して猛勉強する。
──そんな努力が できるのであれば、恋の告白のほうが簡単に思えるんですけどね。他人から見れば。


今回は「ロリ寺」を堪能できました!
ちょっと髪が短めで、ういういしさが出ています。10 年前の一条は「髪の長い子」が好きだったけれど、もう この頃には「好みのタイプ: 小野寺」に変わっているでしょうね。

一方、春は あまり変わっていません。
そう言えば、第 94 話 「キグルミ」の回想シーンで、すでに中学生時代の春は描かれていたのでした。
みるみる大人っぽくなっていく お姉ちゃんとは別に、「妹(シス)寺」こと春は、ずっと今のままでいて欲しい!

番外編 「マジカル パティシエ 小咲ちゃん!!」

ここでも桐崎より橘のほうが目立っていました!
なぜか学生姿の千棘はメガネをかけている(地味めな)設定で、変身後も「魔法……少女?」と問い詰めたくなる。「マジカルゴリラ 千棘ちゃん」では、ゴールデン・タイムは取れないよなぁ……。
それに比べてツグミャーは、正統派の魔法少女(というか魔女)で美しかった! 対象年齢が「大きな お兄ちゃん」向けだったら、ポロリも期待できそうな衣装です!

るり師匠はルーリンというネズミに なっていました。
趣味は猫さんをイジメる事」と語っていた(『ニセコイ (8)』参照のこと)伏線が、ようやく回収されています。でも、本編では宮本が鶫をイジメるような様子は ないですよね?
女の子同士──イジメ──あっ・・・(察し)

おわりに

前半で久々に桐崎の話を描いたかと思ったら──、
後半は小野寺姉妹と橘の嵐でした。かつてのヒロインは お義理で描いた──みたいな感じがする。

さて、万里花が小野寺に贈ったプレゼントは、「下克上 T シャツ」です。そして たったの 3 話だけ御影が登場しました。
このことが、人気投票に どんな影響を与えるのか?
その結果は、(おそらく)次の巻で明かされます!

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